デモトレードを徹底比較!初心者がスキルアップできるFX業者ランキング
[公開日]2018/08/09[更新日]2018/08/31
初心者にとって、FXのデモトレードは為替相場を実感し、トレードの感覚を身につけることができます。
為替の動きによって、どれだけの利益や損失が出るのかを実感することで、FX投資のマスターが早くなるのです。
また、口座開設をすることなく取引画面やツールの使い勝手がわかるので、使いやすいFX業者を選定できるという側面もあります。
ここではFX初心者の方にとって使いやすく、今後のFX投資のプラスになるデモトレードを提供している業者を投資家の視点から紹介していきましょう。
先に初心者に役立つデモトレードを提供するFX業者おすすめランキングを見る
目次
初心者に役立つデモトレードができるFX業者の選び方
デモトレードは「ゲーム」だと説明する人もいますが、デモトレードは「ゲーム」ではありません。
本番の練習にならないと意味がないので、投資スキルを習得できるデモトレードを提供している業者を選んで、本番で適切な投資ができるように、しっかり練習しましょう。
今後の投資に役立つデモトレードを提供している業者を選ぶには、以下のポイントに注目しましょう。
初心者に役立つデモトレードを提供しているFX業者の選び方
本番同様の取引システムで、実相場と同じレートで取引できる
チャートが見やすく、テクニカル指標が豊富にある
口座を開設した後、実際の取引も少額から始められる
チャートが見やすく、テクニカル指標が豊富にある
口座を開設した後、実際の取引も少額から始められる
本番同様の取引システムで、実相場と同じレートで取引できる
デモトレードから本番にスムーズに移行するには、デモトレードの時にどれだけ本番に近い練習ができたかが重要です。そのため、デモトレード時の取引環境が本番と変わらないものを選びましょう。そうすれば、本番でも戸惑わずに取引を行えます。
また、実際の為替相場と同じレートで取引できることも重要です。練習の場だからと独自レートを提供する業者もありますが、それでは本番で役立つ相場感覚は身につきません。
チャートが見やすく、テクニカル指標が豊富にある
チャートが視認性に優れており、わかりやすいかどうかも重要です。FXは過去の価格推移をチャートから読み解いて、将来の値動きを予測し、確率が高いと判断した方向に資金を投下する投資です。
デモトレードでは将来の値動きを予測する練習をすべきなので、デモトレードの段階から価格推移の履歴を楽に確認できるチャートと、予測に使うテクニカル類が豊富であることが重要となります。
値動き予測はデモトレードでも十分に練習可能です。様々なテクニカルを試し、確率の高い予測方法を探しあてましょう。
テクニカル指標とは・・・為替相場の値動きを数値化し、それをグラフやラインなどに変換して将来の値の方向を分析するためのツールです。
初心者に役立つデモトレードを提供!おすすめFX業者比較ランキング
では、実際にどの業者でデモトレードを開始するのがよいのか、おすすめの業者を紹介しましょう。
初心者が投資スキルを身につけるために最適なのは、以下の4つの業者です。
業者名 | レート反映 | 取引ツール | 最小取引単位 |
---|---|---|---|
同一レート 相場感覚 養える | 本番と 全く同じ システム | 1000通貨 |
|
同一レート タイムラグ 若干あり | 本番と 全く同じ システム | 10000通貨 |
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同一レート リアルな 相場観UP | チャートが 本番と一部 異なる | 10000通貨 |
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同一レート タイムラグ 若干あり | 本番と同じ チャートが 使えない | 10000通貨 |
それでは、一つ一つの業者について解説します。
総合評価・・・本番と同じシステムを採用した、視認性に優れたチャートで練習できる
外為オンラインの特徴
・実際の為替レートを採用している
・本番と同じシステムを体感できる
・本番では1000通貨からの少額取引が可能
・本番と同じシステムを体感できる
・本番では1000通貨からの少額取引が可能
外為オンラインの取引チャートは、26種類ものテクニカル指標が利用でき、トレンドラインも自在に引ける視認性に優れたチャートとなっています。
その高機能なシステムを、本番と全く同じ取引環境で利用できるデモ口座は、初心者がFX取引を覚えるのに最適です。
PC用のチャートは特にソフトをダウンロードする必要もなく、メールアドレスとニックネームの登録だけですぐにネット上でのデモトレードが可能となります。
スマートフォン用にはiPhoneとAndroidにそれぞれ専用アプリが用意されていて、どちらも無料で使用でき、難しい手続きもありません。
また、外為オンラインのデモ口座は実際の為替レートを採用しているため、デモ取引であってもリアルタイムな相場感覚を身につけることが可能です。
そして本番の取引は1,000通貨単位からの取引が可能なので、デモから本番への移行もメンタルの心配なくスムーズに行えます。
1,000通貨は1ドル100円の場合で1,000,000円に該当する。レバレッジ25倍であれば、1取引あたり4,000円で投資が可能となる。
外為オンラインのデモトレードはこちら
総合評価・・・高機能チャートと本番同様の取引システムを利用できる
・高機能取引ツール i-NET TRADERで本番同様の練習が可能
・自動売買システムのループイフダンもデモトレードで体験可能
・ループイフダンは取引単位1,000通貨から。それ以外は取引単位10,000通貨以上
・自動売買システムのループイフダンもデモトレードで体験可能
・ループイフダンは取引単位1,000通貨から。それ以外は取引単位10,000通貨以上
アイネットFXのデモトレードは、自動売買システムの「ループイフダン」を体験できるのが最大の魅力です。
自動売買というのは、専用ソフトに組まれた売買ルールに沿ってコンピュータに売買を代行してもらうシステムのことをいいます。
初心者にぴったりの自動売買システムのシミュレーションが可能であるということは、FX投資をよく知らない初心者にとっては大きなメリットです。
自動売買以外のデモ取引ももちろん可能で、取引ツールは簡易バージョンのブラウザ版と高機能なダウンロード版から選べ、スマホ版もiPhoneとAndroidの両方に対応しています。
しかし自動売買以外の本番取引の単位は10,000通貨以上と、初心者にはハードルが高めであるのは残念だといえます。
また、デモ口座の取引レートも実相場とはやや乖離があるため、こちらも本番移行の際には若干の相場感覚の修正が必要です。
アイネットFXのデモトレードはこちら
総合評価・・・チャートやシステムは本番さながらだが、少額取引ができない
DMM FXのデモトレード口座は本番同様のチャート、取引システムのデモトレードを行うことができます。
取引レートも実際の為替相場のレートそのままなので、本番を見据えた取引の練習が可能です。
取引ツールはPC版がブラウザと専用ソフト、スマホ版もiPhoneとAndroidの両方が用意されるなど豊富で、どんなネット環境にいてもストレスなく取引や相場分析を行えるでしょう。
しかしチャート機能の一部(プレミアチャート)はデモトレードでは利用できず、テクニカル指標を使った相場分析の練習にはやや難があります。
また、口座開設後に1000通貨の少額取引ができない点もデメリットです。
DMM FXのデモトレードはこちら
総合評価・・・本番同様の練習が可能だが、高性能ソフトが利用できない
GMOクリック証券の特徴
・視認性のよいチャートと本番と同じ取引環境
・高機能な専用ソフトがデモでは使えない
・本番では10,000通貨から取引が可能
・高機能な専用ソフトがデモでは使えない
・本番では10,000通貨から取引が可能
GMOクリック証券も本番さながらの取引環境でのデモトレードが可能です。取引システムは専用ソフトとPCブラウザのどちらも選べ、スマホ用のアプリも用意されています。
38種類の豊富なテクニカルを備えた「プラチナチャートプラス」は本番専用のソフトとなっており、デモトレードでは使用できません。
デモトレード口座で利用できるテクニカルは8種類と少なくなっているので、相場分析のスキルアップにはやや不向きです。
また、デモ口座の利用期間が1か月間と短いため、継続した練習ができません。
また、本番の取引は1000通貨単位から可能と初心者でも安心ですが、デモ口座の取引レートは実際の為替相場と比較すると若干のタイムラグがあるため、本番の取引に移行する際には相場感覚の修正が必要となります。
GMOクリック証券のデモトレードはこちら
「SBI FX TRADE」は500円分無料で練習可能
残念ながらSBI FX TRADEにはデモトレード用のサービスがありません。
しかしその代わりに、本口座を開設してログインすれば、SBI FX TRADEが口座に500円入金してくれるサービスがあります。
SBI FX TRADEでは1通貨単位からの取引ができるので、1ドル100円のレートだと、1取引を4円で行うことが可能となります。となれば500円あれば125回以上の取引ができるため、実質的に無料で本番そのものの取引を体感できることになるのです。
しかし500円分の資金を失ってしまうと自己資金を入金しないといけないため、じっくり練習したい初心者に向いているとはいえません。
とはいえ、リアルな取引を実感できるのはメンタル面ではよい勉強になるため、2つ目の口座として利用するのにオススメです。
SBI FX TRADEの無料口座開設はこちら
FXのデモトレードと本番ではどこが違う?
デモトレードでは利益が出たけど本番では損ばかり…。
よく聞く話ですがそうならないためには、デモトレードと本番(ライブトレード)の違いをよく認識しておかないといけません。
デモトレードと本番(ライブトレード)の違いとは?
・メンタルが及ぼす影響はまったく違う
・相場局面によって約定力が大きく違うケースがある
・取引の目的がまったく違う
・相場局面によって約定力が大きく違うケースがある
・取引の目的がまったく違う
メンタルが及ぼす影響はまったく違う
多額の含み損を抱えたときに、もっと損が増えそうだからと、含み損をあっさり切り捨てることのできる初心者はまず存在しません。しかしデモトレードではそれが簡単にできます。自分のお金ではなく、取引に恐怖心がともなわないからです。この違いをよく認識しておきましょう。
そうでないと、本番に移行したときにまともな精神状態を保っていられなくなってしまいます。
相場局面によって約定力が大きく違うケースがある
売買は取引相手がいないと成立しません。FXではFX会社が相手方なので多くの局面で約定しますが、明らかにFX会社に不利な局面だと注文を受けてもらえない場合があります。
しかしデモトレードでは、FX会社も実損が出ないので必ず約定します。
このデモトレードの特徴に慣れてしまうと、常に約定するとは限らない本番では、大きな損を出すことになってしまいます。
取引の目的がまったく違う
デモ取引の目的は練習です。取引会社のシステムに慣れ、相場感覚などを養うために行います。対して本番の目的は、「利益を出す」1点のみです。よって本番でスキルアップのために練習をするようでは、利益は絶対に上がりません。
となればデモ取引でも、利益を見据えた練習が重要となります。利益を出す方策を構築することが、勝つトレーダーへの近道となるのです。
FXのデモトレードはゲーム感覚にならないことが重要
デモトレードは投資に対する考え方という点では、非常に大きな影響を与えます。
本物のお金を使わないデモトレードでは強気で取引しても、実際には問題がないでしょう。しかし、デモトレードで多大な利益を挙げたからと言って、そのまま実戦でも強気な取引を行うと、リスクを取り過ぎることになります。
だからこそ、外為オンラインのような本番のトレードに近い状態でデモトレードができる業者がオススメなのです。
デモトレードではどんどん資金が追加されるので、金銭感覚が麻痺しやすい特徴もあります。FXは投資です。ゲーム感覚にならないように気をつけましょう。
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