プロバイダ料金はキャッシュバックの比較でお得に選べ
［公開日］2016/07/08［更新日］2016/08/30
『１０万円キャッシュバック実施中』といった高額キャッシュバックの広告を見たことがありませんか？このキャッシュバックってどことなく怪しいですよね。なぜプロバイダや携帯電話を契約しただけでこんな大金を得られるんだろうと筆者も思っていました。
キャッシュバックは注意点さえ守って活用していただければ、本当にお得にすることができます。
月々のネット回線料金やプロバイダ料金は安くしようと思っても限界があります。お得に利用できるかどうかは新規申し込み時のキャッシュバックを有効活用できるかによって変わります。
同じプロバイダを申し込んだとしてもキャッシュバックは誰でももらえるというわけではありません。
毎月のネット回線料金は同じでも申し込んだ窓口が異なればキャッシュバック金額や特典内容も異なりますし、申し込み先によっては特典が何もないということもあります。
この記事ではプロバイダ料金を比較で気をつけるべき４ポイントを押さえながらインターネット回線の費用を抑えるコツをお伝えします。
プロバイダ比較で考えるべき４ポイント |
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|---|---|---|---|
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キャッシュバックだけを見ない！毎月の契約内容を確認！
契約するだけで必ずキャッシュバックをもらえるわけではありません。もらえる条件を必ず押さえていきましょう！
オプションが多いから高額キャッシュバックが成り立つ！
回線料金とプロバイダ料金以外のオプション料金が増えれば増えるほど、月々の使用料が高くなります。そして契約の多くはいわゆる2年縛りであり、中途解約すると違約金が生じます。このような仕組みで長期的に高めの料金を支払ってもらうことで回線業者とプロバイダーは得をします。だから代理店はより多くの報奨金を得ることができ、より高額なキャッシュバックを実施することができるのです。得をするキャッシュバックを見分けるには、
不要なオプションに加入しないで済むか
キャッシュバックの手続きは簡単か
といった視点が必要です。目先のキャッシュバックや安さに飛びつかないで！
目先のキャッシュバックやプレゼントにつられがちですが、一月あたりの利用料金も必ず確認しましょう。目先のキャッシュバックのためにつけた不要なオプションのために毎月１万円以上払うなんてことになってしまうと長期的に見て損をします。割引サービスはいつまで適用されるかも確認すべきです！
広告には契約期間当初の最安値のみを記載していることも多いです。乗り換えなどの新規契約から半年はプロバイダ料金が割引や無料になったりということがありますが、注意すべきは割引終了後の金額含めておトクかどうかを考えましょう。プロバイダ契約は多くが２年縛りです。２年間の平均料金で考えるのがオススメです。
高額キャッシュバックをもらうためには自宅の固定回線以外にモバイル回線もセットで契約しないといけないという事例もあります。本当に必要なサービスの申し込みか必ず吟味して申し込みましょう！
もらうまで油断しないで！もらい忘れている人が多数存在
キャッシュバックですが代理店からすると渡さないで済むなら渡さない方がいいですよね？もらわれなかったキャッシュバックの分だけ代理店の手元に報奨金が残るのですから。そのため、キャッシュバックをもらう手順というのは面倒な形式になっています。キャッシュバック手続きは忘れた頃にやってくる
インターネット開通後に「登録用紙」を記入の上、代理店へ発送
申し込み当初に貰っていたキャッシュバック申請書類に氏名やプロバイダーのアドレスなどを記入して代理店送ります。開通して3・4カ月後にプロバイダーのメールアドレス宛に申請方法についてのメールを受信
契約の際に作ったアドレスに「キャッシュバックの申請」についてのメールが届きます。キャッシュバック申請可能時期になったら（約１年後）メールの申請方法に基づいて手続きを実施
step2で受信したメールの手順に従ってwebや書面などでキャッシュバック手続きを行います。回線開通から約１年後になって初めてキャッシュバックをもらえる
よくあるキャッシュバックの流れは上記の通りです
キャッシュバックをもらうためにはスケジュールの把握がとても重要です！
この面倒臭いプロセスを経てようやくキャッシュバックの恩恵に授かれるわけです。プロバイダーのメールなんて使わないよって方ほど、キャッシュバックの受け取り方法や日程を必ず確認しておきましょう！
こんなに時間がかかるなんて…絶対忘れちゃうなあ。
テキトーなタカシでも忘れないで受け取れるキャッシュバックもあるわよ！
開通1ヶ月後に受け取れるキャッシュバックもアリ
多くのキャッシュバックの手続きは忘れた頃に、めんどくさい方法で行われるということをお伝えしましたが、こちらの代理店のようにネット開通の翌月にキャッシュバック対応をするところもあります。auひかり取り扱い代理店サイト
このサイトのように
・申し込み内容がネット回線のみでも対応可能
・申請手続きが電話のみで簡単
・キャッシュバック振り込みが1ヶ月後
といった内容ですと手続き漏れや不要なオプション申し込みなくキャッシュバックを受け取ることができます。・申請手続きが電話のみで簡単
・キャッシュバック振り込みが1ヶ月後
ただし、オプションをたくさん申し込む対応場合に比べてオプションが少ない場合はキャッシュバック金額は少なめになっていることが多いです。
光回線こそ乗り換えの特典を活用すべき
インターネットの料金は使用量の多い月も少ない月も関係なく料金は一定です。使う量を抑えたからといって安くなるものではありませんが、総額で考えるとインターネット料金を安くする方法はあります！それがプロバイダを乗り換えるという方法です！入会時の特典を上手に使ってネット料金をお得にしましょう。
プロバイダを乗り換えてキャッシュバックをもらってネット料金を上手い具合にお得にするぞ！
安いけど遅くてイライラ…なんてことは避けよう！
インターネットで何をするかによって必要な通信環境は違います。オンラインゲーム＞動画＞画像＞文字の順でデータ量が大きく、回線速度が速くなければコンテンツを楽しむことはできません。
それに対してフェイスブックやツイッターなどのSNSやメールなどでのやり取りをメインに考えている場合にはそこまで回線の速さは必要ありません。もちろん回線のスピードが速いに越したことはないですが、無線のネット回線も含めて回線料金を優先して決めましょう。
私はネットショッピングや調べ物をするためにネットを使うから無線のネット回線でもいいかもね！
キャッシュバックは１年間の利用が前提条件
各プロバイダの料金は長期間使っていてもおトク感が少ないのが実状です。そこで契約更新月が来るたびに新規入会特典を利用してプロバイダや契約へ乗り換えるという方法がオススメです。固定回線のインターネットで定番の３つをピックアップして比べてみました。
下記の表ではキャッシュバック金額を利用料金にあてたものを「実質負担額」としております。
マンション月額実質料金 | 戸建て月額実質料金 | 回線速度 |
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|---|---|---|---|
3,368円 | 3,368円 | 下り最大2Gbps・上り最大1Gbps |
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2,425円 | 3,825円 | 上り下り最大１Gbps |
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3,013円〜 | 4,063円〜 | 上り下り最大１Gbps |
▼比較表の詳細はページ下部へ
解約時期が突然来る場合は早めにキャッシュバックを受け取れることを優先！
転勤が急遽あるかもしれないという場合は、キャッシュバックを受け取れる時期にも要注意です。なぜならキャッシュバックを受け取れないまま解約手数料を支払わないといけなくなるからです。プロバイダ契約の多くは２年縛りの自動更新です。これは契約してから２５ヶ月目の月でないと解約のための違約金が発生するということです。２年未満で解約する可能性が高いという方は、キャッシュバックの金額で解約手数料をまかなえるかを計算しておきましょうことが必要です！
光回線を転用する光コラボは携帯会社とのセットで考える
新たな回線工事が出来ないという場合は光コラボがオススメです。フレッツ光を利用していて光コラボへ電話番号などを変えないままで転用する場合は、初期費用も少ないですがキャッシュバックの金額も少ないです。そのため、「携帯電話料金とネット料金の合計」で考えて契約先を決めることでグッとお得になってきます。例えばauの携帯電話ユーザーがauひかりを利用すると「スマートバリュー」が適用され、「ネット＋固定電話＋携帯電話」の合計料金が毎月最大934円～2,000円が最大２年間値引きされます。携帯電話の各キャリアに応じた光コラボの申し込みもオススメです！
ドコモ・ソフトバンク・auそれぞれの携帯電話会社はネットの固定回線と携帯をセットで契約した人に割引を実施しています。携帯代とインターネット代の総額を抑えるという考えで検討してみましょう。
新規申し込みは初期工事必須だがキャッシュバック金額は高額！
自宅の配線設備を再利用する場合・新たに配線設備を設置する場合で金額の大小はありますが、工事費用がかかります。「初期工事費用実質無料」というところもありますが、途中解約があった場合は工事費用の請求が生じますのでご注意ください。初期工事費用『実質』無料は以下のような仕組みです。
例えば工事費用が２４０００円だったとします。その時に通常であれば２４０００円の請求が来るのですが、「２年間契約を続ける」という条件を満たせるならば「２年間の分割請求に対して毎月千円割引をする」というように割引で工事費用分の負担を相殺するというような仕組みが「実質無料」ということなのです。中途解約があった場合には初期工事費用の残額を一括請求されます。
契約期間を満了する予定なら、キャッシュバック金額のお得さで選んでみましょう！
マンションと一軒家で料金が違う理由
マンションで光回線を利用する場合は建物に引き込んだ回線を複数の契約者で共同で利用するのに対し、一軒家の場合は回線をその世帯だけで使用することになります。そのため、回線料金はマンションが一軒家に比べて安いのです。ただし、マンションの住人が同時に大量のデータのやり取りを行った場合は回線速度が遅くなるなどの影響が出やすくなることもあります。引越しが多いなら無線のネット回線がオススメ
転勤などで引越しが頻繁にある方は無線のネット回線がオススメです。エリア内であれば工事不要で引越し当日から使えますし、引越し先がエリア外であれば契約を解除できるものもあります。
家の外でもパソコンを使うから無線回線が気になっているんだよね…。
無線のネット回線比較！モバイルと自宅用の違い
下記の表ではキャッシュバック金額を利用料金にあてたものを「実質負担額」としております。総合評価 | 月額実質料金 | 回線速度 |
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|---|---|---|---|
持ち運び可能でかつ通信速度も速い | 2,958円 | 下り最大370Mbps |
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工事不要の固定回線が必要という方以外にはメリットなし | 3,996円〜 | 下り最大261Mbps |
▼比較表の詳細はページ下部へ
通信機器が届いたらすぐに受信できるか確認を！
無線のネット回線を申し込むと通信機器がご自宅に届きます。機器が届いたら速やかに電源を入れてテストしてください。エリア内であっても環境によっては電波の受信が悪いこともあります。契約から一定期間の間は電波の受信状態によるキャンセルは無料でできます。特にマンションにお住まいの方は電波状況にムラがありますのでご注意ください。エリア外に引越した場合に違約金は発生するか
・SoftBank Airの場合SoftBank Airはコンセントにつなげばエリア内ですぐに使えますが、固定回線と同じ扱いのため契約時に伝えた住所でしか規約上使用できません。引越しの場合は事前に引越し先を伝えておき、引越し後に回線が利用できなかった場合は違約金なしで解約できます。
・WiMAX 2+の場合
モバイルWi-Fiのため、エリア内であればどこでも使えますがWiMAX 2+エリア外に引越しとなった場合には特に保障はありません。WiMAX 2+エリア外ではLTE回線を利用する（別途1000円必要）ことで引き続きモバイルWi-Fiとして利用できますが、通信速度に満足できない場合は違約金を払っての退会となります。
無線のネット回線でも決まった場所でしか使えないものがあるんだね！
ヘビーユーザーのメイン回線として使うには不向き
オンラインゲームや動画サイトをたくさん利用するという場合は無線のネット回線は不向きです。いずれの回線も有線の固定回線に比べると通信の安定感は欠けますし、WiMAX 2+の場合は速度制限があります。通信速度もベストエフォート型と呼ばれる最も良い環境での通信速度での公表値ですので、時間帯や環境によっては遅くなることもあります。データ量の多い通信をたくさん行うという場合には光回線の利用をお勧めします。回線の速度を改善したい時はプロバイダを変えるのも手
光回線なのに遅い！そんな風に感じたことはありませんか？その場合にはプロバイダを変えるということも一つの選択肢です。「プロバイダ名 地域名 速度」と検索すると回線の速度の結果や口コミを見ることができますので、最近遅くなったと感じた時は調べてみましょう！
気になるプロバイダや回線があったら、その回線を使っている近所の方の感想を聞けるとベストです！
プロバイダのスピードは地域によって異なる！
ネット回線そのものを保有している大手プロバイダもありますが、大手以外のプロバイダは自前の回線を保有していません。自前の回線を保有していないプロバイダの場合は他社の回線を使用しています。実は同じプロバイダの同じ契約内容を利用していても、地域が異なればインターネットの通信速度が異なることがあります。そして同じ地域で同じ回線を使用していても、プロバイダが違うだけで速度が違うなんていうこともあります。
この違いが生じる原因は「回線利用者人数」と「プロバイダの設備」です。そのため、大手のプロバイダの設備増強が利用者数の増加についていけずに回線速度が遅かったり、知名度の低いプロバイダーに変えたら通信速度が速くなるというケースもあるのです。
マンションだと遅くなるのは避けられない？
一軒家とマンションのインターネットの料金に違いがあるのは、一つの回線を複数の契約者でシェアできるかどうかの違いです。光回線の場合、複数人が一つの回線を利用することができる仕組みです。回線を通るデータ量が多くなるとその分、通信速度が遅くなります。自宅のみの一軒家での契約と異なり、マンションのネット回線は他者の影響を受けやすいので遅くなりやすいと言われることが多いのです。時間帯によって不安定？
通勤時間帯のラッシュアワーのように回線の利用が集中する時間帯はネットの回線スピードが遅くなります。特に夜の時間帯は回線利用者が多く通信速度がゆっくりになります。利用者が少ない早朝は通信がスムーズになります。有線の固定回線よりも無線のネット回線の方が時間帯の影響を受けやすいです。乗り換えでネット料金をお得にする！ただし解約条件は要注意！
年間で6万円から９万円近く支払っているネット料金。月々の料金が五百円でも安くなると一年で６０００円もお得になります。
プロバイダ契約は２年以上続きます。納得して使えるサービスを選びましょう！
利用期間によっておトクな契約内容は違う！
一つのプロバイダを利用する期間によっておトクな条件は変わってきます。料金をおトクにするプロバイダの比較ポイントは以下の３点です。
引越しの予定もなく3年以上継続して利用する場合
引越しの可能性が高く２年以内に解約する可能性がある場合
数カ月単位の引越しが頻繁にある場合
キャッシュバックの金額よりも月々のプロバイダ料金が最安値であることを最優先にする
引越しの可能性が高く２年以内に解約する可能性がある場合
解約手数料を払わないで済むように２年契約を満了することを優先し２年契約満了後に最安値のプロバイダへ乗り換える。
解約料金を支払う際に費用がまかなえるように、キャッシュバック金額が大きいプロバイダを検討する。
数カ月単位の引越しが頻繁にある場合
データ量の多いゲームなどを行わないならば引越し先でも使える無線回線がオススメ。
ご自身のライフスタイルに合わせて本当におトクなプロバイダ選びをして、ネットをより安く快適に利用しましょう！
固定ネット回線詳細比較表
事業者名 | |||
|---|---|---|---|
使用回線 | フレッツ光 | auひかり | NURO 光 |
プロバイダ選択幅 | 光コラボによってプロバイダを選べる | so-net や@niftyなど選択可 | so-net のみ |
マンション月額利用料金（プロバイダ料含む） | U-NEXT光利用で税別3,430円 | ネットのみの利用で税別3,800円 | 税別4,743円 |
戸建て月額利用料金（プロバイダ料金含む） | U-NEXT光利用で税別4,480円 | ネットのみの利用で税別5200円 | 税別4,743円 |
回線速度 | 上り下り最大１Gbps | 上り下り最大１Gbps | 下り最大2Gbps・上り最大1Gbps |
新規申し込みキャッシュバック時期・内容 | U-NEXT光利用で最短2ヶ月で１万円振り込み＋ルーター | 開通月の翌月末に33000円〜振り込み（プロバイダをso-netにした場合） | 半年後に10,000円その約1年後に22000円の振り込み |
キャッシュバック必要条件 | U-NEXT光利用で利用開始から12ヵ月間の継続利用必要 | 利用開始から12ヵ月間の継続利用必要 | 利用開始から12ヵ月間の継続利用必要 |
解約金 | U-NEXT光利用で3年契約の更新月以外は解約金20,000円必要 | 2年契約の場合、更新月以外の解約は9,500円必要 | NURO 光 G2 Vの場合、更新月以外の解約は9,500円必要 |
無線ネット回線詳細比較表
事業者名 | ||
|---|---|---|
使用回線 | WiMAX 2+ | SoftBank Air |
プロバイダ選択幅 | GMOとくとくBBのみ | Yahoo!BBのみ |
回線速度 | 下り最大220Mbps | 下り最大261Mbps |
速度制限 | 3日間で3GBを超えると制限あり | データ制限なし |
月額利用料金（プロバイダ料含む） | 税別3,609円〜 | 税別3,996円〜 |
新規申し込みキャッシュバック時期・内容 | 約1年後に24,500円〜の振り込み | 回線開通後の翌月末までに26,000Tポイント支給 |
キャッシュバック必要条件 | 利用開始から12ヵ月間の継続利用必要 | プレミアムコースの申し込みが必要 |
解約金 | 1ヶ月目～24ヶ月目までの解約の場合24,800円必要 | 契約満了月以外の解約は9,500円必要 |