auひかりの悪い評判から見えてきた通信費節約のコツ

auひかりはauユーザー以外でも利用ができますが、実はスマートバリューがなくても十分にお得な回線です。しかしスマートバリューを含めるとauユーザーは圧倒的に得をします。家族にauユーザーがいればいるほど割引金額が大きくなります。

通信費節約のために重要になってくることは、携帯電話回線とインターネット回線をまとめること。

とは言ってもネット回線を乗り換えることに不安はつきものです。ここではauひかりの他回線との比較、口コミ・評判を分析した上でauひかり回線のポイントをまとめています。

auひかりの評判を見極める４ポイント
他社との 比較	良い 評判	悪い 評判	スマート バリュー

テレビでは毎日のようにCMが流れているauスマートバリュー。スマートバリューの割引対象になる「auひかり」は果たして本当に安いのか？この疑問を解消すべく、まず固定回線での回線料金を一戸建て・マンションそれぞれ比較してみました。
比較対象は「auひかり・NURO光・光コラボ」の3つの回線です。

スマートバリューの割引を受けるためには、auひかりの電話をセットで契約しなくてはなりません。
そのため、今回の比較表では「ネット回線＋電話」の料金を比較しております。

一戸建ての場合は？▶︎NURO光エリア外だとauひかりが安い

回線種類	auひかり	NURO光	光コラボ
総合評価	スマートバリューを利用できるauユーザーでなければおトク感は少ない	回線速度は世界最速であり、戸建ての光回線料金としては最安値クラス。提供エリアの早期拡大が望まれる	全国で利用可能。フレッツ光より安くなるものの、他の光回線に比べると費用は高め
実質月額負担額	4,472円	4,131円	4,980円
回線速度	上り下り最大１Gbps	下り最大2Gbps・上り最大1Gbps	上り下り最大１Gbps
解約金	2年契約ギガ得プランの場合、更新月(契約満了月)以外の解約は9,500円必要	NURO 光 G2 Vの場合、更新月以外の解約は9,500円必要	U-NEXT光利用で3年契約の更新月以外は解約金20,000円必要

キャッシュバックの金額も充実しているNURO光が実質負担額最安・インターネットの回線速度最速という結果でした。NURO光はプロバイダのSo-netが提供する光回線ですが、この売りはなんといっても世界最速を誇る回線速度。しかし、この最高速度のサービスは提供エリアが限定的（東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・群馬県・栃木県・茨城県）です。エリア内であっても申し込めないこともありますので、ご注意ください。

NURO光がエリア外ならば、auひかりをお勧めします。現在光回線のなかでは最もキャッシュバック特典が手厚いのがauひかりであり、キャッシュバックを利用すること実質負担額を安く抑えることができるからです。

また回線速度についても他の光回線と遜色のない上り下り1Gbpsであり、家族で共有する上でも快適な通信環境と言えます。

光コラボと呼ばれるサービスは、NTTフレッツ光の回線を使ってサービスの提供を行なっております。そのため、エリアはほぼ全国と広いのですがキャッシュバックは少なく料金は割高です。

料金を第一と考えるならば割高感は否めません。

マンションの場合は？▶︎auユーザでなくとも安い

マンションの回線料金については注意点があります。マンションの建物によって導入されている設備が異なるため、通信速度やそれに伴う料金プランも変わります。

auひかりの料金についてはマンションプランのなかで最も多い「マンションタイプV16」というプランで比較しております。

回線種類	auひかり	NURO光	光コラボ
総合評価	マンションでの利用であればコスト面は最も優秀。auユーザーでなくとも安さを実感できる	回線速度は世界最速。ただし関東1都6県のエリア内でかつ５階建以下のマンションでないと即時利用不可	全国で利用可能。フレッツ光より安くなるものの、他の光回線に比べると費用は高め
実質月額負担額	3,188円	4,131円	3,930円
回線速度	下り最大100Mbps・上り最大35Mbps	下り最大2Gbps・上り最大1Gbps	上り下り最大１Gbps
解約金	2年契約の場合、更新月以外の解約は9,500円必要	NURO 光 G2 Vの場合、更新月以外の解約は9,500円必要	U-NEXT光利用で3年契約の更新月以外は解約金20,000円必要

この3回線で最も実質負担額が少ないのはキャッシュバックが充実しているauひかりです。また、『ずっとギガ得プラン』や『ギガ得プラン』などの加入で、月額費用を抑えることが可能です。

auひかりでは1Gbpsの速度が出せる回線設備のあるマンションは少なく、ほとんどのマンションで入っている「マンションタイプV16」というサービスは最大速度下り100Mbpsという内容です。

とはいっても速度が抜群に速いというわけではありませんが、YouTubeの動画を見たりする分には十分な環境です。

世界最速のネット回線であるNURO光ですが、関東（東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・群馬県・栃木県・茨城県）の5階建て以下のマンションでないと契約できません。

それ以上の高さのマンションはエントリー受け付中の段階で、５階建て以下のマンションに対する割引も現状はありません。費用は割高にはなりますが、回線速度を最優先に求めるならばNURO光がオススメです。

auひかりと同じく、フレッツ光の回線を利用する光コラボの回線速度もマンションの設備によって変わってきます。なお1Gbpsの回線でなくとも、支障なくネットは楽しめます。




auひかりの評判や2chなどの口コミを調べてみると以下のような良い内容が出てきます。

それぞれの評判が事実であるか検証を行っていきます。

評判１：ネットの料金がauひかりは安い

フレッツ光の料金が割引期間を過ぎているならばプロバイダと電話代込みで一戸建てでは６５００円から７０００円近く払っている方が多いと思います。

そこからauひかりに乗り換えると毎月の請求が一戸建てでプロバイダ・電話代含めて5,600円になりますので1,000円以上の節約が可能です。

この金額はキャッシュバックを反映しておりませんので、実質の負担額はキャッシュバックを含めるともっとお得です。

評判２：auひかりの回線速度が速い

auひかりは独自で回線を持っているエリアもありますが、他の光コラボレーション（ドコモ光やソフトバンク光など）と同様にフレッツ光の回線を使ってサービス提供を行っている場所もあるため明確に速いかというと大きな違いはありません。

auひかりが速いという口コミの多くは、上り下り最大1Gbpsの回線を利用している一戸建てと「マンションギガ」「マンションミニギガ」に加入しているマンションの方のものです。

評判３：auスマホ・携帯電話料金が安い

この点につきましてスマートバリューの仕組みがあるからに他なりません。

auひかり（ネット＋電話）１回線で最大１０回線家族のスマホ・携帯電話料金を値引きすることができるのはauひかりならではのメリットです。割引はauひかりの料金からではなく、auのスマホ・携帯電話料金から行われます。

評判４：キャッシュバック金額が多い

フレッツ光や光コラボよりも充実している点として、キャッシュバックの金額が多いということがあります。これはauひかりの光回線全体に占めるシェアが10パーセント前後とまだ少なく、顧客拡大のため営業活動に力を入れているからです。

その一方で光コラボやフレッツ光は他のサービスとの割引はあったとしても、auひかりに比べてキャッシュバック金額が少なくなっている状況です。


「auひかり 評判」とグーグルの検索画面に入力すると、「auひかり 評判 悪い」と検索画面に予測変換として表示されます。

予測変換として表示されるということは、それだけ多くの人がauひかりの評判の悪さを調べているということです。しかし同業他社の悪口のような書き込みも存在するため、一概に鵜呑みにはできません。

評判1：回線速度が遅い

回線速度については地域差はありますが、回線を引いている自宅の状況によって速度が遅くなっていることもあります。下記のようなケースが原因になっていることもあります。
こういった場合では家の直前までは速い回線速度できていても、家の中で回線スピードを殺してしまうことになってしまいます。
改善方法については下記のauひかり公式サイトをご覧ください。

auひかりスピードアップのコツ(au公式ページ)

評判2：オンラインゲームに対応できない

ネット上の口コミでは、ゲームを使用する上での評判はあまり良くない様子です。

しかしこの評判は、pingと呼ばれる応答速度が重要になるハイスペックゲームに限っての話のようで、通常のゲームは問題ありません。

そもそも応答速度のping値を上げるためには、WiFi接続よりも有線接続の方が有利と言われています。どうしてもゲームの反応が気になる人は有線で接続することをおすすめします。

有線で接続する時にもちょっとしたことでネット速度をさらに高めることができるのですが、詳しくはインターネットを速くする3つの視点をチェックしてみてくださいね。

評判3：代理店(販売店)の営業が悪質

auひかりを販売しているのは、auやKDDIとは直接関係のない別会社の代理店や販売店で、様々な窓口が存在します。auひかりの商品を委託された代理店が、代わりに販売を行っているという構図です。代理店の売上に応じてKDDIから支給される報奨金によって、お得なキャッシュバックを申込者にプレゼントできるのです。

しかし中には悪質な代理店も存在しますので、下記の三点に当てはまる代理店にはくれぐれもご注意ください。

飛び込み営業には要警戒

「auひかりの者です」「KDDIの者です」といった自己紹介にはご用心！

auひかりの販売をKDDI本体が行うことは基本的にありません。それぞれの代理店に委託しての販売ですので、この自己紹介には事実を誤解させる要素が満載です。「消防署の方から来ました」と言って防災グッズの販売を行う方々と同じようなものです。不要なオプションありきのあまり得をしない契約を提案してくることも多々あります。

電話営業には応じない

まるでauひかりに乗り換えることが義務のように言ってくるテレアポは断りましょう！

以前に他のネット回線業者が問題になったように、auひかりにも悪質なテレアポ営業が存在します。すごく勢いのある話し方で、auひかりに変えないといけないと思わせてくる話し方をしてきますが「はい、はい」と聞き流すのではなくハッキリと断りましょう。テレアポでは書面で契約内容・料金の確認ができないため、auひかりを申し込む際には信頼できる代理店サイトで内容を確認して手続きをしましょう。

ネットの高額キャッシュバックには罠がある

１０万円を上回る金額のキャッシュバックには裏がある！キャッシュバックのために損をする羽目に！

「最大１２万円もお得にスタート」といった文字がおどっている代理店サイトもありますが、この表示には絶対に飛びつかないでください。
実はこの１２万円の内訳が下記のようになっている場合もあります。
こういった金額を合計して１２万円以上お得になると言っているケースもあります。この場合では、キャッシュバックの金額は友人紹介があれば75,000円を受け取れるので、良い風に見えますがそうではありません。２人で7万５千円ですので、一人当たりの金額では他の代理店の方が実は手軽で金額がおおきいです。

評判4：キャッシュバックが受け取りにくい

キャッシュバックが受け取りにくい・もらえなかったという口コミがありますが、これは事実です。
代理店やプロバイダはキャッシュバック金額をアピールしてユーザーの獲得に励んでいます。キャッシュバックを本当に全員に渡す気があるなら、入会当初に口座を利用者に登録してもらってあとは自動で振り込むシステムであるべきでしょうが、残念ながら実際はそうではありません。

キャッシュバックはほとんどのプロバイダで手続きが複雑で、入会後の1年後に手続きを自分で行う必要があったりとキャッシュバックの受け取り忘れを誘発させています。
しかし中にはキャッシュバックの手続きが下記のプロバイダのようにシンプルな代理店があります。


高額キャッシュバックを掲げるサイトに多いもう一つの特徴は「即日申込完了」をキャッシュバックの必須条件にしていることです。

この意味としては、一回でも問い合わせの電話を入れたらその場で申し込むか返事をしないとキャッシュバックは受けられないという意味です。これって冷静に考えておかしいと思いませんか？他社と比べてお得じゃないことが調べればバレるからこのようなズルいシステムを取っているのです。

固定電話番号の注意点

フレッツ光などの光電話で発番された電話番号を使っている場合は、au光の固定電話に切り替わる際、番号をそのまま移すことができません。

ただ、NTT加入電話に契約した時の番号であればそのまま移すことができるので、固定電話の番号を変えたくない人は注意してくださいね。

スマートバリュー申し込み忘れに要注意！

スマートバリューの注意点、それは、対象サービスに申し込んだ上で自分でスマートバリューの手続きをして初めて割引されるということです。

上記の流れのようにスマートバリュー対象サービスを申し込んだら、必ずスマートバリューの手続きをしましょう！

中には「手続きを忘れていてスマートバリューの割引を受けることができていなかった」という口コミもありますので、申請手続きの忘れには注意したいところですね。

基本的にはau公式サイトからweb上で手続きすることが可能ですが、詳細を聞きながら手続きを進めたい方は、auショップや電話窓口も用意されています。

また、スマートバリューは手続きの翌月から割引がスタートしますので、その点も注意してくださいね！

まとめ:auひかりはauユーザーの通信費節約手段！

auひかりの評判から見えてきたポイントをまとめると、
この三点が挙げられます。
キャッシュバックがなくてもスマートバリューがあるauユーザーにとってはお得ですが、是非この記事で取り上げた代理店サイトのような、キャッシュバックも楽にもらえるサイトでauひかりをより安く利用しましょう。