ビットトレードの手数料は高い?お得に仮想通貨取引を行う方法とは

[公開日]2018/07/03

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「ビットトレードではどんな手数料がいくらかかるの?」
「ビットトレードの手数料は他社よりもお得なの?」
「仮想通貨投資の手数料で、特にどの手数料を気にしたらいいの?」


アルトコインの取扱い銘柄が多い「ビットトレード」で仮想通貨取引を始めたい方も多いかと思います。

仮想通貨の口座開設をする際に気になるのは、その会社の評判や手数料などの取引コストでしょう。

そこで、この記事では「ビットトレード」の手数料や取引について詳しく説明していきます。



ビットトレードでの取引手数料は高い?安い?


ビットトレードでビットコインを取引した時の取引手数料は割高な設定

下の表を用いて、ビットトレードの手数料を人気の業者であるbitFlyerやGMOコインの手数料と比較してみましょう。

 
取引手数料
スプレッド
ビットトレード
0.2%
取り扱いなし
Bit Flyer
0.01~0.15%
約3%
GMOコイン
無料
約3%


現時点で、ビットトレードはレバレッジ取引を扱っておらず、現物取引のためスプレッドはありません。

そして、取引手数料についてですが、ビットトレードは0.2%となっており0.01%~0.15%のbirFlyerや無料のGMOコインに比べて少し割高な設定です。

しかし、他社との比較の際には取引所の運営形式の違いも考慮に入れる必要があります。

具体的に言うと、ビットトレードは「取引所」、GMOコインは「販売所」、bitFlyerは「取引所と販売所」を運営してるので、それぞれ手数料などの仕組みも異なるのです。

取引所と販売所の違いとは?

取引所・・・取引所ではユーザー間の売買取引を業者が仲介しています。そのため、仲介手数料として取引手数料がかかるところが多くなっています。

販売所・・・販売所ではユーザーと業者の間で直接仮想通貨を取引するので取引手数料はかかりません。しかし、仮想通貨の販売による業者の利益を出すために、取引される料金よりも割高な価格設定がされています。


こういった理由から、GMOコインは手数料は無料でもビットコインを購入する際は、ビットトレードでの取引でビットコインを購入する場合よりも割高な値段で購入する必要があるのです。

それでも、ビットトレードの手数料はbitFlyerの取引手数料よりは割高であることは否定できません。

現物取引とレバレッジ取引とは?

仮想通貨取引には大きく現物取引とレバレッジ取引の2つがあります。

現物取引・・・投資家自身の資産で仮想通貨を売買する取引

レバレッジ取引・・・取引業者に証拠金を預けて、証拠金を担保に預けた額の何倍かの信用売買を行う取引

そして、それぞれの取引でかかる手数料は異なってきます。

現物取引でかかる手数料は「取引手数料」でレバレッジ取引でかかる実質の手数料は「スプレッド」です。

取引手数料とは、取引額の何%かを取引を仲介した業者に払う手数料で、スプレッドは仮想通貨の売値と買値の差です。

この差額が取引業者の儲けになります。


ビットトレードでアルトコインを取引した時の手数料は?

アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)の取引手数料も比較してみましょう。

ビットトレードはアルトコインもレバレッジ取引を行っていないので、比較対象は取引手数料だけです。

ここでは、アルトコインの取引を行っているzaifを加えてさらに比較しやすくします。

 
取引手数料
ビットトレード
0.2~0.7%
Bit Flyer
0.20%
GMOコイン
無料
zaif
0%~0.3%


この表を見ると、アルトコイン取引手数料はビットトレードが最も高いように思われます。

しかし、表の中にある4業者の中でアルトコインの現物取引を行っているのはビットトレードとzaifのみです。

Bit FlyerやGMOコインは取引所よりも割高なアルトコイン販売所のみでの取り扱いになります。

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また、アルトコインの取引所を行っているzaifはビットトレードよりも割安な手数料で取引できます。

そのため、この4業者の中で取引コストが最も安い業者はzaifで、ビットトレードはzaifの次に安い業者なのです。

ビットトレードの日本円入出金手数料は割高?


次に、入出金手数料について説明します。

ここでの入出金手数料とは、日本円をビットトレードの取引口座に入金したり、取引口座から自分の銀行口座に出金したりする際の手数料のことです。

振込入金の手数料は銀行所定の手数料分だけ!

ビットトレードの口座に入金する方法は振込入金だけになります。

取引口座への振込入金の際の手数料は、ビットトレード側に支払う手数料は無料です。

銀行所定の手数料は入金の際に必要であることに注意しましょう。

ビットトレードは割高な出金手数料、でもお得になる場合もある!

下記は出金手数料について、各社との比較した表です。

 
出金手数料
bitFlyer
出金額や振込先によって
216円(税込)~756円(税込)
ビットトレード
648円
zaif
出金額によって350円(税込)~756円(税込)


この表を見ると、ビットトレードは手数料が高いのではないかと思う方も多いと思われます。

ビットトレードはどの額をどの銀行口座に出金しても一律648円です。

しかし、他の業者だとは出金額が多くなったり提携している銀行以外への出金を行うと手数料は上がって648円を超えることもあります

そのため、ビットトレードでは高額な出金をするなら、他業者よりお得に出金することが可能です。

ビットトレードで送金する際には送金手数料(マイナー手数料)がかかる
ビットトレードやその他の取引業者を利用して仮想通貨を送金する際は、マイナー手数料という送金手数料がかかります。

マイナーとは、仮想通貨の取引が正しく行われているかをチェックしている人々のことです。

マイナーの作業はボランティアではできないほどの膨大な作業で、さらには作業のために電気代もかかります。

そのため、この手数料は業者が取引の承認を行っているマイナーに対して報酬として支払っているものです。

下記はビットトレードが取り扱っている仮想通貨の送金手数料を比較した表になります。

銘柄
ビットトレード
bitFlyer
zaif
bitbank
ビットコイン
0.001BTC
0.0000~0.0010BTC
0.0001~0.01BTC
0.001BTC
ビットコインキャッシュ
0.001BCC
0.002BCC
0.001~0.01BCC
0.001BCC
リップル
0.15XRP
取り扱いなし
取り扱いなし
0.15XRP
イーサリアム
0.005ETH
0.005ETH
0.01~0.05ETH
0.005ETH
ライトコイン
0.001LTC
0.001LTC
取り扱いなし
0.001LTC
モナコイン
0.001MONA
無料
0.001~0.1MONA
0.001MONA


この表を見ると、ビットコインの送金手数料のみbitFlyerに劣るものの、多くのアルトコインについてビットトレードの送金手数料は他社より安くなっていることがわかります。

そのため、ビットトレードはアルトコインの送金をしたい方にオススメです。

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ビットトレードをお得に使うためにはどうしたらいい?


ビットトレードの手数料の特徴としては、送金手数料はお得ですが他の取引手数料などは高いか他社と同じ水準です。

この特徴を踏まえて、ビットトレードでお得にトレードを行うための方法をお教えします。

長期的な保有のために利用する
ビットトレードは、出金手数料やビットコインの取引手数料が他社と比べて高めの設定になっています。

そのため、短期で売買を行うと取引コストが大きくなってしまうので、ビットトレードを利用する際は長期的な投資のために利用するのが良いでしょう。

アルトコインの現物取引に利用する
ビットトレードの他社より優位な点の1つはビットトレードでは多くの種類のアルトコインを現物取引できるという点です。

他社の多くは販売所でしかアルトコインを扱っておらず、割高な価格設定になっています。

しかし、ビットトレードでは取引所でアルトコインを売買できるので、他社よりもお得にアルトコインを取引する事が可能です。

また、アルトコインの取引も行う事ができるzaifはビットトレードに比べてアルトコインの取引手数料が安いと感じる方もいるでしょう。

しかし、ビットトレードではzaifで扱っていない銘柄(リップルなど)を取引できるので、そういった銘柄に投資しようと考えている人には、ビットトレードがオススメできます。

このように、特定の銘柄だけをビットトレードで取引するという利用方法も可能なのです。

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ビットトレードは新しい業者ながら本格的なトレードができる!


口コミを見て、ビットトレードはどんな取引業者なのか見ていきましょう。

ビットトレードのいい口コミの傾向・・・取引チャートが本格的!

1、取引所でのアルトコイン取引が可能

2、取引チャートが本格的で、細かな相場分析が可能

3、口座開設がスピーディ、サポートも丁寧

4、スマホブラウザでも、サクサク取引できる


ビットトレードはで高評価だった点は上の4つがほとんどです。

日本国内の取引所でアルトコインを現物取引できる取引所はほとんど無いので、豊富な銘柄を扱っている点でビットトレードは評価を集めています。

また、取引チャートについても内容が充実していると好評です。

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パソコン用のTrading Viewは特に好評で、初心者でも扱いやすいシステムでありながら、100種類以上のテクニカル指標(相場を分析する指標)を利用した高度な分析が行うことができます。

そして、ビットトレードの系列会社である、FXトレード・ファイナンシャルが提供するチャートを利用することも将来的に期待されているようです。

ビットトレードには取引用のアプリがありませんが、スマホのブラウザ環境にカスタマイズされた取引画面が使いやすいと高評価を得ています。

ビットトレードの悪い口コミの傾向・・・手数料が高い

1、ビットコインの取引手数料が高く、コスト面で不利

2、新しい業者なので、知名度が低く利用者が他社に比べて少なめ

3、電話でのサポートを行っていない


ビットトレードの悪い口コミは上の3つに集中しています。

特に、ビットコインに関しては他社が取引手数料を無料にしている中、ビットトレードは取引手数料をとっているので、ビットコインをメインにしているユーザーからはの評価は厳しいものでした。

また、ビットトレードは2016年にできた新しい会社なので、まだ知名度も低く利用者が少ないという点もデメリットになります。

取引所ではユーザー同士の取引なので、利用者が少ないと取引が成立しにくくなってしまうのです。

いざチャンス相場が到来して、取引しようと思っても取引相手が見つからなければ意味はありません。

そのため、ビットトレードは利用者の少なさという面に関して早急に改善すべきです。

[aag_icon_check color="red"]ビットトレードは、アルトコインを詳しい細かい相場分析をしながら取引する「中上級者」にオススメ!
口コミでもわかる通り、ビットトレードは多くの種類のアルトコインを取引できることが強みです。

そして、ビットトレードは多彩なテクニカル指標も提供しています。

そういったことから、分析を駆使しながら取引を行う仮想通貨取引の中上級者にオススメです。

また、ビットトレードは一回の売買コストが高くなるので初心者が利益を出すことは難しい取引所でもあります。

初心者の方がビットトレードを利用する際には、この点に注意しましょう。


ビットトレードは新しい仮想通貨取引所だが安心して利用できる取引所


ビットトレードは2016年に開設された、仮想通貨取引所の中では比較的新しい取引所です。

新しい取引所ですが、最新のセキュリティを導入した金融庁の仮想通貨登録業者なので、安心して取引を行うことができます。

また、系列会社にFXトレード・ファイナンシャル社も持っているので、FX取引のノウハウを生かした使いやすく分析能力に優れたチャートを提供しているのです。

ビットトレードは「取引所」!

ビットトレードには仮想通貨の販売所が無く、すべての取扱い銘柄を取引所で売買することが可能です。

取引の仕組みについて
取引所での取引の仕組みについて詳しく解説します。

取引所には下の写真のような「板」と呼ばれる売買情報の掲示板があり、ユーザー同士がそこで希望取引価格を共有して、取引を行うのです。

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取引方法には、「指値注文」と「成行注文」の2種類が存在します。

指値注文は希望価格を指定して行う注文で、成行注文はその時点の相場価格で注文する取引のことです。

また、板に希望価格を並べる(指値注文する)人を「メイカー」と呼び、板に並んだ価格で取引する(成行注文する)人を「テイカー」と呼びます。

つまり、取引所ではメイカーの価格提示にテイカーが応じれば取引が成立するのです。

メイカーは取引所にとって取引を作り出してくれる存在なので、一般的に取引手数料はテイカーに比べて安くなっています。

下記は、ビットトレードの平成30年6/4における取引手数料を示した表です。

売買ペアとは、例えばビットコイン/日本円の場合日本円とビットコインの取引を行うことを指すように、取引通貨のペアを指します。

売買ペア
メイカー
テイカー
ビットコイン/日本円

0.20%
0.20%
リップル/日本円
0.25%
0.45%
ライトコイン/ビットコイン
0.30%
0.70%
イーサリアム/ビットコイン
0.20%
0.25%
モナコイン/日本円
0.30%
0.70%
モナコイン/ビットコイン
0.30%
0.70%
ビットコインキャッシュ/日本円
0.30%
0.70%
ビットコインキャッシュ/ビットコイン
0.30%
0.70%


この表を見てもわかるように、メイカーの手数料がたいていの場合テイカーの手数料よりもお得です。

ビットトレードの取扱通貨は6種類!


ビットトレードでは、以下に紹介する6種類を取引できます。

ビットコイン(BTC)
2009年にスタートした、仮想通貨の先駆けとなった銘柄です。

流通量や資産規模は世界最大となっています。

イーサリアム(ETH)
スマートコントラクトという契約機能で注目を集める市場規模も大きな仮想通貨です。

リップル(XRP)
金融商品の送金や決済に特化した仮想通貨です。

送金や取引の承認にかかる時間が短いので、国外への送金の手段として注目されています。

ライトコイン(LTC)
ビットコインの欠点を補うために2011年に開発された通貨です。

ビットコインの欠点であった、取引の承認時間の短縮が行われ、市場規模も拡大してきています。

モナコイン(MONA)
ライトコインをベースにした日本発の仮想通貨です。

国内の掲示板から立ち上がったサービスで、ウェブ通販の決済などに利用されます。

ビットコインキャッシュ(BCC/BCH)
2017年にビットコインから分裂して誕生した仮想通貨です。

巨大化したビットコインの問題点を解決するために開発された通貨で、ビットコインを簡素化したシステムになっています。

ビットトレードはアルトコイン中心の取引を行う中上級者向け


ビットトレードは豊富なテクニカル指標を使ってアルトコインを取引する中上級者向けの取引所だと言えます。

投資経験が豊富なベテランの方は豊富に提供されているテクニカル指標を使いこなすことによって、利益を生むことが可能です。

逆にテクニカル指標が使いこなせない初心者は、ビットトレードは手数料などが高いだけの使いづらい取引所だと感じてしまうかもしれません。

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ビットトレードは手数料が割高でも、適切に取引すればうまく利用できる


ここまで見てきたとおり、ビットトレードは他社と比べても手数料が安いわけではありません。

特に、ビットコインの取引手数料では国内でもかなり高い方でしょう。

しかし、ビットトレードでは豊富な種類のアルトコインの取引が可能なので、特定の銘柄の取引に利用するなど、目的を決めて利用すればビットトレードは有効に活用できます。

ビットトレードも、他の会社と同様に口座開設は無料なので、口座を持っておいて損はないでしょう。

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