LINEモバイルは速度も快適!SNSユーザーならコスパ最強な理由
[公開日]2017/06/08サービス開始当初から、LINEモバイルの通信速度は速い状態をキープしています。
通信も快適で、SNSの通信量が無料などの料金プランも良い条件。
この記事では、LINEモバイルが「本当に通信の速さとコスパのよさを両立できているのか」検証します。
目次
公表されている速度は同じでもLINEモバイルが速い理由
格安SIM各社のホームページを見ても通信速度は同じような数値が並びます。
LINEモバイルは通信速度が速いという口コミが多い一方で、他の格安SIMには遅いというユーザーからの評価があるのも事実。
この違いはベストエフォート値という数字の性質にありました。
ベストエフォートってどういう意味なのかな?
ベストエフォート値は理論上の数値のため参考にしづらい
格安SIMを提供する各通信事業者(MVNO)では、公式ページ上で各サービスに関する通信速度を掲載しています。しかし、それら通信速度はあくまでベストエフォート値。
ベストエフォート値とは、理想とする環境下での「最大○○Mbps」という通信速度です。
理想の数値だからこそ口コミと落差あり
正直なところ、ベストエフォート値には「本当に?」と感じてしまうほど利用者の口コミとギャップがあります。
事実、「○○(通信事業者) 速度」と検索すると、「思ったほど早くなかった」と通信速度に関する不満の口コミが多く見受けられるのです。
事実、「○○(通信事業者) 速度」と検索すると、「思ったほど早くなかった」と通信速度に関する不満の口コミが多く見受けられるのです。
格安SIMの開始当初の通信は速いのが普通
各格安SIMのサービス開始当初は「通信速度が速い」ということが話題となります。実はこれ、各サービスを使用している利用者数がまだ少なく、通信回線自体に余裕があるからです。
実際の通信速度を見るのであれば、サービス開始から数ヶ月〜1年後に計測するデータの方が利用実態により即していると言えます。
通信速度は環境や時間帯によって変わる
また、通信サービスというものは、時期や時間帯によっても通信速度にムラが出てくるもの。より正確なデータを得るためには、条件を変えて計測することも重要です。
ただ、一般人である私たちが、LINEモバイルを始め各サービスの通信速度を条件ごとに計測するごとに比較するのは難しいのが現実。
しかし、調べようによっては通信速度の実態を知ることは可能です。
日経トレンディが調査したデータでもLINEモバイルは速い
LINEモバイルについては、サービス開始当初2016年9月〜2017年1月、3月頃のデータもあります。
※データの引用元は日経トレンディの下記の2記事です。
LINEモバイル参入!格安SIMの実測速度ランキング【秋】
大幅に速度アップしたSIMも
LINEは首位を守れる? 格安SIMの実速ランキング【17年冬】
速度が大幅低下したサービスも
日経トレンディなら私も知ってるわ。そこの調査の結果はどうだったのかしら?
日経トレンディの調査でもラインモバイルは速い
LINEモバイルの通信速度は、2016年9月の調査時点で下り(ダウンロード)の平均速度は36.79Mbpsでした。大手サービスである楽天モバイルが19.17Mbps、mineoが12.82Mbpsだったことからも通信速度は速いと言えます。
サービス開始から時間が経ってもLINEモバイルは速い
上記の計測からおよそ4ヶ月後、2017年1月の調査時点でのLINEモバイルの通信速度は、下りで平均26.33Mbpsでした。サービス開始時点(2016年9月頃)と比較しても、通信速度はそれほど大きく下がっていないことが分かります。
混雑する新宿駅周辺でも安定して通信できる
ちなみに、時間ごとにLINEモバイルの通信速度の調査結果(新宿駅周辺)を見てみると、2017年1月時点で、朝9時頃は下り平均51.97Mbps
昼12頃は21.74Mbps
夜6時頃は9.37Mbps
という結果でした。
場所や時間帯によって利用者数や利用頻度に大きく差が出るため、通信速度の変化は生じます。
ただし、LINEモバイルの場合は、速度が低下する時間帯でもYouTubeの再生に支障が出るといったことはない数値でした。
LINEモバイルの通信速度の快適さは今後も期待できるか
LINEモバイルは格安SIMのサービスにありがちな、利用者の多い平日の昼間などは通信速度が遅くなる傾向があります。しかし、他の格安SIMと比べてスピードの低下は少ないので、時間帯による影響が少なくストレスなく使えるということです。
LINEモバイルはサービス開始から月日がたった現在でも、それほどストレスなく通信できているといえます。
LINEフリー・コミュニケーションフリー・MUSIC+:プラン3種の内容比較
料金プランって複雑だと違いがわからなくなるんだよね。
SNSメインのユーザーには魅力的な3つのプラン
LINEモバイルで提供されるサービスは、「LINEフリープラン」
「コミュニケーションフリープラン」
「MUSIC+プラン」
の主に3種類。
各サービスごとに細かく違うものの、大きな特徴としては「カウントフリー」が採用されているということです。
料金プラン | 月コスト | 特徴 |
---|---|---|
LINEフリープラン | 500円〜 | LINEアプリが通信量ノーカウント |
コミュニケーションプラン | 1,110円〜 | LINE、Twitter、Facebook、Instagramが通信量ノーカウント |
MUSIC+プラン | 1,810円〜 | 主要SNSに加え、LINEMUSICのデータ消費がカウントされない |
該当のSNS・サービスの通信量がカウントされない
各プランに対して、上記で紹介しているSNSなどを利用した際、データ量がカウントされないというものです。通信制限下でも該当のSNS・サービスなら影響なし
LINEモバイルでは、各プランに対応するSNSなどであれば、たとえ速度制限下であってもストレスなく楽しむことができます。契約中のデータ量を超えた場合のみ通信制限
LINEモバイルの各プランで通信速度制限となる条件は、「契約中のデータ量を超えた場合」のみ。格安SIMにありがちな、3日間でデータを使いすぎて通信速度制限になるということはありません。
2017年版:LINEモバイルの口コミ傾向分析
公式サイトだけだと、どうしても良い情報しか目に入らないから、口コミで悪い情報も知りたいわね。
良い口コミ:カウントフリーのメリットは好評
・データ量を気にせずSNSが使える
・月額基本料金が安い
・通信速度が早い
・LINEの年齢認証が可能
・フィルタリング機能がある
・月額基本料金が安い
・通信速度が早い
・LINEの年齢認証が可能
・フィルタリング機能がある
口コミを見てみると、「データ量を気にしなくていい」というものが多くありました。
LINEを始め主要なSNSのデータ量がカウントフリーということが関係しているのでしょう。
また、これまでの格安SIMでは非対応だった、LINEの年齢認証が可能というのも評価されています。
悪い口コミ:サービスがシンプル故の不満
・オプションサービスが少ない
・店舗がない
・口座引き落としができない
・電話の繋がりが悪い
・購入端末の種類が少ない
・店舗がない
・口座引き落としができない
・電話の繋がりが悪い
・購入端末の種類が少ない
ただ反対に、「電話が繋がりにくい」と音声通話に対する不満も多く見かけました。
また、実店舗がないというのも、ソフトバンクやドコモ、auなど大手キャリアの対面サービスに慣れた方には不安があると言えます。
電話よりもLINE通話を使ったり、普段から携帯ショップに行かずに済んでいる人にとっては悪影響が少ないかもにゃん。
LINEモバイルの特徴:1000円未満の運用が十分に可能
ラインのやりとりが主な連絡手段で、動画はWiFi経由でしか見ない。そんな人はLINEモバイルだと安くなりそうだにゃん。
LINEの通信量がカウントフリーで利用できる
LINEモバイルの一番の特徴としては、「カウントフリー」が採用されているということ。カウントフリーとは、LINEやFacebook、Twitterなど主要SNSを利用した際のデータ量をカウントしないというサービスのことです。
例えば、「LINEフリープラン」。
データのみであれば月額500円(税別)、音声SIMでも月額1,200円(税別)で契約でき、LINEのデータ量はカウントされないというプランです。
つまり、LINEであれば無料通話もトークもデータ量を気にせず「使い放題」ということです。
通話料の節約に、親しい間柄ではLINE通話を利用しているという方も多いかと思います。そういった方には恩恵が大きいでしょう。
SNSをメインで使う人にとってはお得
LINEモバイルでは、「コミュニケーションプラン」というLINEを始めのデータ量をカウントしない料金プランも提供されています。
「LINEフリープラン」ではLINEのみでしたが、コミュニケーションプランでは、より幅広く4つのSNSの通信量がカウントフリー対象です。
LINEモバイルの「コミュニケーションプラン」は、SNSをメインで利用している方にとってお得な料金プランと言えます。
一日中SNSを利用していても、データ量は減らないのですから。
LINEミュージックもカウントフリーの「MUSIC+プラン」
LINEモバイルには、「MUSIC+プラン」という料金プランもあります。これは、上記の主要SNSに加えて、「LINE MUSIC」の利用で発生するデータ量もカウントフリーとなるプランです。
LINEMUSICとは、音楽の視聴を始め歌詞の閲覧や音源の保存、およそ150万曲ある楽曲の検索ができるサービスです。
ちなみに、音楽の視聴には、1曲およそ8Mbpsのデータ量が必要。一見少なく見えるかもしれませんが、毎日十数曲と聞いていると簡単に数GBになります。
ちなみに、音楽の視聴には、1曲およそ8Mbpsのデータ量が必要。一見少なく見えるかもしれませんが、毎日十数曲と聞いていると簡単に数GBになります。
がっつり音楽を楽しみたいという方には、「MUSIC+プラン」がオススメです。
他社の機種でもOKな端末保証システムがある
LINEモバイルには「端末保証システム」というオプションサービスがあります。経験がある方もいるかもしれませんが、スマホを使用していると落下や水没などで思わぬ故障に遭うことは珍しくありませんよね。
端末保証システムとは、上記のようなトラブルに対してスマホの交換や修理などのサービスを安く受けられるというものです。
LINEモバイルで購入したスマホでなくとも対象です。他社で購入したSIMフリー端末でも利用できます。
端末保証システムの利用料金
ちなみに、端末保証システムの利用料金は、持ち込み(他社購入)のスマホで月額500円(税別)
LINEモバイル(自社購入)のスマホで月額450円(税別)
ほどです。
万が一に備えたい方は、活用することをお勧めします。
安定した速度で利用できる
LINEモバイルの特徴としては、冒頭でも紹介した通り「通信速度が速い」というのも挙げられます。日経トレンディが様々な条件下で実測した結果、2017年1月時点で下り平均26.33Mbpsと大手格安SIMと比べて倍近い速度でした。
格安SIMは、ソフトバンクやドコモ、auなどの大手キャリアから通信回線の一定のスペースを借りる形でサービスを提供しています。
そのため、どうしても利用者数が増えるにつれて混雑し、格安SIMの通信速度は不安定になりやすいのです。
そんな中、通信速度が安定しているというのは、大きなポイントです。
「LINEが使い放題」というのが表に出がちですが、LINEモバイルの通信速度が安定しているということの方がより注目すべき点と言えます。
スマホでLINEしか使ってない人は月々500円の支払いからLINEモバイル / LINEプロバイダー:月額500円〜でLINEアプリのトーク・通話が使い放題
Twitter、Facebook、インスタも1110円〜でカウントフリーで使い放題に
ドコモ回線だからエリアも広くてドコモのスマホはそのまま使える
価格 種類 内容 500円〜(税抜) SIMのみで購入可 格安SIM・スマホ
音声SIMプランの最低利用期間は1年間(その間は解約金9,800円)
格安SIMの中には、最低利用期間を設けていないものもあります。一般的に大手キャリアは2年契約。少なくない解約金を取られることを考えると、最低利用期間がない格安SIMというのは魅力的です。
LINEモバイルには音声SIMのみ最低利用期間として1年間が設けられています。
また、期間内に解約した場合、解約金として9,800円が発生します。
1万円近い解約金が掛かるというのは言え、大手キャリアに比べ最低利用期間が短いというのはポイントです。
音声SIMプランのみ解約料金発生
ただ、上記の解約金は音声SIMプランに対してのみ。
データSIMとデータSIM(SMS付き)プランについては、解約金は発生しません。
LINEモバイルと契約する際には、解約金については確認しましょう。
データSIMとデータSIM(SMS付き)プランについては、解約金は発生しません。
LINEモバイルと契約する際には、解約金については確認しましょう。
まとめ:SNSを使っているならLINEモバイルが安い
自宅にWi-Fi環境があれば月額1000円未満の運用も可能
LINEモバイルで最も安いプランは、「LINEフリープラン」のデータのみ月額500円(税別)です。1GBのデータ量のみではありますが、それだけあればサイト閲覧3,000回以上、Youtube視聴約4時間が可能。
外出先で、それほどネットをしないという方なら十分です。
Wi-Fiがあれば通信量の節約可能
また、ご自宅にWi-Fi環境があるという方なら、基本はWi-Fi接続として外出中だけLINEモバイルのデータ量を使用することも。つまり、月額1,000円未満でスマホを運用するということも可能ということです。
SNSメインでスマホを利用するなら通信代の節約も大幅にできる
LINEモバイルのプランにはLINEを始め、FacebookやTwitter、InstagramなどSNSのデータ量をカウントしないプランが提供されています。つまり、
LINEモバイルであればSNSに装備されている無料通話やトーク機能を利用し、通信代の大幅節約も可能ということです。
ドコモの料金3分の1以下でスマホを使うことも
例えば、LINEモバイルの3GB音声SIMプランは、月額1,200円ほどに対して、ドコモは月額4,700円(税別)ほどです。その上、LINEの通信量がカウントされない使い放題ということを考えると、LINEモバイルで通信代を節約できるのを狙うのは容易でしょう。
スマホでLINEしか使ってない人は月々500円の支払いからLINEモバイル / LINEプロバイダー:月額500円〜でLINEアプリのトーク・通話が使い放題
Twitter、Facebook、インスタも1110円〜でカウントフリーで使い放題に
ドコモ回線だからエリアも広くてドコモのスマホはそのまま使える
価格 種類 内容 500円〜(税抜) SIMのみで購入可 格安SIM・スマホ
参考情報:格安SIMを選ぶ3つのポイント
料金が安い!ということで人気が高い格安SIM。
ただ、格安SIMと一括りにされてはいますが、LINEモバイルを始め楽天モバイルやイオンモバイルなどすでに十数社ものMVNO事業者が参入しています。
当然、料金プランも各格安SIMごとに様々。
だからこそ、各格安SIMを選ぶ際にはそれぞれの通信料金や契約内容を比較した上で決めることが重要です。
ポイント1.通信料金(料金:データパックは3〜5GBが半数ほどのユーザーで利用されています)
大手キャリアからの乗り換えでは、月額料金が4,000円近くお安くなることも珍しくありません。単純に安いプランを選ぶとなるとデータ量が一番少ないものになってしまいます。
データ量の最小のプランを選択すると、サイト閲覧はもちろん、動画や音楽の視聴を楽しむことは難しいでしょう。
実は、およそ半数のユーザーは3〜5GBほどのデータ量で契約しています。3GBほどを基準に考えるのもポイントです。
ポイント2.通信速度(ベストエフォートではなく実際の速度)
格安SIMを選ぶポイントとしては、通信速度についても注目してください。多くの格安SIMでは、公式サイト上にベスエフォート値(通信速度)を掲載しています。
しかし、ベストエフォート値はあくまで、通信環境として最高の状態での利用を想定した速度。決して現実的な数値ではありません。
各格安SIMを比較する際には、ぜひ実測値を見ることをお勧めします。
実測値を比較するメリット
この記事で参照させて頂いた「日経トレンディ」を始め、「○○(格安SIM) 通信速度」と検索してみると、各サイトごとに様々な環境下で実測したデータが紹介されています。
もちろん、それらすべてのデータが正しいものとは限りません。
それでも、ベストエフォート値を鵜呑みにするよりは、十分に現実的な通信速度から各格安SIMを比較することができます。
もちろん、それらすべてのデータが正しいものとは限りません。
それでも、ベストエフォート値を鵜呑みにするよりは、十分に現実的な通信速度から各格安SIMを比較することができます。
ポイント3.料金プランの特徴
料金プランの特徴から格安SIMを比較するのもポイントです。格安SIMと一括りにしてはいますが、サービスを提供するMVNOは様々あり、事業者ごとに特徴的な料金プランを提案しています。
例えば、データ量。A社では10GBまでのプランしかなくても、Bでは50GBまでのプランを提供していることもあります。
また、無料通話の有無。これもまた、事業者によって無料通話がある場合とない場合で分かれます。
スマホを利用する目的を明確にすると契約プランが見えてくる
格安SIMを選ぶ際には自分自身がどのような目的でスマホを利用したいのか、十分に考えてみてください。
「とにかく安いのがいい」「データ量を増やしたい」など様々かと思いますが、利用目的がはっきりすれば自ずと選ぶ料金プランも見えてきますよ。
「とにかく安いのがいい」「データ量を増やしたい」など様々かと思いますが、利用目的がはっきりすれば自ずと選ぶ料金プランも見えてきますよ。