その気にさせるエロい英語をネイティブに聞いてみた
[公開日]2017/11/28[更新日]2019/01/18「エロい」は一般的に"dirty"が使われます。
今でこそ当たり前に使えますが、筆者もアメリカに留学するまではエロい英語は無知でした。
そのため、ネイティブと話していると意味ありげにに眉毛を上げてニヤニヤするので、「エロい意味で言っているのかな?」となんとなく感じるものの、どう返せば良いのか分からず置いてけぼりをくらった記憶があります。
それからというものネイティブに日常会話だけでなく下ネタやエロい言葉を教わった筆者は、ネイティブ以上にエロいことを言い返せるようになりました。
もちろん話している相手にもよりますが、英語を話すときに下ネタを織り交ぜながら話すとネイティブとのコミュニケーションが何倍も盛り上がります。
この記事では、ネイティブ直伝のエロい英語表現をちょっとマジメに紹介します。
目次
超初級!英語で「エロい」ってなんていうの?
まずは、「エロい」という意味を示す英語の形容詞を紹介します。
日本語でいう「エロい」は"dirty"
日本語の「エロい」のように軽く言える言い方としては
"dirty"
(エロい)
(エロい)
が一般的です。"dirty"という単語は「汚い」「よごれている」という意味で覚えている方も多いと思いますが、実はこんな意味もあるのです。
そこから転じてdirty=「下品」「みだら」というような意味合いが生まれたのでしょう。
「"dirty"=エロい」という表現はとてもカジュアルに使え、ネイティブなら誰でも使います。
"dirty"は言い方によって、「クールなエロ」「エロかっこいい」というニュアンスを伝えたいときにも使える表現ですのでどんどん使ってみてください。
"You are such a dirty girl!"
(なんてエロい子なんだ!)
恋人同士でこのようにじゃれ合うときに言ったりします。(なんてエロい子なんだ!)
恋人同士の会話だけでなく、女子トークのときにも出てくる英単語ですね。
"She keeps telling dirty jokes and we have a lot of fun."
(彼女ったら、エロい冗談ばっかり言うのよ。とっても楽しんだけどね!)
(彼女ったら、エロい冗談ばっかり言うのよ。とっても楽しんだけどね!)
ちなみに、「エロい」というのは特に女性の場合、ポジティブなことと捉えられます。
"nasty"もエロいを表す英単語
よく似た種類の単語で「不快な」「たちの悪い」という意味の"nasty"があります。"dirty"と同じような軽いノリでエロいを表す英単語です。
"She may not seem like it, but she is pretty nasty in bed."
(そうは見えないかもしれないけど、彼女はベッドではエロいんだ)
(そうは見えないかもしれないけど、彼女はベッドではエロいんだ)
このように男性同士で話すときにサラッと使われたりします。
アメリカでは「フェロモンむんむん」は女性への褒め言葉
ただ「エロい」といっても、セクシーでフェロモンがむんむん出ているような場合はストレートな英語表現を使います。
"sexual"
(性的)
"sensual"
(官能的、肉体的)
(性的)
"sensual"
(官能的、肉体的)
「性的」という意味の"sexual"は、先に出た"dirty""nasty"と同じくらいカジュアルに使える単語です。
大学生や20代前半の若い人たちが"エロい=dirty"をよく使っていますが、ニュアンスとしては"dirty"も"sexual"も大きな違いはありません。
どちらかというと、"dirty"より"sexual"のほうがより丁寧、適切な表現ですね。
"sexual"の中に"sex"というワードが入っているので、日本人からすると使いづらく感じるかもしれません。
しかし、sex"という単語は性別を表すため、以下のような日常英会話でも普通に使われます。
"That movie was full of sexual jokes. We can't watch it with kids."
(あの映画は性的ジョークばかりだった。子供たちとは観れないな。)
(あの映画は性的ジョークばかりだった。子供たちとは観れないな。)
"The new book I read was more sensual than I thought."
(私が読んだ新しい本は思ったより官能的だったわ。)
(私が読んだ新しい本は思ったより官能的だったわ。)
スケベ親父は世界共通だった
スケベ親父は日本だけでなく世界共通です。英語では「エロいおじさん="dirty old man"」がスケベ親父にあたります。
"You always have to add something dirty. Such a dirty old man."
(いやらしい冗談を絶対言うよね。スケベ親父だな。)
(いやらしい冗談を絶対言うよね。スケベ親父だな。)
下心がバレバレな人のことは?
体目当てだとバレバレな人やあわよくばを考えている人のことは、下心がある="with sexual intention"という表現を使います。"I wonder if he was asking me out with sexual intention."
(彼ってば、下心持ちながら私を誘ったのかしら。)
(彼ってば、下心持ちながら私を誘ったのかしら。)
"intention"は「意図」という意味です。
もう少しエロくてスケベな人には、"dirty"や"sexual"ではなく、"pervert"という英語が使われます。
日本語で「スケベ」というと、スカートめくりをするくらいの軽くてかわいらしい意味合いかもしれませんが、"pervert"はそれよりもう少し「変態」チックなイメージです。
冗談で上の様に友達に言うのはOKですが、あまり知らない人にいきなりは使えない単語です。
"You, pervert!"
(お前、変態!)
(お前、変態!)
Kinki kidsは変態のこども?
英語には、kinky=変態という意味を持つ単語があります。そのため、kinki kidsがそのまま英語として発音されるとどうしても"kinky kids"(変態の子供たち)となってしまうという話は有名です。日本では大人気のアイドルでもアメリカでその名を発しようものなら、ネイティブはそろって目を丸くします。
よく使われるワードではありませんでしたが、マニアックな変態プレイが本当に好きな人たちが使う言葉と考えておくといいかもしれません。
ネイティブは"sexy"より"hot"でその気にさせる
なんだか見ているだけでその気にさせるようなエロい人は、シンプルに"hot"という単語で表現できます。
"hot"は「熱い」という意味が一般的ですが、ネイティブは、魅力的な異性を"hot"という表現で褒めてきます。男性でも女性でもこう言われたら、褒め言葉です。
"sexy"「セクシー」でももちろん良いのですが、"hot"のほうが少しだけ遠回しな分こなれた感じがします。
"You are so hot."
(君はとてもホットだ)
(君はとてもホットだ)
というように、その人自身を褒めることに使ったり、体の一部を褒めると、"hot"はますます性的な魅力を示すような表現になります。
"Your lips are so hot."
(君の唇はとてもエロいね)
(君の唇はとてもエロいね)
卑猥な、みだらな
上品なエロとはかけ離れて、卑猥でみだらな場合は、卑猥、いやらしい="obscene"という単語を使いましょう。ただし、卑猥・下品といったニュアンスを含んでいるため、少しネガティブな意味でのエロさを示す時に使われることが多い言い方です。
"I know you are cheating on me! You keep sending obscene messages to that girl!"
(浮気してるって分かっているのよ!あの女といやらしい会話ばっかりして!)
(浮気してるって分かっているのよ!あの女といやらしい会話ばっかりして!)
"I don't want to hear such obscene language."
(そのような下品な言語は聞きたくないわ。)
(そのような下品な言語は聞きたくないわ。)
相手をその気にさせる王道のエロいロマンチック英語
「君、エロいね」なんて直接的に使わなくても、相手をその気にさせるような英語のフレーズもあります。
恥ずかしがり屋な女性や口説きたいときにおすすめです。
あなたが欲しい
"I want you."
(あなたが欲しい。)
(あなたが欲しい。)
ベッドのシチュエーションでこう言われたら、嫌な顔をする人はいないでしょう。とても控えめでエロい匂いはどこにもありませんが、「あなたが欲しい」という英語表現は、シンプルで王道な英語表現です。
スイッチが入りました
"I'm turned on."
(興奮してきた。)
(興奮してきた。)
日本語で言うと少しヘンですが、「性的に興奮している」という英語表現です。
"turn on"には「電気をつける」という意味がありますが、恋人同士や相手を口説くときには興奮のスイッチが入ったというニュアンスになります。
"Please turn on the light."
(電気をつけてください。)
(電気をつけてください。)
"turn off"といえば「消す」という意味になります。これが英語表現のおもしろいところですが、まるで電気のスイッチをつけたり消したり、というように興奮のスイッチがつく、という意味合いです。
「興奮してきた」と"I'm turned on."を真面目な顔で言うのが恥ずかしければ、おどけた感じで「スイッチ入りました!」と"I'm turned on."と言ってみるのも良いでしょう。
我慢できない、ムラムラしてきた
"I'm turned on."という言い方でも興奮スイッチが入ったことは十分伝わりますが、もう少しいやらしく、「ムラムラしてきた」というようなニュアンスを持たせたいときは"horny"という英単語がぴったりです。
"I (am)feel horny."
(ムラムラしてきた。)
(ムラムラしてきた。)
これは"turned on"よりもより直接的で、特に女性が言うと男性は嬉しく興奮するようなフレーズです。
"horn"は動物などの「角」という意味ですが、それがなぜ「ムラムラする」というような意味合いと繋がったのか、筆者のアメリカ人の夫に聞いてみましたが、"I don't know."ということでした。
筆者の推測では、動物たちはパートナーを見つけて交尾する為に、角をはじめとした自分の武器でオス同士戦いますよね。そのため"feel horny"「角っぽく感じる」がそのような意味になったのかと考えます。
我慢できなくなる?女性からのエロい誘い文句
"horny"は直接的すぎる、という女性にはこんな話があります。
90年代から2000年代に大人気を博した"Friends"(「フレンズ」)というアメリカのコメディドラマをご存知ですか。筆者もこのドラマの大ファンですが、その中で有名になったジェニファーアニストン扮するレイチェルが妊娠している時期のエピソードがあります。
妊娠中のホルモンの変化のせいで、ムラムラしてきた彼女が恋人のロスに、どうしても今ベッドインしたいと言いたいのだけど、それが気恥ずかしいのか遠回しに言うというくだりがあります。その時に直接的に"I am horny"とは言わずにこう言いました。
"How do I put it... I think I am sexually charged."
(なんと言えば良いかしら。。。私、性的に充電されてる感じよ)
(なんと言えば良いかしら。。。私、性的に充電されてる感じよ)
筆者はこのユニークな言い方に爆笑したものです。普通は"sexually charged"というような言い方はしませんが、かわいらしいレイチェルが思い切って、この様に精一杯言った姿はとてもチャーミングでした。
"charge"という単語にはいろいろ意味があって、「金額を請求する」「告発する」の他、「(電気を)充電する」という意味があります。こんな使い方をします。
"I'm charging my cell phone."
(携帯電話を充電してるんだ。)
"My camera is charged up and ready to go."
(カメラは充電完了、いつでも準備OK。)
(携帯電話を充電してるんだ。)
"My camera is charged up and ready to go."
(カメラは充電完了、いつでも準備OK。)
レイチェルの"sexually charged"という言い方は、まるでレイチェルの性欲が満タンまで充電されて、準備万端でいるというような言い方で遠回しに「ムラムラする」と言っているのです。
先ほどの"turned on"も電気のスイッチのような表現でしたが、アメリカ人はなぜか性欲と電気をつなげるのが好きなのかもしれませんね。
注意!日本人がうっかり言ってしまうエロい英語
堂々と英語を話すことは大切ですが、間違えると大恥をかく場合もあるので以下のワードは必ずチェックしておいてくださいね。
日本人ならではの問題ですが、英単語のちょっとした発音を間違えるとネイティブを驚かせてしまうエロい単語になっていることがあります。
大きな声でコーラを注文してはいけない?
筆者は個人的には苦労したことはないのですが、この三つの単語の発音を差別化できない方もいるようです。
"cook"「クック」
(料理する)
"coke"「コーク」
(コーラ)
"cock"「コック」
(男性器)
(料理する)
"coke"「コーク」
(コーラ)
"cock"「コック」
(男性器)
「コックさん」は英語では"chef"(シェフ)です。日本語では「コックさん」というので、そのまま「コック」と言ってしまうと男性器そのものの発音になるので気をつけましょう。
「コーラください」のつもりが「男性器ください」
「コーラ」を表す"coke"の発音ができずに、コーラの注文に苦労した友人がいました。"coke"という単語はカタカナ英語で「コーク」と言っても通じにくく、ネイティブっぽく言うと「クオウク」というような発音になります。下手に発音すると"cock"(男性器)と聞こえてしまうのでこちらも発音には注意しましょう。
LとRを間違えて大惨事!選挙と、、、
筆者が個人的に在米中、使うたびに神経を使った単語は「"election"=選挙」です。
LとRが一文字違うだけで、「"erection"=勃起」という意味にすり替わってしまいます。
"Are you following the news of the presidential election?"
(大統領選挙のニュース、見てる?)
"What did you think of the election this time?"
(今回の選挙についてはどう思った?)
(大統領選挙のニュース、見てる?)
"What did you think of the election this time?"
(今回の選挙についてはどう思った?)
この様に、周りのアメリカ人に尋ねたかったのですが、LとRの発音を間違えると以下のようになります。
"What did you think of Presidental erection?"
(大統領的勃起についてどう思った?)
(大統領的勃起についてどう思った?)
筆者の場合ネイティブとの会話の中で、「LだったかなRだったかな」と考えれば考えるほど頭が真っ白になるので、"election"というワードを使わずに選挙の話ができるようにしています。
"Did you vote?"
(投票した?)
(投票した?)
"vote"は「投票する」という動詞です。
子猫に注意!知らずに下ネタを言ってるかも
エロくない意味とエロい意味、両方がある単語は困りものです。言い方や状況によれば、本人が気づかなくとも周囲に笑われるようなこともあります。
猫は"cat"という単語で表されますが、他にもたくさん言い方があります。
"kitty"
(子猫、かわいい猫ちゃん)
"kitty cat"
(かわいい猫ちゃん)
"feline"
(ネコ、ネコ科)
(子猫、かわいい猫ちゃん)
"kitty cat"
(かわいい猫ちゃん)
"feline"
(ネコ、ネコ科)
そしてもう一つ、
"pussycat"
(ネコちゃん)
(ネコちゃん)
という表現方法もあります。短く"puss"や"pussy"というネイティブもいますが、筆者は、なかなか口に出して言えません。というのも、「"puss"=女性器」を表す言葉でもあるからです。
「女性器」という単語が「猫」と同じだなんて、日本語では全く考えられませんが、子供向きの絵本もこんな単語が普通に出てくることがあります。
何も考えずに猫を見て"pussy"というネイティブもいますが、使う前に一応知識として知っておいたほうが良いでしょう。
"bush"にはエロい意味も!Bushさん家は大迷惑な隠語
"bush"は「(草などの茂み」という意味ですが、これには「陰毛」の意味もあります。そのまま茂みっぽいからでしょう。
これに絡んで、ブッシュ氏が大統領だった時はこの類のジョークがたくさん言われていました。
エロい表現を知らずに語られた笑い話
エロい意味合いがある単語というのを知らずに使うと、とてもおもしろいジョークや笑い話になったりします。先に出た"pussy"と"bush"を兼ね合わせた信じられない出来事を、その昔、筆者が大学生の頃に今の義母が話してくれたことがありました。
"Grandma needed her bush trimmed because she couldn't see the pussywillow anymore! So Uncle Dick trimmed Grandma's bush for her!"
(おばあちゃんが、庭のネコヤナギがもう見えないから(大きく伸びた)草の茂みを刈り込んで整えないといけなかったのよ。だから、ディックおじさんがおばあちゃんの為に、茂みを刈ったの!)
(おばあちゃんが、庭のネコヤナギがもう見えないから(大きく伸びた)草の茂みを刈り込んで整えないといけなかったのよ。だから、ディックおじさんがおばあちゃんの為に、茂みを刈ったの!)
と英単語だけをみると普通の話に聞こえますが、ここにエロい意味を持たせると、信じられないくらいに恥ずかしい話になります。
"bush"(草の茂み)→(陰毛)
"pussy"(ネコ)→(女性器)
"pussy"(ネコ)→(女性器)
だけでなく
"trim"(草だけでなく、毛を整えるという意味もある)
"Dick"(名前だけでなく、男性器という意味もある)注>Dickは、Richardのニックネームで、米国ではメジャーな名前。
"Dick"(名前だけでなく、男性器という意味もある)注>Dickは、Richardのニックネームで、米国ではメジャーな名前。
というキーワードも含めるとおばあちゃんの何気ないエピソードとして耳に入ってこなくなります。
"Grandma needed her bush trimmed because she couldn't see the pussywillow anymore! So Uncle Dick trimmed Grandma's bush for her!"
(おばあちゃんが、もう性器ヤナギが見えなくなったから、陰毛を切って整えないといけなかったのよ。だから、おちんちんおじさんが、おばあちゃんの為に陰毛を切ったの!)
(おばあちゃんが、もう性器ヤナギが見えなくなったから、陰毛を切って整えないといけなかったのよ。だから、おちんちんおじさんが、おばあちゃんの為に陰毛を切ったの!)
義母の話を黙って聞いていた、筆者と筆者の夫には、この話はもう下ネタ話にしか聞こえません。
下ネタが全く通じない義母は、「何がそんなにおかしいの?」と全く分かっていない様子でしたが、筆者や夫から言わせれば、ここまでエロい言葉が立て続けに出ている奇跡のような話に、全く気づいていない義母のほうがおかしくてたまりませんでした。
これはウソのような本当の話で、男性器という意味になりえる"Dick"という名前があるのも日本人にはなかなか信じられませんが、実際に夫にはDickという叔父もいます。
知っておきたい英語のエロいスラング
こんな単語がそんな意味になるの?というようなスラングなど、知っておきたい英語のエロいスラングを紹介します。
胸、おっぱい
胸やおっぱいに関するスラングもたくさんあります。
"rack"
"girls"
"mosquito bites"
"girls"
"mosquito bites"
"rack"は「棚」という意味で、日本語でも「ラック」と言いますよね。これが女性の胸、おっぱいを表すスラングです。
"girls"は女性が自分の胸のことを話す時に使います。
"My girls are pretty big."
(私の胸は結構大きいの。)
(私の胸は結構大きいの。)
2つなので複数形になっているところもおもしろいですね。
"mosquito bites"は「蚊に刺されたところ」「蚊の虫刺され」というような意味で、蚊に刺された程度の、虫刺され程度の小さな胸=「貧乳」という意味になります。
"I don't even need a bra for my mosquito bites."
(虫刺され程度の私の胸にはブラさえもいらないわ。)
(虫刺され程度の私の胸にはブラさえもいらないわ。)
女性器
女性器は男性器以上にたくさんのスラングがあります。
"box"
"beaver"
"honey pot"
"beaver"
"honey pot"
日本語では考えられませんが「箱」という意味の"box"でさえ、状況や言い方によればエロい言葉になりえます。
「女性器="box"」ということを知ったとき、筆者は英語という言語の幅広さを知ったような気がしました。
"Open my box."
(私の箱を開けて。)
(私の箱を開けて。)
普通の顔で言えば、「何か開かない箱があるから開けてほしいのかな」と思うだけですが、意味深な顔をして言えば、性的なジョークになってしまうのです。
英語はダブルミーニングや、隠されたもう一つの意味を持たせやすい言語ですね。
名言の中に隠れているエロい英語
英語には、ダブルミーニング(二通りの意味)が色々と可能な言語の特性があるので、英語を話す人は必ずといっていいほどエロいジョークも平気です。
そのため、映画を見たり音楽を聞いていると、必ずといっていいほどエロさが含まれています。それを見つけるのも英語力アップにつながるかもしれません。
あの名作映画「トイ・ストーリー3」にもエロい英語が隠されていた?
トイ・ストーリー3のミスターポテトヘッド
アメリカ人なら子供のころに一度は観たはずであるディズニーのアニメにも、子供向きでない内容が含まれています。たとえば、「トイストーリー」シリーズの中で、ミスターポテトヘッドとミセスポテトヘッドというおもちゃの夫婦がいますよね。
ジャガイモの形をしていて、両目やまゆげ、鼻や口がパーツになっていて、ことあるごとにそのパーツが取れたりするあのキャラクターです。
「トイストーリー3」でそのミセスポテトヘッドがべらべらと喋りすぎる場面で、誰かがうんざりして、彼女の口を体から取ってしまったというシーンがあります。
するとミスターポテトヘッドがこう言い放つのです。
“Hey, nobody takes my wife’s mouth except me!”
(おい、俺以外は妻の口を取るな!)
(おい、俺以外は妻の口を取るな!)
パーツが取れるおもちゃですから、文字通り「口を(体から)取った」という意味でもちろん言われたセリフです。
しかし、「妻の口は俺だけの物だ」という性的な意味で、大人向けの二つ目の意味が生まれたわけです。
こういう類のジョークはアメリカ映画でたくさんありますが、もちろん子供たちは理解できませんので、子供の横で親がくすっと笑うという図ができあがることが結構あります。
日本語字幕だと伝わらない「夢のチョコレート工場」のエロさ
ジョニー・デップが出ている新しい方ではなく、1971年のオリジナルの「夢のチョコレート工場」の方のセリフです。ウィリーウォンカの工場に招待された子供たちが、味のする壁を発見したシーンのセリフです。
“Lick an orange. It tastes like an orange. The strawberries taste like strawberries! The snozzberries taste like snozzberries.”
(オレンジをなめてみてごらん。オレンジの味がするから。いちごはいちご味だぞ!スノーズベリーはスノーズベリーの味がするぞ。)
(オレンジをなめてみてごらん。オレンジの味がするから。いちごはいちご味だぞ!スノーズベリーはスノーズベリーの味がするぞ。)
するともちろん、スノーズベリーとは何かと聞かれたウォンカですが、そこは答えを濁して答えないまま、となってしまいます。
ベリー類は、女性器を連想することもありますので、それを示唆しているのかもしれないと、たくさんのアメリカ人が思っているようです。
これも日本語の字幕を読むだけだと「へえ。わけわからないな」と思うだけでスルーしてしまいそうなジョークですよね。筆者は子供向けの映画にしては結構ヘビーに性的だなと思ったものです。
名曲にもエロい意味がたくさん隠されているかも
映画だけでなく、歌詞の中にも隠されたエロいメッセージがいっぱいです。
きっと聞いたことがある曲の中にも実は思っていたよりセクシーな意味が込められていた!ということがたくさんあると思います。
Marvin Gaye - Let's Get It On
R&Bやファンクを歌っていたアメリカの音楽史で欠かせないマーヴィン・ゲイという歌手の代表曲の中にこんな歌詞があります。
"Come on baby, stop beating round the bush"
(頼むよベイビー、遠回しなのはやめてくれ)
(頼むよベイビー、遠回しなのはやめてくれ)
"beat around the bush"は直訳で「草むらのまわりをたたく」という意味ですが「遠回しの言い方をする」という慣用句です。草むらそのものを直接たたけばいいのに、その周りを叩いて、答えを探そうとする時に使える表現です。
"bush"は「陰毛」の意味もあるとお伝えしましたが、上の歌詞を性的にとらえると「じらすのはやめてくれ」というような意味になってきます。
DNCE - Cake by the ocean
最近日本でも人気のクレイジーなバンドDNCEですが、彼らのキャッチ―なヒットソングもエロさが含まれています。そのまま訳すとこんな感じです。
"Talk to me, baby
I’m going blind from this sweet sweet craving, whoa-oh
Let's lose our minds and go fucking crazy
I-I-I-I-I-I keep on hoping we'll eat cake by the ocean"
(続けようぜベイビー
甘い甘いのが欲しくておかしくなりそうだ
どうかリラックスしてハメをはずそう
浜辺でケーキを一緒に食べるのをずっと願っているんだ)
I’m going blind from this sweet sweet craving, whoa-oh
Let's lose our minds and go fucking crazy
I-I-I-I-I-I keep on hoping we'll eat cake by the ocean"
(続けようぜベイビー
甘い甘いのが欲しくておかしくなりそうだ
どうかリラックスしてハメをはずそう
浜辺でケーキを一緒に食べるのをずっと願っているんだ)
"craving"というのは「欲しくて仕方ないもの」「切望」というものです。食べたくてたまらないものについて話す時に使うことが多いです。
"Ever since I got pregnant, I have a craving for fast food."
(妊娠してからというもの、ファストフードが食べたくてたまらない。)
(妊娠してからというもの、ファストフードが食べたくてたまらない。)
ケーキについての詩ですのでこの"craving"という単語が使われているのは納得ですが、おそらく切望しているのはそれだけではないようです。性的な意味に関しては"eat"(食べる)という単語は"lick"(なめる)という単語と同じように使われることが多いのです。
ですので、一体何を食べるのを切望している歌なのか、ということになってきます。
何気ない映画や歌詞の中もサラッとエロい意味を持つ英語が入っているので、見つけるのも楽しみの一つになるかもしれませんね。
実践あるのみ!下ネタ英語でネイティブとの会話が10倍盛り上がる
エロい英語表現はまだまだたくさんありますが、まずはこの記事である程度エロい英語が頭に入ったかと思います。
あとは、実際に口に出してみることです。
意外と歌の中や映画の中にもたくさん意味深の単語は入っているので、ぜひいつもとは違った視点から英語を見てみると新たな発見が得られるでしょう。
エロい英語表現は、友達や恋人など身近な人とは距離を縮めるツールになりますので、ぜひ自分から仕掛けていってみてください。
きっかけはエロい英語だったとしてもここまで英語が操れるようになれば、英会話もネイティブ並みの力がつきますよ。
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