ネイティブに使いたい!おもしろい英語の言い回し6選
[公開日]2015/03/20[更新日]2018/07/23
英語を学習していると、英語独特の表現や言い回し、イディオム。。。たくさん覚えることがありますよね。丸覚えしようと思うと大変ですが、ちょっとしたきっかけですんなりと覚えられることもあります。
親しいネイティブの友達や先生が頻繁に言っていたり、または自分の好きな映画やドラマ、ゲームや音楽で使われていると意味が分かることも多です。そうすれば暗記の苦労なくして覚えられ、お得です。
目次
Blah blah blah…
日本にいる間はそんなに聞かなかったのですが、アメリカで生活をし始めてから、アメリカ人がこのおもしろいサウンドの表現をよく使うことに気づきました。会話での端々に「ブラーブラーブラー」というおもしろサウンドが登場するのです。
“And she started talking about the book she read. She went on and on, blah blah blah…”
(で、彼女ったら自分の読んだ本のことを話し始めて、ブラーブラーブラー。。。)
(で、彼女ったら自分の読んだ本のことを話し始めて、ブラーブラーブラー。。。)
「ブラーブラーブラー」とはどういう意味だと思いますか?
小難しい話や、面白くない人の話のことを後で話す場合、「なんだかんだ、ごちゃごちゃ言っててさあ~」などと言いますよね。日本語でいう、この「ごちゃごちゃ」「なんだのかんだの」というところに当てはまる便利な表現が”Blah blah blah”です。
性別や年齢を問わずに、誰でも使っている表現ですので、ぜひ使ってみてください。ただし、「ブラーブラー」の「ラ」は”L”です。”R”ではありませんので、そこだけは気をつけてください。筆者が在米中に、日本人でこの”Blah blah blah”をよく使っていた人がいたのですが、その人がうっかりするのか、”L” と“R”の発音をうまくできないのかはわかりませんが、”Brah brah brah”と言っている人がいました。
サウンド的に、”R”にしてしまうと、”Bra”、つまり女性の下着の「ブラ」になりますので、恥ずかしい目にあいます。その日本人に面と向かっては言えないけれど、影で「ぷぷっ。日本人は本当にLとRが分からないのだね」と笑っているネイティブを見ました。
そこだけ気をつければネイティブと自然な会話をするのに非常に役立つ表現です。
Thingy
おもしろいサウンドなので覚えた、といえばもうひとつこんなのもあります。日本で習う教科書的な言い回しをなかなかしないのが、ネイティブですが、日本語でも同じで、我々日本人はきっと外国人が習うようなパーフェクトな日本語では話していないですよね。日本語の要である、て、に、を、は、も省略してしまったり、文法的には間違っていることが多々あることでしょう。
加えて、「あれ」「それ」「あのやつ」などと、はっきりしないことを話すこともよくあるのではないでしょうか。英語のネイティブも同じです。大まかに、「あれ」「もの」等を指すときに使う代表格が、”Thing” “Stuff” です。
“Can you get that thing… to hang the calendar?”
(ねえ、あのカレンダーをかける時に使うあれ、取ってくれない?)
“Oh, you mean, a thumbtack?”
(ああ、画鋲のこと?)
(ねえ、あのカレンダーをかける時に使うあれ、取ってくれない?)
“Oh, you mean, a thumbtack?”
(ああ、画鋲のこと?)
ちなみに“Stuff”も同じように使われます。
“You seem to be in a hurry. What do you have to do so bad?”
(とても急いでいるようだけど、何をそんなにしなければならないっていうの?)
“You know, a lot of stuff!”
(たくさんの事(物)だよ!)
(とても急いでいるようだけど、何をそんなにしなければならないっていうの?)
“You know, a lot of stuff!”
(たくさんの事(物)だよ!)
抽象的な物、事、を指すときに非常に便利です。渡米前にこれは一応知っていたのですが、これをこのまま使わないのがネイティブの会話です。
“Can you hand me that thingy over there, Keiko?”
(ケイコ、あそこのあれをとってちょうだい)
(ケイコ、あそこのあれをとってちょうだい)
これは女の人がよく使う表現ですが、”Thing” のことを、ちょっとおもしろくてかわいいサウンドの “Thingy”と置き換えて使います。前項の”Blah blah blah” と同じく、よく使われるので、渡米直後にかわいいな、おもしろいな、と思って自分も使い始めた表現です。
Okey Dokey
OKは、日本語でもなじみのある表現で、そのまま英語でも自然と使える人が多いと思います。そのOKから、前項の“Thingy”と同じく少しばかり変化した表現です。
“Dave, can you work on planning the next meeting for me?”
(デイブ、悪いんだけど今度のミーティングのプランをしてくれないかい)
“Okey Dokey”
(オーキードーキー)
(デイブ、悪いんだけど今度のミーティングのプランをしてくれないかい)
“Okey Dokey”
(オーキードーキー)
このように、OKと同じように使えるので、覚えればすぐに使える表現です。英語という言語の中では、喋っている中でのはずみというか、リズムが大切だったりします。ネイティブはとても速いスピードでおしゃべりをしますが、そこでも気をつけて聞いていれば、日本語では聞かれない、リズムが聞き取れると思います。
そんな中で、これらのような、サウンド的におもしろおかしい、同じような語が続く表現が英語にはたくさんあるのではないでしょうか。最初はためらうかもしれませんが、ネイティブの人たちが頻繁に使っているので、私たちにも手軽に使える表現です。
This battery is dead
こちらは、サウンドのおもしろさからは離れて、表し方が日本語と違い、おもしろいなと思った表現です。
筆者は約10年の在米生活を終えて日本に帰ってくると、逆カルチャーショックなるものをたくさん経験しました。母語である日本語の苦労もそのひとつです。筆者は特に、日本人が町に全くいなかったような田舎で暮らしていましたので、帰国したばかりのときは、日本語自体、日本人の会話のテンポ、日本人のような心づかいをすること等、コミュニケーションという点で相当に苦労をしました。
自分の国や文化であっても、しばらく日本語を全く使わずに日本人とも会わずに暮らしていると、忘れてしまうものなのです。自分がいかにアメリカナイズされているのかが分かったときでした。
日本語の言い回しでも、気づかないうちに英語的になっていることが、多々ありました。これもその一つです。
「バッテリーが切れちゃった」と言いたいのですが、英語脳になってしまっている筆者の頭には、これが浮かびません。英語ではバッテリーが切れたらこう言うのです。
“Oh no. This battery is dead.”
(あら、このバッテリー切れちゃってる)
“Here, I have a new one.”
(ここに新しいのがあるよ)
(あら、このバッテリー切れちゃってる)
“Here, I have a new one.”
(ここに新しいのがあるよ)
筆者は、「バッテリーが死んだ!」としか出てこず、とても違和感がある日本語で家族に話していました。自分でも、日本語ではそんな言い方はしないとわかっていたのですが、長年英語の世界で英語だけで暮らしていると、そうとしか出てこなかったのです。「バッテリーが切れた」と自然にまた出てくるようになるまで、しばらくかかりました。
逆に、渡米前に「バッテリーが切れる」というのを英語でどう言うのか知らなかったときは、「バッテリーが死んだ」と言う、なんて思いもしませんでした。「切れた」というのはどういうのだろう、”cut”としか出てこなかった覚えがあります。”Battery is cut”と言うのかな?などと思っていました。もちろんこれではネイティブには通じません。
「バッテリーは死んだ」という言い方をするのだと知ったときは、なるほどなあと思いました。
言いたいことを日本語からそのまま英語にしようとすると、なかなか出てこなかったり違和感のある英語になってりすることが少なくありません。こんな時は、その言語でそのまま覚えるしかないですが、これくらいインパクトがあれば一発で覚えるのではないでしょうか。
Party pooper
これも、結構インパクトがあるので筆者は一発で覚えました。アメリカで学生をしていたときのことです。週末ごとにパーティに行っていたのではないかと思うくらいに遊んでいましたが、パーティでも英会話やアメリカ文化を学ぶことは多々ありました。
筆者が当時のボーイフレンドとケンカか何かをしていたのではないでしょうか、機嫌があまり良くなかった日がありました。しかし、夜はパーティに行く予定をしていたので、不機嫌ながらも友達と一緒にパーティの直前まで過ごしていました。そんな時にネイティブの友達に冗談ぽく言われたことがあります。
“Don’t be a party pooper!”
(パーティプーパーにはならないでよ!)
(パーティプーパーにはならないでよ!)
パーティープーパーとは何?と最初はピンときませんでした。しかし、よく考えるとすぐに分かったのです。”Poop”とは幼児語で「うんち」のことです。”-er”をつけると、「~する人」という意味になる、と学校で習いましたよね。たとえば、”Swimmer” (スイマー、泳ぐ人) “Player” (プレイヤー、遊ぶ人) “Thinker” (シンカー、考える人)という具合です。
”Pooper”ですから、「うんちをする人」ということです。それに”Party”がきますから、「パーティで(に)うんちをする人」という直訳になります。
つまり、機嫌が悪かったりテンションが低くてパーティに行き、皆を興ざめさせたりテンションを下げたりして、パーティを台無しにする人のことを”Party pooper”と言います。そうやって意味が分かると、ネイティブが実は結構この語を使っていることが分かります。
意味を知るまでは耳から入っても素通りしていた表現が、意味を知ってからは耳につくようになる、ということはありますよね。そういう意味でもボキャブラリーを増やすことは重要です。この表現も、なるほどなあと納得できるのではないでしょうか。パーティに一緒にネイティブと行く機会等があれば、
“I won’t be a party pooper tonight!”
(今夜、パーティープーパーにはならないから!)
(今夜、パーティープーパーにはならないから!)
と言ってみてください。ネイティブの友達はきっと笑うことでしょう。
Drama queen
次の表現も、よく使われる表現です。在米していた頃は、大学でも職場でも聞いていました。どこでも「ドラマクイーン」と呼ばれる人はいるもので、「クイーン」という語が入っていても、これは決して褒め言葉ではありません。
“Did you hear Kate complaining about her ex-boyfriend again?”
(ケイトが元カレのこと、また文句言ってたの聞いた?)
“I know… she is such a drama queen”
(聞いたよ、、、彼女ったら本当にドラマクイーンだよね)
(ケイトが元カレのこと、また文句言ってたの聞いた?)
“I know… she is such a drama queen”
(聞いたよ、、、彼女ったら本当にドラマクイーンだよね)
“Drama queen”というのは、「ドラマ好きの人」という意味です。いつも悲劇のヒロインになりたがり、自分の生活や人生をメロドラマのように語って、泣いたり笑ったりして一人でスポットライトに当たっている人のことを指します。
日本人は感情をそこまで出すのが恥ずかしい、と思ったりするのでそこまでドラマクイーンが頻発しているわけではないかもしれませんが、アメリカでは結構多いのがこのタイプの女子です。もしもネイティブに「あの子はドラマクイーンね」と言われたら、自分中心になって、悲劇のヒロインを演じていないか反省してみてください。
ネイティブに使いたい!おもしろい英語の言い回し まとめ
さて、いかがでしたか。
結構納得がいくものが多かったのではないでしょうか。英語の言い回しにはいくつも種類があって覚えるのが大変ですが、こんな面白おかしい表現だとすぐに覚えられるし、使ってみれば、きっとネイティブの友達との距離もぐんと縮まります。
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