コストコ(カークランド)のドッグフードが「安い割に良い」口コミはウソ?原材料の危険性

[公開日]2018/07/03

成犬用 ラム肉 激安

コストコ(カークランド)のドッグフードは安いけど原材料は大丈夫?
コストコ(カークランド)のドッグフードの食いつきはどうなの?
コストコ(カークランド)のドッグフードのラインナップの中で愛犬に合うのはどれ?


コストコで売られている「カークランド」のドッグフードは大容量で安いですよね。

でも、海外製品なので「安全性は大丈夫?」と不安を感じている人も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事ではコストコで販売されている「カークランド」のドッグフードの原材料や、実際に使用している人の口コミを調査しました。

購入前にぜひ参考にしてみてくださいね。



コストコ(カークランド)のドッグフードとは?


コストコ(カークランド)のドッグフードは大容量で安い

この記事で指している「コストコのドッグフード」とは、会員制スーパー「コストコ」のプライベートブランドである「カークランドシグネチャー」のドッグフードのことを指します。

「カークランドシグネチャー」の製品は「安価なのに品質が良い」ということで、コストコの利用者からの評判も良いようです。

「カークランドシグネチャー」の製品はamazonや楽天でも購入することができますが、転売製品であるためコストコの店舗よりも割高な価格で販売されています。

コストコ(カークランド)のドッグフードのラインナップ

コストコの「カークランドシグネチャー」のドッグフードで、日本のコストコで取り扱われているのは、主にこの5種類です。さまざまな犬種や年齢に合わせたラインナップが揃っています。

種類
価格(内容量)
特徴
成犬用 ラム肉 カークランド
スーパープレミアムドッグフード
ラム・ライス・ベジタブル
5,947円~(18.14kg)
ラム肉メインの成犬用フード
成犬用 ラム肉 カークランド
スーパープレミアムドッグフード
チキン・ライス・ベジタブル
4,300円~(12kg)
鶏肉メインの成犬用フード
成犬用 ラム肉 カークランド
スーパープレミアムドッグフード(子犬用)
チキン・ライス・ベジタブル
4,180円~(9.07kg)
鶏肉メインの子犬用フード
成犬用 ラム肉 カークランド
スーパープレミアムドッグフード(小型犬用)
チキン・ライス・ベジタブル
3,500円~(9.07kg)
鶏肉メインの小型犬用フード
犬種 魚入り 可能性
ネイチャーズドメイン(成犬用)
サーモン&ポテト
6,110円~(15.87kg)
サーモンメインの成犬用フード、グレインフリー

※Amazon参考価格

コストコ(カークランド)のドッグフードの口コミ評価は?


それでは、コストコのドッグフードのメイン商品である「スーパープレミアムドッグフード ラム・ライス・ベジタブル」の口コミ評価を詳しく見てみましょう。

カークランドシグネチャー「スーパープレミアムドッグフード ラム・ライス・ベジタブル」
成犬用 ラム肉 徹底評価
・内容量:18.14kg
・価格:5,947円~※Amazon参考価格
・対応年齢:成犬用
・対応犬種:全犬種対応
・フードのタイプ:ドライフード

コストコ(カークランド)のドッグフードの口コミ




以上のように「安価な割には良い」と喜んでいる方が多数見られました。

食いつきもよく、切り替えもうまくいっているという方が多いようです。

しかし、一方でこのような疑いの声もあります。


実際のところ、「スーパープレミアムドッグフード ラム・ライス・ベジタブル」の原材料など中身の品質はどうなのでしょうか?

コストコ(カークランド)のドッグフードは本当に高品質?原材料の成分を調査


カークランドシグネチャー「スーパープレミアムドッグフード ラム・ライス・ベジタブル」の原材料について、良い点と悪い点をそれぞれ紹介します。

«コストコ(カークランド)のドッグフードのメリット»
1.主原料が動物性たんぱく質のラム肉であること
2.使用されているオイルが良質である
3.酸化防止剤が使用されていない
4.アレルギーになりやすい原材料を避けている


«コストコ(カークランド)のドッグフードのデメリット»
1.本来破棄される粗悪な部位である「ミール系」の原材料を使用
2.犬が消化しにくい穀類が使用されている
3.かさ増しで便秘の原因になる「ビートパルプ」が使われている
4.詳細不明の「調味料」が使われている


コストコ(カークランド)のドッグフード 4つのメリット

主原料が動物性たんぱく質のラム肉であること
成犬用 ラム肉 大型犬
「スーパープレミアムドッグフード ラム・ライス・ベジタブル」の原材料はラム肉が最も多く使われています。

コストコ(カークランド)のドッグフードは格安のドッグフードである「愛犬元気」や「ビタワン」などと同等の価格帯です。

どちらのドッグフードも肉類よりも穀類を多く使用されています。肉類の使用を少なく抑えることで、価格を安くしているのです。

格安のドッグフードですが、穀類よりも肉類を多く使用している点は良心的だと言えるでしょう。

また、ラム肉は牛肉や豚肉よりもアレルギーになりにくいという点もメリットです。

使用されているオイルが良質である
ドッグフードには食いつきを良くするなどの目的でオイルが使用されていますが、コストコ(カークランド)の「スーパープレミアムドッグフード ラム・ライス・ベジタブル」には、以下のオイルが使用されています。

鶏脂・・・オメガ6脂肪酸が豊富な油脂で良質、食いつきもよくなる
フラックスシード(亜麻仁油)・・・オメガ3脂肪酸が豊富に含まれる高品質のオイル

コストコ(カークランド)のドッグフードほど安いドッグフードなら、普通はどの動物なのかわからない「動物性油脂」が使用されています。

他の格安ドッグフードと比較すると、高品質なオイルが使用されているところはメリットと言えるでしょう。

酸化防止剤が使用されていない
成犬用 ラム肉 カークランド
格安ドッグフードは肉の品質が良くないので、大量の酸化防止剤(合成添加物)が使用されることがあります。

しかし、コストコ(カークランド)の「スーパープレミアムドッグフード ラム・ライス・ベジタブル」には酸化防止剤の代わりに「ローズマリー」が使用されています。

酸化防止剤は犬の健康のためには避けたい成分なので、これも嬉しい配慮ですね。

アレルギーになりやすい原材料を避けている
コストコの「スーパープレミアムドッグフード ラム・ライス・ベジタブル」はアレルギーになりやすい原材料を避けて開発されています。

安価なドッグフードなので、コストを落とす目的とも言える原材料も含まれてはいますが、穀類の中でもアレルギーになりやすい小麦、大豆、とうもろこしを避けているのは良い点です。

コストコ(カークランド)のドッグフード 4つのデメリット

「スーパープレミアムドッグフード ラム・ライス・ベジタブル」は確かに格安ドッグフードの中では良い方の部類です。

しかし、格安なだけあって、やはり愛犬のためには不安な原材料が含まれているのです。

本来破棄される粗悪な部位である「ミール系」の原材料を使用
ラム肉が使用されているという点は良いのですが、「ラムミール」「フィッシュミール」という原材料も使用されています。

「ミール」というのは肉の副産物のことで、その動物からとれる部位の中のどこの部分なのか全くわからない原材料のことです。

少なくとも人が食べられるようなレベルの品質のものではなく、本来なら破棄するような毛や骨、糞尿までもが含まれている可能性があります。

傷みかけの粗悪な素材が含まれるため、愛犬の健康を考えるのであれば与えたい原材料ではありません。

犬が消化しにくい穀類が使用されている
コストコ(カークランド)の「スーパープレミアムドッグフード ラム・ライス・ベジタブル」には玄米、米、精製麦といった原材料が使用されています。

犬は穀物を消化するためのアミラーゼという酵素を持っていないので、穀類の消化は苦手です。

そのため、このような原材料は愛犬にとっては身体への負担になります。玄米、米、精製麦はかさ増しのために入れている原材料であり、愛犬にとって不要なものです。

かさ増しで便秘の原因になる「ビートパルプ」が使われている
ビートパルプとは「サトウダイコン」という植物から砂糖を絞った後の絞りカスのことです。

この「ビートパルプ」は便を固めてしまう性質があり、取りすぎると愛犬が便秘を起こす可能性もあります。

犬に負担をかけるだけのまったく必要のない成分なのです。

詳細不明の「調味料」が使われている
コストコの「スーパープレミアムドッグフード ラム・ライス・ベジタブル」を見ると、「調味料」とだけ記載されている原材料があります。

これに関しては、何を調味料として使われているのかがわかりません。

ちなみに犬は食べものをほとんど匂いで判断するので、過度な味付けは必要がありません。あまりにも元々の素材が粗悪だと食いつきが悪くなるため、調味料を使用している可能性もあります。

わざわざ何が入っているかわからないような表示をするのはマイナスポイントです。

コストコのドッグフードは原材料に不安が残る

コストコのドッグフードは、他の格安のドッグフードと比べると原材料はマシです。

しかし、安く販売するには人間が食べられない粗悪な原材料を使用したり、かさ増しをする必要が出てくるのです。

とにかく安いものが買いたいという方には良いのかもしれませんが、愛犬の健康を考える飼い主にはおすすめできません。

愛犬を健康に導くためには、もっと良質なドッグフードがたくさんあります。

コストコ(カークランド)のドッグフードはどれくらい安い?
コストコ(カークランド)のドッグフードは定番の人気格安ドッグフードと比較してどれくらい安いのか、比べてみました。

商品名
価格

コストコ
ラム・ライス
ベジタブル

5,947円~
(18.14kg)
1kgあたり327円~

1,950円~
(6kg)
1kgあたり325円~

1,473円~
(6.5kg)

1kgあたり226円~
※Amazonでの参考価格

表の通り、「愛犬元気」や「ビタワン」と言った格安ドッグフードと同等の値段です。

今回はAmazonの価格で比較していますが、コストコの店舗(会員制)だとこれよりさらに安く購入できる可能性があります。

コストコよりおすすめ!愛犬の健康を最優先したドッグフードおすすめ3選


愛犬の健康を考えるのであれば、少なくとも以下の項目は必ずチェックするようにしてください。

ドッグフードの選び方のポイント

粗悪な肉の副産物(ミール系など)が使われていないか
犬が消化しにくい穀物が使われていないか
犬の身体に悪い添加物が多く使用されていないか

これらのポイントを踏まえ、厳選したドッグフードを比較すると、以下の図のようになります。

※原材料の品質とは、肉の副産物の使用、穀物の使用、添加物の使用を総合的に判断したもの。

商品名
総合評価
原材料
価格

心配な原材料が無く
高品質

肉副産物不使用
穀物不使用
添加物不使用

3,564円
(税抜,1.8kg)
1kgあたり1,980円

1位に負けず
高品質
食いつきが
モグワンに劣る

肉副産物不使用
穀物不使用
添加物不使用

3,960円
(税抜,2kg)

1kgあたり1,980円

肉類は高品質
穀物使用が残念

玄米・オーツ麦使用
肉副産物不使用
添加物不使用

3,960円
(税抜,2kg)

1kgあたり1,980円

コストコ
ラム・ライス
ベジタブル

安価だが
原材料に不安

玄米,米ぬか,米,精製麦使用
肉副産物使用
添加物使用

5,947円~
(税抜,18.14kg)
1kgあたり327円~


コストコのドッグフードよりおすすめなのは「モグワン」

・内容量:1.8kg
・価格:3,564円(税抜)初回優待価格
・対応年齢:全年齢
・対応犬種:全犬種
・フードのタイプ:ドライタイプ

「モグワン」の3つのポイント
・人間が食べられるレベル(ヒューマングレード)の原材料が使用されている
・お肉中心で良質なタンパク源を与えることができる
・穀物不使用・着色料不使用なので犬の健康にやさしい
・香料不使用だが素材のお肉の香りで食いつき抜群

「モグワン」を与えている人の口コミは?
実際にモグワンを与えている飼い主の口コミは?




ツイッターを見てみると、特に食いつきの良さ評価している人が多く見受けられました。

犬の食いつきを良くするための添加物を使用していないのに、素材の良さだけで食いつきがよいので、モグワンは安心できますね。

「モグワン」は犬の健康を重視する飼い主におすすめ

モグワンは「愛犬家」の開発者たちが集まって、「本当に犬にとって必要なものだけを取り入れたドッグフードをつくろう」というコンセプトで開発されています。

そのため、犬にとって不要な成分は一切使われていません。

肉類にチキンだけでなく、香りが強いサーモンを使うことにより、犬の食欲を刺激する香りを生み出しています偏食でも食いつきが良いという声もあるほどなので、モグワンに食いつきの心配はいらないでしょう。

愛犬の健康を第一に考える飼い主の皆さんにまずおすすめしたいドッグフードです。

モグワンの正規品は公式サイトのみの販売です。Amazonや楽天で販売されているモグワンは転売商品で割高です。公式サイトからなら初回割引価格で購入できるのでお得です。

モグワンの公式サイトへ

コストコ(カークランド)のドッグフードは愛犬の健康を考えるならおすすめできない


コストコのドッグフードの不安なポイント
・本来破棄される粗悪な部位である「ミール系」の原材料を使用
・犬が消化しにくい穀類が使用されている
・かさ増しで便秘の原因になる「ビートパルプ」が使われている
・詳細不明の「調味料」が使われている

コストコのドッグフードは「安価で良い」という口コミはありましたが、実際に原材料を見てみると犬の身体に負担を与える粗悪な原材料も多く使用されていました。

価格の安いドッグフードは「人間ではなく犬が食べるもの」という観点で粗悪な原材料が使用されているため、安く買えるということを頭に入れておきましょう。

もし、愛犬に健康でいてほしいと思うのであれば、コストコのドッグフードを選ぶべきではありません。

優れたドッグフードは「モグワン」を筆頭にたくさんありますので、ぜひ大切な愛犬の身体のために検討してみてくださいね。

Google+