引越し料金は駆け引き次第!相場知識と見積もり比較で本当に安く!
[公開日]2016/06/30[更新日]2016/08/30
『引越し料金を半額にしますのでウチに決めてください!!』
訪問見積もりを頼むと営業スタッフから殺し文句が出てきます。こんなことを言われると「得をした!」って思っちゃいますよね。でも決してこの一言でスグに決めないでください。半額という言葉に惹かれる気持ちはわかります。筆者も「半額」が大好きですから。
大事なことなのでもう一度言います。
一社だけの「半額」で決めないでください。
なぜなら引越し料金は「時価」のようなものだからです。世の中の多くの商品やサービスには「希望小売価格」のように目安の金額がハッキリとわかるようになっています。
しかし引越しはサービス内容が一件ごとに異なるため、引越し業者のホームページを見ても具体的な引越し料金が掲載されていないのです。引越し料金の基準がわからないのに「半額」と言われても、それが安いかどうかわかりません。
引越しの料金は他社との比較をして初めて料金が安いかどうかわかります。比べないと引越し費用が安いかどうか判断できません。
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず(敵と味方の情勢を知れば、何度戦いをしても負けることはないという意味)」という孫子の兵法がありますが、これは引越し料金を決める上でも重要な考えです。
彼を知る=引越し業者の料金のしくみ・引越し料金が安くなるパターンを知る
己を知る=自分の引越しの相場料金がいくらか・複数の見積もり料金を把握
百戦殆うからず=いつでも納得のいくおトクな料金で引越しできる判断力を獲得
己を知る=自分の引越しの相場料金がいくらか・複数の見積もり料金を把握
百戦殆うからず=いつでも納得のいくおトクな料金で引越しできる判断力を獲得
本当にお得な引越しをする戦略知識とテクニックがこの記事にあります。
「今決めていただけたらこの料金です!」営業スタッフのこのような殺し文句だけに惑わされることなく、見積もり一括サイトで料金やサービス内容を比較・検討してベストな決断をしましょう。以下の「引越し達人」は複数業者に対して無料で一括見積もり取れるので便利です。
「引越し達人」サイトへ
半額って言葉はお得じゃないってどういうことなの・・・?
元々の値段が高かったら半額でも高いでしょ?金額を他のものと比べないとお得な買い物はできないよ
さすが。半額シールの惣菜以外買わない男の言葉は説得力が違うわ!
ここでは、引越し料金について知っておくべき以下の3つのポイントを順に解説していきます。
3月4月の引越し料金は1.3倍以上も割高!引越し料金相場を知ろう!
3・4月の二ヶ月で一年のおよそ3分の1もの引越しが集中するため、その二ヶ月はその他の月よりも1.3倍以上も割高の価格設定になっています。値下げせずとも引越しの依頼が来るため強気の価格になっているのです。
単身引越しの相場情報はこちら
家族引越しの相場情報はこちら
3・4月は近距離の単身引越しでも5万円前後必要!
単身引越しの場合、家族での引越しと比べて荷物量が少ないため比較的安価に引越しができます!ただし同じ荷物量でも移動距離が長くなると一人暮らしの引越しでも10万円を超えるケースがありますのでご注意ください。こちらの料金情報はあくまで目安です。正確に料金を知りたい場合は見積もりを依頼しましょう!
標準的な一人暮らしであれば10万円を超えることは滅多にない
距離によっても異なりますが3・4月の引越しシーズンであれば5万円弱〜10万円、それ以外の時期であれば4万円弱〜7万円前後が相場です。荷物量が少ないと直前の申し込みであっても対応してもらいやすいですが、3・4月は早めに申し込みましょう!荷物が多い単身者は長距離引越しには要注意
移動距離にもよりますが、3・4月は5万円強〜10万円強、それ以外の時期は4万円〜8万円弱が相場です。なお一人暮らしであっても1LDK以上の間取りにお住いの方は荷物量がさらに多いため二人暮らしの相場も参考ください。
金額が大きい家族引越しは必ず見積もり比較!
家族の人数が多くなれば多くなるほど、荷物量が増えていきます。荷物量の多いご家族での引越しは料金も高額になってきます。日程が決まり次第できるだけ早めに引越しを申し込むように行動しましょう。特に3・4月の繁忙期は早めに申し込まないと希望の日程で引越しできないということがあります。
引越し代がもったいないと感じた時は新居で大型家具や家電を買い換えを検討するといいよ
二人暮らしは荷物量の差が激しい!訪問見積もりで無駄のない料金を
300キロ以上の3・4月の引越しは1.5倍以上も料金が割高になっています。間取りが3DK以上になってくる場合は荷物量も4人家族と同等になってきます。4人家族の引越し相場も確認しておきましょう。
一家での長距離引越しは経済的にも体力的にも負担大!
引越しシーズンに引越しとなった場合には20万円前後の相場となってきます。少しでもお得に引越したいという場合は必ず一括見積もりサイトを利用しましょう。荷物の多いご家庭ほど一括見積もりでお得になります。複数社の見積もり内容を比べて決めることで引越し料金をお得に抑えることができます。「引越し達人」など、無料で複数業者から一括で見積もりをとれるサービスを活用しましょう。
無料一括見積り!15年以上の実績がある引越し見積りサイトの老舗引越し達人セレクト / グライド
見積もり比較で料金を安く!一括サイト活用術!
どこの会社も料金は似たようなものだと思っていませんか?もし一社だけの見積もりで決めているならばとても損をしているかもしれません。実は引越し業界の企業間の競争は激しく価格競争が盛んなのです。
一括見積もりサイトを利用することで手軽に複数の引越し業者に見積もりをお願いできます。一括見積もりサイトを利用する上での見積もりのポイントを伝授いたします!
時期によって使い分けよう!見積もり対応テクニック!
それぞれの引越し業者の一番安い見積もりの料金を手に入れて全てを比較して結論を出せれば一番良いですよね。ですがこのような理想てきな対応ができるかはタイミング次第!引越し業者の営業担当も人です。相手の心理を知れば、料金の相談もしやすくなります。まずは引越しの作業内容や金額が決まった理由をよく聞こう。その上で料金の相談をするといいよ!
- 3・4月に引越しなら一番良いと思ったところに訪問見積もり!
- 一括見積もりサイトで良いなと思ったところを最初に呼ぶ!納得のいく値段なら即決定する。
一括見積もりサイトでの入力を詳細かつ正確に行う事が大前提の方法です。
3月4月は両方とも引越ししたい人が殺到するため、引越し業者有利の状況です。
申し込みが殺到してトラックが足りなくなり引越しを断らないといけないという状況も生じてしまいます。引越し営業スタッフも検討中のお客様の元へもう一度行くようなスケジュールの余裕がない事さえあります。
このような状況では営業担当の「いま決めてもらえばココまで安くします!」という言葉は本音の可能性も高いです。相場やサービス内容から考えて納得のいく価格を提示されたならば後になって申し込めないという事態を防ぐためにもその場で申し込んだ方がスムーズです。
- 穴場の時期なら余裕を持って決定できる
- 訪問見積もり依頼の段階で「即決しない」と伝えよう!
後述しますが「人の移動がない1・5・6・7・11・12月が安い」というように、引越しする人の少ない時期は消費者が優位に交渉を進めやすいです。このような場合は三社ほどピックアップして訪問見積もりに来てもらいます。
訪問見積もりを依頼する時点で各社には「見積もり結果を比較して決めたいので即決するつもりはないです」と先に伝えておきましょう。そして一番訪問見積もりの内容がよい引越し業者を選びましょう!
「引越し達人」は無料で、複数業者から見積もりを取ることができて便利です。
「引越し達人」サイトへ
引っ越し費用を決める3大要素は「距離・荷物・オプションサービス」
引っ越し距離が長くなると高速道路を利用して引っ越しを行います。荷物の量が増えれば増えるほど梱包の資材や人手、大きなトラックが必要となります。エアコンの設置や取り外しを依頼した場合、専門のスタッフが対応します。様々な要素が組み合わされた結果があなたの引っ越し料金なのです。
「引越し料金=基礎運賃料+実費+付帯サービス料+交通費」だから一律料金ではない
「引越しの料金をできるだけ安く済ませたい。なのに調べても調べても自分の引越しがいくらかわからない。」こんな経験はありませんか?残念ながら引越し料金を明確に定めている法律はありません。
引越し業者ごとの運賃料金表はあったとしてもあくまで目安であり、金額や引越し当日のサービス内容を決めるのは見積もり書なのです。
訪問見積もりでは引越し当日の段取り・サービス内容を決める
訪問見積もりでは依頼主の荷物量・内容・住居などの状況を営業担当スタッフが見極め、引越し当日の作業内容やスケジュールを確定します。その結果として料金も確定します。当日になって困ったことにならないためにも、建物を保護する養生や保障内容など気になることはすべてその場で質問して解決しましょう!
狙い目は平日!引っ越しの料金が安い!
引越し業界ほど需要が集中する時期に価格がハッキリ変化するモノはないです。引越しが最も集中する3月〜4月はそれ以外の時期と比べると平均で約1.3倍も料金が割高になります。
人気のある時期や日程ほど料金は割り増しになることを頭に入れておきましょう!
穴場の月の平日で引越し業者のスケジュールに合わせると安い!
なぜ人気のない時期の引越しは安いのか?それは引越し業者が暇な日を作りたくないからです。「引越しがないと売り上げがない。ゼロよりはマシだから安くても引越しの契約が欲しい」というシンプルな理屈で引越し料金が安くなるのです。人の移動がない1・5・6・7・11・12月が安い
転勤や就職、進学などの人の動きが少ない月は狙い目です。その一方で転勤・就職・進学が重なる3・4月は引越しの需要が集中し、料金が高くなることはもちろん引越しの申し込みができなくなることもあります。早めに引越しの日程を決めることが料金の節約にも、確実に引越しを行うことにもつながります。
平日が狙い目!休みの人が多い土日祝日が引越しも多い
土日祝日は休日という方が多く、そこで引越しをすませたい人も多いです。そのため、引越し料金も高くなっています。そこで平日に休みがとれて引越しができるという方は料金も安めの平日が断然オススメです!月の上旬から中旬までが安い!家賃のロスには気をつけて
賃貸物件に住んでいる方は前家賃のシステム(例:6月分の家賃は5月に支払う)のため、払った家賃の無駄がないようにできるだけ月末に引っ越したいという思いが強いです。こういった理由で月末は人気となってくる分、引越し料金も高いです。その一方で月の上旬から中旬にかけての日程は月末に比べて人気がないので、家賃の無駄が出ない場合にはこの日程を選びましょう!
時間帯は引越し業者のスケジュールに合わせると安い!ただし午後の引越しは要注意
引越し業者の考えとして「いかにトラックを空にせずに動かせるか」というものがあります。例えば午前中の引越しを終えてからっぽの荷台のまま引越しセンターに帰るよりは、午後からの引越しで荷物を運びつつ移動するとトラックの稼働率が上がりますので人件費や燃料代の無駄が少なくなります。その分、引越し料金も安くなりますので「時間帯によって安い場合はありますか」と引越し業者に聞いてみましょう!
ただし午後からの引越しとなった場合、午前中の引越し作業の遅れなどで午後の引越しスケジュールが遅れてしまうということもあります。引越し翌日のご予定を踏まえて、時間帯は決めましょう!
引越しはなれないことも多くて思ったよりも疲れます。翌日が休みの人以外は日中の作業がオススメよ
引越しが決まったら行動を迅速にしよう!
引越しが決まると一気に忙しくなると思います。準備も日が近づくにつれて大変になってきます。引越しのプロに直接相談する機会を得るためにも、一括見積もりサイトの利用をオススメします!
料金がお得になるだけではなく、ストレスなく新生活に臨むためにも早め早めの行動をしましょう!
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