キャッシング審査の比較 / 通りやすい会社はどこか

[公開日]2014/12/20[更新日]2015/04/17

いざ急にお金が必要になった時にどこか借りれるところはないか、銀行とかだと時間もかかるからキャッシングの申し込みをしてみようと思うことがあるかと思います。

キャッシング・カードローンの審査

キャッシングをする際、お金の融資を受けるまでに一番の壁となるのが審査なのですが、この審査は大きく分けると情報の数値、債務状況、在籍確認がメインとなります。最近では在籍確認を行わないところも増えていますから場合によってはさらにスムーズに借りられることが予測されます。

キャッシング会社によって、その審査の基準は様々なのですが、仮に自分を有利にみせようと虚偽の報告をしてしまうと信用情報機関に既にデーターがある場合は、合致しないということで信用がなくなり審査に落ちるということにもなりかねませんから正しい情報を伝えることが大事です。

逆に、無審査なのに無担保で即融資のようなうたい文句の金融業者で借入をすると後で大変なことになります。急な出費で困ったときは気持ちも分からなくないですが、けっして手をださないように、必ず正規の賃金業協会の登録のある業者や金融業者から借りるようにしてください。

個人情報の数値の確認


キャッシングの審査情報の数値とは、職業、勤続年数、年収、住居状況、居住年数、年齢などです。このデーターを統計しスコア化したもので融資が可能かの判断材料の一つにします。融資可能の判断になった場合は、ではその融資額はいくらまで可能かといった判断もおこないます。

現在ではこのスコアを基準としての審査が主流です。数値による審査をするので審査時間も短縮され時間短縮のおかげで融資までの時間がとても速くなりました。

現在の債務状況の確認


今までに借入によって積み重ねている返済状況の実績や、今他社から借入がないかなどを確認します。現在の借入だけではなくて過去借入を行った際に、返済するにおいて遅延してなかったか、もしくはトラブルがなかったか、自己破産などの事故状況はないかなどを、信用情報機関を通じて入手します。

キャッシングは同時に返済が発生するので返済が確実にできる相手でないと貸すほうも困りますから、この人は信用できますよといった確信を求めているわけですね。ですから過去にトラブルなどがあった人はもちろんですが、借入を全くしたことがないという人も、若干不利になります。

借りてから期限までに返した(返している)という実績が一番有利なのです。返済能力というものは、その人の年収から判断することがほとんどですが、こういった情報をもとにして信用できるかの判断をします。

在籍の確認


確認作業が終わったらあとは本当に報告のあった勤め先に在籍しているかの確認をします。勤め先に実際に電話がかかってきますが、個人名でかかってきますので安心してください。今は事前に本人に先に連絡があり、契約にあたり在籍確認をしてもよいかということを聞かれます。

ただこの確認作業が完了しないと契約にはならないのでしてもらう必要があるのです。

以下、キャッシングに対して審査のスピードが早いと評判の会社の情報と金利、そして融資可能額です。
※各社の情報は執筆時点のものなので、詳細は各公式ページで確認してください。

モビット(=株式会社モビット)


株式会社三菱東京UFJ銀行50%、SMBCコンシューマファイナンス株式会社45%の共同出資会社
金利15.0%~18.0%
融資額最高300万円

アコム(=アコム株式会社)


株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループが36.88%出資している会社。
金利4.7%~18.0%(実質年率)
融資額最高500万円まで

アイフル(=アイフル株式会社)


基盤となっているのは代表取締役社長の福田吉孝氏(創業者)であり、株主も福田家資産管理会社と福田氏本人なのでどこかの銀行グループではありません。
金利4.5%~18.0%
融資額最高300万円まで

レイク(=新生フィナンシャル株式会社)


株式会社新生銀行が99.8%出資の会社
金利4.5%~18.0%
融資額最高500万円

プロミス(=SMBCコンシューマファイナンス株式会社)


三井住友フィナンシャルグループ100%出資会社
金利6.3%~17.8%
融資額最高300万円

審査に要する時間


今はインターネットの時代なのでどこの消費者金融も営業時間内に申込みをすれば即日審査は可能ですし、簡単な10秒審査のようなものもあります。これは、インターネットから申込みをすると、コンピューターが自動与信をかけて数分で審査が可能になるので、審査結果を早く知ることができます。

このキャッシングの時に行われる審査は、無担保の上に保証人なしで貸し付けるわけですから、申込みをした人に本当に返済する能力があるのかの確認作業になります。

ローンとは違って低金利で時には担保をつけ、厳しい審査の中でやっと貸し付けるといったものではないので、多少の金利の高さは仕方がないといえますが、今はグレーゾーン金利といったものが撤廃されたこともありかなり低金利化されています。

返済能力があると判断されて、審査に通れば契約となるわけですが、契約後の振込手続も14時台までに手続きすれば即完了するといった内容はほぼどの会社も同じですし、とても速いです。しかもインターネットでなら人に合わずに申込みができるため、大変人気があるようですが、審査までのスピードを重視するなら電話での申し込みをお勧めします。

無人契約機や専用のATM、提携ATMなどを利用すれば土日祝日や夜間でも利用ができます。

審査の厳しさ・甘さについて


そしてどの会社も大抵、無利息期間というのをもうけていますが、とにかく今すぐお金が借りたいという人には無利息期間云々よりも、どこの会社が審査が通りやすいのか、その条件が緩いのかのほうが重要になるかと思います。

上記を見ていただく限り、ほとんど今審査が比較的緩く、早く、すぐ借りられるといった評判のある会社は同じグループの傘下内だということがわかります。例えばですが、プロミスのカードに申し込んでだめだった人が、同じ時期に三井住友カードやモビットのカードを申し込んだとしても、だめだという結果になる可能性が高いと言えます。

昔と違っていまは信用情報も銀行、信販、消費者金融と共有することになっていますし、総量規制という個人の借入総額が税込み年収の3分の1まで制限されています。

ただ、銀行は銀行法の制度による融資貸付であり、貸金業法の制度である貸金業者(消費者金融、リース、クレジットなど)ではありません。総量規制はあくまで貸金業法に該当する業者だけなので、メガバンク、地方銀行、信用金庫、信用組合、JAなどは総量規制からは除外されるのです。

ですから上記の審査が比較的緩いとされている中で、レイクは総量規制には入らないということになりますから、年収の3分の1を超えて既に借入をしてしまっている人はレイクで申込みをしてみると良いでしょう。

申込みブラックに注意


気をつけたいのが申し込んでは与信を受けて断られ、また別の会社で申し込んでは断られ、を繰り返すと申込みブラックという状況になる点です。申込みがあった後、与信の審査を行ってそれに対する合否判定は信用情報機関の情報で各社見れるらしく、そういったあちこちで断られたという情報はあまりいい印象を与えません。

できれば一つに的をしぼってから申し込むことがベストと言えます。しかしこれだけたくさんある会社の中でどこの会社に申し込めばいいでしょうか。

審査の早さはモビット


早さだけでいうなら、モビットが早いです。しかも電話で申し込めばその場で審査してくれます。結果が出るのも早いのでとにかく急ぐといった場合はモビットをお勧めします。プロミスの審査も早いですが、審査が難航した場合などは一日、二日またされる場合もあります。

その位の時間なら待てるという場合は、金利も安いのでおすすめです。たったの0.2%の差と思うかもしれませんが、長い期間多額の金額を借入れた場合、このたったの0.2%が大きく支払う金額を変動させますから少しでも安い方が良いです。

審査の通りやすさならノンバンク系を狙う


実際、あとはそれほどどこも審査の時間は変わらないのが現状と言えますが、先ほど申しましたように同グループ内でだめだった場合は別のグループ会社のところで申し込んでみるといった方法もあると言えます。

グループ分けした時に銀行系の会社とノンバンク系の会社と分かれるのですが、やはり銀行系よりはノンバンク系の会社のほうが若干審査は甘くなると言えますから審査の通りやすさで言うなら、アイフルで申し込むことがいいかと言えます。

キャッシング審査の比較 まとめ


実際即日融資などで借入した後も、返済計画を立てずに適当に返せる時に返すといった方向に行ってしまわないようにしましょう。返済シュミレーションを立てて、毎月どの時期にどの金額をどれくらいずつ返済していけば利息を含めていったいくら返済することになるのかといった完済計画をたてます。

このシュミレーションをしっかり行わないと雪だるま式に借金が膨れ上がることになりかねませんのでしっかり行ってください。また、どうしても消費者金融には抵抗があるという人にはショッピングの時につかうクレジットカードのキャッシングを利用することも視野に入れるとよいでしょう。

ただ申し込んでからカードが手に届くまではどんなに早くても2週間くらいはかかりますから即日というわけにはいかないかもしれません。

カード会社で比較的審査が緩く通り安いと言われているカードは、楽天カードやYahoo!カード、そしてファミマカード、ENEOSカードなどです。ただ実際審査に通ってもショッピングの枠は十分設けられているのに、キャッシングの枠が0円だったりすることもあります。

クレジットカードの場合はカードを定額の枠で持ってもらい、信用ができると判断した上で少しずつ枠を増やすといったパターンがほとんどなので、キャッシング目的で借りるのなら、クレジットカードよりも消費者金融などのキャッシングを利用するほうが確実と言えます。