セントラル短資FXのみらいチャートの口コミ評判に関するQ&A

[公開日]2015/05/01

興亡の激しいFX業界の中にあって、合併後だけでも2001年以来という長い歴史を持つ老舗FX会社のひとつなのがセントラル短資株式会社。そのFX部門がセントラル短資FX株式会社です。社名がそのままブランド名になっているので聞いたことのある方も多いと思います。

そのセントラル短資FXが手がけているサービスのひとつに「みらいチャート」があります。機能は読んで字のごとし。未来のチャートを予測するツールです。そこでみらいチャートに関するよくある質問をまとめました。が、その前にみらいチャートにはどんな機能があるのか、ざっと見ていきましょう。


「みらいチャート」ってなに?


みらいチャートとは?

「みらいチャート」は、セントラル短資FX株式会社が独自に開発・提供しているテクニカル分析用のツールです。セントラル短資FXが提供している様々な取引ツールの中に一つの機能として組み込まれており、取引中にすぐ呼び出して使うことの出来るタイプの分析ツールです。

アドオンではなく、使用できる取引ツールにははじめから組み込まれているので、使用に際し、煩わしいことが一切ありません。みらいチャートは、外貨のこれからの値動きを、チャートの形で表示してくれるのが最大の特徴です。その名の通り、未来のチャート形状を予測し、画面上の為替チャートに並べて表示してくれます。

シンプルでありながら、説得力を持ったテクニカル分析ツールが「みらいチャート」なのです。

みらいチャートの特徴は?

みらいチャートは、世の中に数多くあるテクニカル分析用ツールの中でも、一二を争うシンプルさを持っているツールであると言えます。みらいチャートよりもシンプルなテクニカルツールと言ったら、売買シグナルくらいしか無いでしょう。

使い方も実にシンプルであり、ボタンを1つ押すだけで、取引中の外貨のチャートの右側に今度の粗相チャートを折れ線グラフで3つ表示してくれます。予測度に応じて、一次予測から三次予測までの3つのチャートを図示してくれます。

為替チャートには一般的にローソク足を使いますが、ただの折れ線グラフ表示を選んでいたなら、チャートが現時点を超えて延長されるように見えます。それと同時に、何らかの売買シグナルが発生しているかどうかも、画面上に表示します。さらに、過去類似した状況が発生した時のチャートを3つ並べて表示してくれるので、自分でバックテストを行わずとも過去の類似の状況下では何が起きていたのか、簡単に探ることも出来ます。

みらいチャートに関するよくある質問


それでは、みらいチャートに関するよくある質問とその回答を見て行きましょう。

みらいチャートの予想は当てにできますか?

Q.みらいチャートが簡単そうなので、これを使ってFXを始めたいと思っています。でも、みらいチャートの予想チャートって当てにしていいものなんでしょうか?

A.的中率は非常に高く表示される傾向にありますが、ある理由からそれを鵜呑みには出来ません。

実際にみらいチャートを少し使って見れば分かるのですが、表示を更新するとチャートの形が非常に”暴れる”ことがあるのがわかります。一瞬前までは下落の予想だったのが、今度は上昇の予想に変わったり、またその逆だったりと、非常にコロコロと変わるのがわかります。そして、予想結果もその通りにならないことも非常に多いのです。

これは当然の話で、予想時点のまま何も変化が起こらなければ、予想通りに下落したかも知れませんが、市場では参加者も常に増減していますし、注文もどんどん出され、約定しています。たとえほんの一瞬前であっても、現在に至るまでの僅かな間に予想が180度変わるほど、状況は変わってしまっているわけです。

このようなツールは、1回1回の予想の確率を追求するというよりも、予想の的中回数自体がどのように推移していったのかを重視して運用すべきでしょう。

例えば、「みらいチャートは円安相場だった2年間のうち、円高からの移行期には力を発揮したが、円安で張り付いてしまってからはイマイチだった」などのように、状況を俯瞰しながら付き合うべきなのでしょう。このようなツールは的中率を記録し続けて、そのクセをつかむのがコツです。

みらいチャートの画面の見方が分からない

Q.超初心者です。簡単だと聞いたので未来チャートを使って見たのですが、画面の見方がよく分かりませんので教えて下さい。

A.「百聞は一見にしかず」ですので、画面でご説明します。

みらいチャートを開くと下の絵のような画面が出ます。セントラル短資FXの取引ツールはwebも含めて4種類ほどありますが、みらいチャートに対応しているものならどれでも、このような画面が出るはずです。

みらいチャートメイン1

まず、画面の上の方にある赤丸で囲んだ部分は、売買シグナルが表示されています。上の赤枠内にはみらいチャートが対応している全通貨ペアそれぞれのシグナルを、その下、やや右寄りにある赤枠内には現在表示している通貨ペアの売買シグナルを表示しています。

みらいチャートメイン2

画面の一番下に3つ並んでいるのは、過去の類似チャートです。肌色部分が現在のチャートと似ている部分です。肌色の右側部分を見て、それぞれのチャートではその後どのように為替が変化していったのか、というような見方をしますが、肌色の右側部分のチャート形状が3つとも似通っているほど、経験則が働きやすいと言えます。

みらいチャートメイン3

みらいチャートを使えば初心者でも勝てますか?

Q: みらいチャートのことを知り、セントラル短資FXで口座を開設しました。FX自体は少しかじったことがある程度なのですが、勝率はそれほど芳しくありません。こんな私ですが、みらいチャートを使えば少しは勝てるようになりますか?

A:結論から言ってしまえば、それだけで勝てるようになるほど、為替相場は甘くはありません。

FXではツール・マスターになったところで勝てるわけではありません。みらいチャートは使い方こそ簡単ですが、それと予測が正確かどうかは別問題です。

FXが慣れれば慣れるほど勝ちやすくなるというなら、未来チャートは非常に取っ付き易い、というより使い方自体は子供でも使えるほど簡単なので、どんどん勝てるようになるはずです。ですが、実際はそうならないわけです。

極端な話、上がるか下がるかの予想はサイコロを振って出た目が偶数か奇数かを当てるのと同じで、その場合の的中する確率は50%です。どんなに出来の悪いツールでも、50%は的中してくれないと困ります。だって、サイコロを振った方がマシという事になりますから。

だから、テクニカル分析による予想というのは、どんなにダメな方法でも50%を超えなければ使い物になりません。ですが、現実には50%を下回るツールも沢山あります。みらいチャートの本当の的中率は、利用している全ての人の成績を拾い集めて集計でもしない限り、誰にも分かりません。

せめて自分だけは50%以上の成績を上げたいと思うなら、少なくともツールを研究する必要があります。そして、自分なりの為替の読みが当たるようになってはじめて、このツールで勝てたと言えるでしょう。


みらいチャートのシグナルは信用出来ますか?

Q.みらいチャートを使っています。シグナルを見て売買していますがなかなか勝てません。シグナルは信用できないのでしょうか?

A.結局、信用できるかどうかは売買タイミング次第です。

為替相場というものは、玄人が素人を鴨撃ちする場所です。意識して行っている玄人もいますし、意識しなくても結果としてそうなります。なぜなら、誰かの負け分が他の誰かの勝ち分となり、素人は一般的に負けやすいからです。

素人はどのように投資しているでしょう?「わかりやすいから」、「簡単だから」という理由だけで、みらいチャートや他のシグナル通知サービスなどを使って売買している方が多いでしょう。

逆に、玄人はそのようなツールは使わないものです。使ったとしても、ツールが示した結果とは全く逆の行動をしてくるでしょう。だって、大勢いる素人がどのように行動するか教えてくれるのですから、その逆を行えば勝てますよね。

そういう理由で、シグナルは他の誰かに利用されている可能性があると肝に命じておくべきです。ただ、利用者の少ないツールは他の大勢の人の思惑が交錯するなかではあまり意味を持たなくなりがちです。

シグナル通知とは、そのようなものだと念頭におきながら利用されると良いでしょう。

最初は勝てていたのに最近勝てなくなった

Q.みらいチャートを使い始めて数週間の初心者です。初めのうちは勝てていたのですが、今ではあまり勝てなくなってきました。どういう理由が考えられるでしょうか?

A.相場の地合いが未来チャートにたまたま合っていただけだと思われます。今の状態がツール本来の姿だと思った方がよいでしょう。

使い方がシンプルなのはいいことですが、反面、どのような状況であってもツールがやることは一つだけです。戦略立てて何かをしているわけではないので、ツールの特性上、状況が変わっても対応できず、また対応するといったこともありません。作られた時に組み込まれたただひとつの「ロジック=仕組み」によって動き続けるのみなのがこうした単純なツールです。

逆に、統計を取るには良さそうですが、どのポイントでサンプリングするかによって大きく結果が変わってきますので、いずれにせよツールを盲信するのは禁物だということです。

最後に


いかがでしたか?

みらいチャートは、もちろん当てずっぽうにチャートを描画しているのではないのですが、当然のことながら「予想」なので外れることもあります。為替チャートは自然現象ではありません。為替市場では、多くの人間が意思を持って介在しているのです。多くの人が信じても、資金力を持つ1勢力が逆のことをするだけで未来は大きく変わるかも知れません。

後は、それを信じるかどうかです。実際に注文ボタンを押すのは投資家であるあなたなのですから。