それ言われたら惚れてしまう!女性がグッとくる英語の愛情表現11選
[公開日]2016/12/20筆者は、これまで外国人との恋愛を通して、(最後にはアメリカ人と結婚しましたが)「あなたのことを大切に思っているよ」と表現できるフレーズががたくさんあることに気づきました。
"いかにも"の愛のフレーズ以外にも、ふとした時に愛情いっぱいのフレーズを言われると、女性としてはぐっとくるものがあります。
今日は、ネイティブ男性が使う、女性が喜ぶ愛の英語表現を紹介します。
誰かに完璧にハマってしまったら
この子、いいなと思ったら"I am hooked on you"
さて、筆者がまだまだ英語がつたなかった頃、イギリス人の男の人と恋をしたことがありました。その人を一目見た時から、外見にまず魅かれました。日本人にはあり得ない程の長身で、男らしい体つきにの男性に目がない筆者は、吸い込まれてしまったのです。彼は日本語が全くダメでしたので、もちろん話をする時は自分のへたくそな英語頼り。相手が何を考えているのかよく読めなかったり、彼の言っていることが分からないようなことはもちろんありました。今思えば、一生懸命自分の英語を駆使して彼との距離を縮めていきました。
そんな彼も、筆者のことを良く思っていてくれたらしく、彼にこんなことを言われたことがありました。
"I am hooked on you"
(君にハマった)
"I am crazy about you"
(あなたに首ったけ)
"I have a crush on you"
(べたぼれだよ)
(君にハマった)
"I am crazy about you"
(あなたに首ったけ)
"I have a crush on you"
(べたぼれだよ)
“hook”というのは壁なんかにつけて、鞄等を吊るす「フック」です。”I am hooked on ~ “で、「~にハマる」という意味になります。何かすごく好きな物事や、人に自分が釣り下がっているようなイメージで、おもしろいですよね。
“I am crazy about someone”で、「誰かにクレイジーになっている」というような、本当に夢中になっていることを表します。”I have a crush on you”も同じような意味で、とにかく誰かにべた惚れになっている時に使える表現です。
こんな風なことを言われて、悪く思う女性はいないでしょう。外国人男性は、ことあるごとにこういう言葉の嵐で気持ちを表してくるので女性にとっては気持ちが良いです。
本気で魅かれてきたら
ちゃんと伝えたいときは"I am attracted to you"
上記二つの表現はちょっとおもしろいというか、フランクな表現ですがもう少し真面目に表現したければ、こちらです。
“I am attracted to you”
(私はあなたに魅かれている)
(私はあなたに魅かれている)
このフレーズを少し真面目な顔をした相手に言われると、とても深く響きます。本気で自分のことを考え始めてくれているのだなと思ってしまいます。
これを言われると、女性として、異性として魅力的だと思っているのだな、というのが伝わるので、自分の女子力がとてもハイレベルになっているような気分になってしまいます。なので例えば、それまで友達関係だったのに、会っているうちに何となく異性として魅かれてきた、となると次のステップに持っていきたいなあという時にこれを言うと男女ともに効果的です。
実はその通りのシチュエーションで、ただ友達だった人にこう言われてから、いきなりロマンチックな雰囲気になってしまって、キスをしてしまった経験が筆者にもあります!
本気度97%"I had been always looking for someone like you"
さて、上記したイギリス人男性ですが、彼にこういうことを言われたこともありました。振りかえって、ぼそりとこう言いました。"I had been looking for someone like you"
(今まであなたのような人を探していた)
(今まであなたのような人を探していた)
これを言われた時、英語力がまだまだでしたので、ぱっと頭に入りませんでした。過去完了形だし、意味としても何となくニュアンスは分かるけれど「こういうことなのかな?」と自信がありませんでした。このフレーズのポイントは、現在完了でなく、過去完了であることです。
もしこれが、”I have been looking for someone”であれば、現在完了進行形の用法ですので、過去から続けて、今もまだ誰かを探している、と言う風になりますが、過去完了”had”が使われていますので、ここに「私たちが出会うまでは」というニュアンスが入ります。よって「あなたのような人を探していた、そして探し当てた」という意味合いになります。こんなことを言われると、とても自分が特別な感じがしますよね。
今思えば、こんなことを言われたのは後にも先にも彼だけでしたので、イギリス人の男性はとてもロマンチックなのかもしれません。
大事な人と思えるようになったら
真剣に目を見て"I care about you"
いいなと思った人との恋愛がうまく進展せず、長い間友達どまりだったり、男の人がつれない態度だったりしたら、「私のことをどう思っているのかしら」「私のことなんて結局はどうでもいいと思っているのかも」と思ってしまうこともありますよね。健全で楽しい恋愛ばかりできれば良いですが、そうでないときもあります。筆者もそんな風になって、ドツボにはまったことがありました。なので、すねた感じで「もういいよ別に。私のことどうでもいいんでしょ」みたいな態度を取っていたのでしょう。相手にこう言われました。
“I care about you, you know?”
(君のことは大事に思っているんだよ)
(君のことは大事に思っているんだよ)
“Care”は動詞で「気にする」「注意を向ける」という意味です。でも、そうだとしても特別に異性として好き、または愛してる、というのとは別です。大事な友達や家族にも使えるフレーズです。
これを言う男性は、ちょっとずるいなと当時は思いました。どっちつかずの態度でもこうやってキープしておきたいのかなとも思えるからです。でも、これを言われるのと言われないのとでは安心感が違います。最悪、上手くいかずの友達として留まるにしても、相手は気にかけてくれているということは絶対的に分かります。
“We”と言われると特別感がグッと増す
「私」ではなく「私たち」と言われると、特別感があります。どのセンテンスにも主語である”I”が入ってくる英語だけにそれが複数形の”we”になると、そこに二人の関係がある、複数形で考えてくれているのだ、と思える規準になります。特にまだカップルになっていなければ、これは重要です。筆者もアメリカ人の男性と仲良くなっている時に、彼と彼の友達数人と飲んでいたことがありました。その時にもうそろそろ行こうかと男性が言った時に、友達にこう尋ねられました。
“So, are you leaving now?”
(もうお前、帰っちゃうの?)
(もうお前、帰っちゃうの?)
すると彼はこう返しました。
“WE, are leaving now.”
(俺たち、もう行くわ)
(俺たち、もう行くわ)
これが女子力ならぬ、男子力ですかね。私たちをユニットとして考えてくれているのだなととても嬉しく思えたものです。
カップルの挨拶
さて、出会って盛り上がって、晴れてカップルや夫婦になった人たちの間で使える会いの表現はどんなものでしょうか。
"I love you"はあいさつ代わりにサラッと
ここでやっと出てきました、英語の言わずと知れた愛の表現。“I love you!”
(愛してるよ!)
“I love you too!”
(私も愛しているわよ!)
(愛してるよ!)
“I love you too!”
(私も愛しているわよ!)
これは確かに日本人同士の夫婦なら年に一回も聞けない、と嘆く方もいるかもしれませんが、筆者の家庭を含め、国際結婚、恋愛をしているなら挨拶のように使うフレーズです。愛情の確認をしているのですかね。筆者も自分のことながら、はっきり言うと、なぜこんなにこのフレーズを言うのか分からないです。
「いってらっしゃい」「おやすみ」の時には必ず続けて言いますし、時におどけて、「この洗濯干しておいてね、サンキュー、アイラブユー」のように言ったりもします。
思えば「お願いしますね」みたいな意味も込められているのではないでしょうか。英語では「お世話になりました」や「お願いします」みたいなねぎらう表現がないので、全て“I love you” に収めらているような気がします。
結婚してもこう言われると嬉しい"I am in love with you"
「相手を愛していても(”love ”)、”in love”しているとは言い難い」というシチュエーションがあります。英語でいう”love ”とは、「愛する」で、人に使う場合は重い意味がありますが、物なんかに使う時は案外軽い感じで使われます。“I love chocolate!”
“I love Christmas”
“I love Christmas”
というような感じです。恋愛でも男女がお互いに大きな存在になって、お互いのことを思いやるようになると”I love you”と使いますが”I am in love with you”といえるかどうかはまた別物です。
特に長く付き合っているカップルや、夫婦になると、日本でもそうですが、恋する感じはなくなってきますよね。マンネリしたり、いつまでもラブラブする雰囲気はないです。でも、だからといって相手を愛してないわけではない。この感じです。しかし、そうなってくると余計に聞きたいのが、このフレーズ。
“I am in love with you”
「あなたに(異性として)惚れている」というのが妥当な訳かもしれませんが、筆者に言わせると「いとおしくて仕方ない」というような感じでしょうか。
筆者も結婚してから子育てに追われて、旦那との間でも恋愛の綺麗な要素は全くなくなってしまいました。それでもたまに彼の口からこれを聞くと、安心できます。カップルでいた頃とはまた意味合いが何倍にも重く感じられるからかもしれませんね。
特別感を出したいなら
一生に一度の運命の人に"You are the one"
“the one”というのは一生に一人出会うような「この人」「運命の人」ということです。出会った人が運命の人なのかなと思って、使うのはもちろんですが、カップルや夫婦になった後、ケンカの後なんかでこう言われると、心に響きます。“You are the one afterall, you know?"
(結局、君が運命の人なんだからね)
“I know”
(分かってる)
(結局、君が運命の人なんだからね)
“I know”
(分かってる)
アメリカ人の女子と話していると、この単語は良く出てきます。皆、”the one”を探してデートをしているのです。
古典的?でも使えるおなじみの"I can’t live without you"
“I can’t live without you”
(あなたなしでは生きられない)
(あなたなしでは生きられない)
とは、典型的な愛の言葉ですが、これはまだ生きています。日本語ではあまり言わないのかもしれませんが、英語では聞くことがありますよね。
人生の中でこの人が絶対に必要だと思うことはそんなにないですが、これという人が出てきたら、これを言うのも手ですね。女の人がこう言われたら、母性本能をくすぐられるかもしれません。ちなみに筆者は、このフレーズを言われたことがあまりなく、結婚8年目にして最近おちゃらけた感じで言われるので、ジョークで返しています。
“I can’t live without you!”
(あなたなしでは生きられない!)
“Yeah, because you wouldn’t have anyone who makes a bento for you!”
(そだね、あんたに弁当作ってくれる人、他にいないもんね)
(あなたなしでは生きられない!)
“Yeah, because you wouldn’t have anyone who makes a bento for you!”
(そだね、あんたに弁当作ってくれる人、他にいないもんね)
色んな言葉で愛を囁いて
さて、いかがだったでしょうか。
英語で愛の表現といえば、”I love you”がまず頭に浮かんで、外国人はこのフレーズを四六時中言っているような印象があったのではないでしょうか。しかし、実際外国人と恋愛や結婚をしてみると、他にもたくさんの表現があることに気づきます。
こんな愛のフレーズを囁きあって、あたたかく愛を育めるといいですね!