もうオドオドしない!レストランで覚えておくべき英語表現8選

[公開日]2015/05/22

筆者が在米していた頃、日本から友達や家族が来てくれた時は、外食する機会が多くありました。せっかく日本からはるばる来てくれているので、楽しくおいしく食べられるレストランに連れていってあげたわけですが、レストランでのウェイター・ウェイトレスとのやりとりや、その経験そのものが日本とは全く違うので、驚かれることも多々ありました。

レストラン英会話

まず、アメリカのウェイターとウェイトレスというのは、とにかくよくしゃべります。レストランに入ればまず「スモールトーク」と呼ばれるいわゆる世間話をし始めます。日本では店員はレストランではマニュアルで決められたとおりのセリフばかり、という印象ですが、向こうではもらえるチップにすぐに関わってくるので、いかに客を楽しませて、サービスの質を上げるか、というのを他のウェイター・ウェイトレス同士でも競うわけです。

日本から来た観光客からすれば、アメリカのレストランに来て、メニューをきちんと読めるか、そしてちゃんと欲しいものをオーダーできるか、というので既に頭がいっぱい。そこへ突然べらべらと英語でおしゃべりしてこられると、緊張度がますます増してしまい、筆者に助けを求める、ということも何度もありました。

「英語が怖いワケじゃなかったけど、あんなに喋られたら。。。」という友達の声もありました。筆者も在米生活最初こそ戸惑いましたが、レストランに行けば数通りのフレーズややりとりを覚えていれば大丈夫です。
今日はオドオドしないでレストランで使える英語表現を紹介します。


How many?


レストランに入るとまず初めに「ハーイ」と人懐っこい店員さんから言われるでしょう。そして、その次に聞かれるのがこれです。日本でも同じですね。「何人ですか?」というフレーズです。
“How many?”というフレーズは、日本人にもなじみがあり、これを聞くと何を尋ねられているのか直観的に分かると思います。しかし、ややこしいのが答え方です。

We are three.(私たちは三人です)なのか、There are three of us.(三人います)と言うほうがいいのか。どう答えればいいのか、少し戸惑ってしまうかもしれません。
実は、シンプルなのが一番良く、筆者はこういつも言っていました。

Three.
(三人)

えっ!数字だけでいいの!?と思われるかもしれませんが、それで良いのです。しかも、最初のうちはこの数の発音が通じるのか通じないのか不安だったので、指で「2」をしたり「3」をしたりとしていて、英語にある程度自信がついた在米後期でも、やはり癖で、数字を言うとともに指を折って店員に見せていました。
これで十分通じます。”Ok”といって、通してもらえるでしょう。

I will be right with you.


店員さんが、席につくまでに、”How are you today?” (今日の調子は?)“I like your coat.”(あなたのコートいいわね)などとべらべらしゃべってきますが、ここで不安に思わないでください。

日頃の英語、英会話の力の見せ所です。店員さんは絶対に怒らせるようなことや無礼なことは言ってきません。冒頭にも書いたとおり、お客さんをいい気分にさせるようなことしか言わないので、”Thank you”などと簡単な表現で、対応して、慣れてくれば自分から店員さんに話しかけるようなこともしていいと思います。

日本ではあまりないようなこんな海外のレストランならではの経験を、ぜひ楽しんでほしいのです。「客」と「店」で線引きをする日本と、「人」と「人」でのレベルのコミュニケーションを楽しむアメリカ、という文化の違いです。
さて、席につき、メニューを渡されて、一通り終わると、店員さんがこんなフレーズを言うことがあります。

“I will be right with you”

この表現は、最初筆者が意味がよく分からなかったフレーズです。こう言うと店員さんは消えていってしまうのですが、また注文をとりに戻ってくるのだろうけど、、と正直しっくりと意味が分からなかったのです。

これは、「すぐにあなたのもとにきます」ということで、「すぐに戻ります」という意味です。注文を決める時間を与えてくれているのもありますし、店員さんが他に用事があって、そちらを片づけなければならないときに、「またすぐに戻ります」と言っているときに言うフレーズです。
こんな小さなことで、きちんと意味が分からなくても十分に注文して食事を楽しむことはできますが、不安材料にもなりえますよね。小さなことを一つずつクリアにしていくだけで、少しずつ安心できると思いますのでこんな表現もぜひ頭のすみに置いておいてください。

We are ready to order.


さて、メニューを見て、注文したいものが決まったとします。「すぐに戻ります」と言った店員さんが戻ってこない。早くオーダーしたいのだけど、となった場合どういうか。
"Can I order? "なのか。複数いるから、"Can we order?"なのか。それとも"I would like to order."なのか。いちいち迷いますよね。実はどちらでも通じるし、不自然ではありません。自分の好きな言い方で言えば大丈夫ですが、筆者のおすすめはこんな言い方です。

We are ready to order.
(注文する準備ができました)

ネイティブもよく使う表現ですし、こう言う人は多いと思います。”We are ready to~”で、「~する準備ができた」という意味になりますので、他のシチュエーションでも応用がきくと思います。
I am ready to go to work.
(仕事にいってきます)
Are we ready to go?
(もう行くよ)

“We are ready to order.”こう言えば、店員さんが飛んで帰ってきてくれるはずです。

What do you recommend?


ところで、フレンドリーなアメリカの店員さんにはこんなことを聞くこともできます。メニューでこれといったものが決まらなかった場合、注文するときにウェイターやウェイトレス自身のおすすめを聞くのです。

“What do you recommend?”
(あなたは何をおすすめしますか?)

筆者は初めてのレストランに行った場合や、メニューを見てもどれが良いのか全く分からないときは、こうやって尋ねていました。すると彼らは

“Well, do you like chicken? I love chicken, so I love this one”
(あなたはチキンが好きかしら?私はチキンが好きだから、これが大好きなの)

などと、個人的に気に入っているメニューを教えてくれたりします。こうすると彼らとの距離もぐっと縮まって、レストランでの経験が特別なものになったりします。しつこいようですが、日本ではあまりありえないシチュエーションですので、こんなことを海外のレストランではぜひ試してほしいのです。

Can I have…?


さて、いざオーダーするものが決まったときに、どうやって注文するのか。
もちろん、メニューで書かれているものを指さして、”This”と言えば通じますが、それではあまりにも寂しいもの。オドオドしたくはないですし、もう少しきちんとした英語で注文してみたいですよね。

“I want XX”と言うと、やはり”want”は直接的な表現ですので、レストランなどでは控えたいところ。では、どう言えばよいでしょうか。“I would like XX”と言えば、少し丁寧になります。それでも十分OKですが、筆者はこう言っていました。

Can I have XX?
(XXをもらっても良いですか)

もちろん、この”Can”を “Could”にしても良いですが、へりくだった感じに聞こえるので、客の立場でそんなにへりくだるのもおかしいのかなと思って”Can”で通していました。ここら辺の具合は、個人的なものなので、どちらでも自分が良いと思ったほうで良いと思います。
こう言えば、ハッピーな店員さんは

“Good choice!”
(グッドチョイスね!)

などといって、ハイテンションで注文を書いてくれるでしょう。

This is amazing.


注文をして、日本よりもかなり長い時間がたち、やっと料理がきます。(日本のレストランは出てくるまでが早いです)そして、皆と話をしながら楽しく食べていると、あなたのテーブルの係りになったウェイター・ウェイトレスさんが、やってきます。
水を入れに来てくれる場合もありますし、ただ

“How is everything?”
(どんな具合?)

といって、何か不具合はないか確かめにきてくれます。日本ではレストランでは、注文をとってから店員さんが何かと話しかけてくることはないかと思います。水がなくなっていたら、絶妙なタイミングで入れたしてくれますが、それくらいです。
アメリカでは何度も店員さんが具合を聞きに来ます。それが嫌だと思う人は嫌なようですが、これも彼らの大切な仕事の一つで、このタイミングでお客さんはお水がもっとほしい、とか、料理の文句を言うとか、そういうことができるわけです。
ちなみに水がほしければ、

“Can I have more water?”
(水をもっともらえますか)

と言います。何も不備がなければ、

“This is amazing”
(すばらしいです)

(この場合のthisは、料理を指します)。と言えばよいでしょう。もちろん、”amazing”を他の形容詞に変えて、”tasty” “great” などと自分なりに表現してみてください。きっと店員さんは嬉しそうにまたテーブルを去っていくはずです。

Can I get a box?


さて、一度アメリカに住んでしまえば、レストランに出てくる料理の量など気にしなくなりますが、たまに日本から家族や友達が来ると、皆その量に絶叫します。「でかっ」「多っ」などと言うので、アメリカンサイズにもう慣れている筆者は「日本の料理はそんなに小さかったかなあ」と思っていました。

帰国してから、アメリカのサイズのことを思いだすと、確かにすごかったですね。慣れというのは怖いもので、今また日本のサイズに慣れているので、アメリカに帰れば「げげっ」とあの頃の友達のようにびっくりしてしまうと思います。
そんなアメリカのレストランでは、女の人なんかは特に食べきれなかったりするもの。そのために、残り物を入れる箱を用意しているレストランが9割9分です。

レストランで、残ってしまったものを箱に入れているお客さんを見たことがあるかもしれません。あのような箱をもらいたいときは、シンプルにこう言います。

“Can I get a box?”
(箱をもらっても良いですか)

すると、”Sure”と言って、店員さんが持ってきてくれます。たまに、向こうのほうから”Can I get you a box?”と聞いてくれるときもありますので、そういうときは、残り物の箱のことを言っているのだな、と思ってください。
お腹いっぱいでたべれなくて、箱をもらってかえり、小腹がすいた夜中なんかにこれをまた温めて食べるのが、楽しみだったりします。こんなことをしながら、在米生活では皆驚くほど体重が増えていきます。

Can we get the bill?


さて、食事も終り、そろそろ帰ろうかとなったとき、まだ請求書が来ていない、なんていうことも多々あります。日本では料理がそろえばすぐに請求書がテーブルの上にあるわけですが、海外ではこういうことがゆったりしていますので、こちらから言わないと出てこないことはよくあります。
そんな時に、どう言えばよいのか。これも先ほどの箱と同じような文法でオッケーです。

“Can we get the check?”
(お会計をお願いします)

こういえば、持ってきてもらえます。たいていは本のような形の請求書が来て、そこに現金をはさむか、クレジットカードを入れる場所があるのでそこにカードをはさみます。すると、現金であればそのまま店を立ち去って良いですが、クレジットカードをはさんだ場合、店員さんが目ざとく見つけて、それをチャージし、また戻ってきて、そこにサインをして決算終了となります。
こうして、お客さんは注文から会計までテーブルを去らなくても大丈夫なシステムになっているレストランも多いです。日本とは勝手が違うので戸惑うかもしれませんが、アメリカではよくある形です。

レストランで覚えておくべき英語表現 まとめ


さて、これらの表現を覚えれば、もうオドオドしなくてすむのではないでしょうか?

日本の常識は世界の非常識、とも言われますが、ところ変わればいろんなことが違ってくるので、言語の不自由さにも加えて、緊張してしまいますよね。もう場数を踏むしかないところはあるのです。しかし、ある程度のフレーズや表現を覚えていれば、緊張はしても、オドオドまでもはしないと思います。ここはリラックスして、これまでの自分の英語力を信じてみてください。

失敗してもそれはそれでよし!そうすれば次回は間違いません。せっかくの海外のレストランの経験を楽しみましょう。