これが言えるとネイティブっぽい英語表現20選
[公開日]2014/12/24[更新日]2015/04/17
英語が少しでもできるように勉強をしているのだけど、どうも自分の英語に自信がもてない。特に、英会話になると日本人の発音から抜け出せないし、教科書から出てきただけのフレーズや単語ばかりになっている気がして、疑心暗鬼になってしまうことってありますよね。
今日は、これが言えるだけで「おっ」と一目置かれるようになる、ネイティブっぽい英語表現を20個紹介します。ちなみに、筆者はアメリカ英語専門なので、アメリカ英語での表現が主になります。
目次
- No worries!(心配無用!)
- What's up?(よお!/何してるの?)
- Got ya.(わかった)
- Awesome!(最高!)
- Oh yeah?(そうなの?)
- Let me help.(手伝うよ)
- Hanging out.(ぶらぶらする、あそぶ)
- You know?(〜じゃない?/〜でしょ)
- Let's get on the same page.(同じページに居よう)
- I appreciate it.(ありがとう)
- All good.(全て大丈夫)
- I'm good. (=No thanks)
- I'm messing up!(駄目だ!)
- Man.
- Grand(千)
- Buck(ドル)
- Best thing ever.(今までで一番)
- Buddy(友達)
- Crazy(クレイジー)
- Have a nice day!(良い一日を!)
- ネイティブっぽい英語表現20選 まとめ
No worries!(心配無用!)
心配無用!大丈夫です。英語が喋れるようになるし、勉強と練習を続けていれば、自信も持てるようになります!
外国の人たちって、そんな風にとてもポジティブでいる気がしませんか?ここはまず、気楽に言えるこの表現から始めましょう。
What's up?(よお!/何してるの?)
教科書で習った挨拶の仕方は”How are you?”でしたよね。それでももちろん通じますが、ネイティブはこの表現をよく使います。”How are you?”が、「元気ですか?」の意味合いがあるのに対して、”What's up?”は、質問というよりは、「よっ!」というような、今から会話を始めるよ、というような合図のようなものです。
答え方としては、”Not much(特に何も)”というのが一番自然という風に言われてはいますが、筆者の経験からすれば、ネイティブは今自分が何をしていたかを言うことが多いです。例えば、”What's up?””Oh, I was just going to the supermarket”(スーパーに行こうとしてただけだよ)という感じです。
Got ya.(わかった)
この“ya”は口語での”you”です。くだけた言い方をして、”ya”と言うネイティブは多いです。全体の文は”I got you”の省略で、直訳すると「私はあなたをゲットした」となりますが、この時の”get”には、「分かる」「理解する」という意味合いがあります。なので、「私はあなた(が言っていることが)わかった」という時に使ってみましょう。
Awesome!(最高!)
英語の肯定的な形容詞はたくさんあります。Good, great, wonderful, fantastic...全て、「良い」という意味合いのバリエーションですが、最近の若者言葉でよく聞かれるのが、”Awesome!”です。もともとは、”awe”という単語が「畏怖」を表す言葉で、それが現代では変わって、「最高!」「素晴らしい」みたいな意味になっています。
まずは試しに、”How are you?”と聞かれたら、”Awesome!”と答えてみましょう。
Oh yeah?(そうなの?)
日常会話の英会話で、日本人にありがちのワンパターンの答え方というのがいくつかあります。
その一つは、”Really?”。筆者がアメリカ留学中、日本から来た交換留学生がアメリカ人と話をしている時に、”Really?”を連発しているのをよく聞きました。アメリカ人学生が、「今週末パーティがあるよ。」「来週はテストがあるんだ」と何を言っても、”Really?”(本当?)と何度も日本人学生が言うので、「俺は嘘を言ってない」とアメリカ人学生が気を悪くしていることもありました。
それでは、どういう風に答えれば良いのか。”Is it?” “Does he?”などと、即座に主語を考えて、返答にバラエティーを持たせるのは、英語初心者のうちは非常に難しかったりします。その中でも”Oh yeah?”は覚えやすい返答です。これなら、主語やBe動詞などを考えずに、”Really?”の多用を避けながら、すぐに返答できます。
Let me help.(手伝うよ)
筆者が英語を習い始めたときに、理解するのが難しいコンセプトの一つに、”let”という単語がありました。「〜させる」という意味合いですが、日本語ではこれにあたる単語がない為に、これを日常会話に使うのが、最初は難しかったです。
しかし、ネイティブは頻繁に使う単語なので、これをマスターできるとネイティブぽいです。
“Let me help”(手伝うよ)
“Just let him be”((彼を)勝手にさせておけよ)
“I will let go”(手放すわ)
“Just let him be”((彼を)勝手にさせておけよ)
“I will let go”(手放すわ)
Hanging out.(ぶらぶらする、あそぶ)
これは非常によく使う表現です。先ほどの”What's up?”の答えとしてもよく使われます。
“What's up?”
“Oh we are just hanging out”(別に。ただ遊んでいただけ)
特に何をするわけでもなく、部屋の中でコーヒーを飲みながらおしゃべりをしていたり、目的なくショッピングモールなどでうろうろしている時に、”hanging out”を使います。今度、ネイティブの友達に一緒に遊ぼうよ、と誘いたい時、”Let's hang out!”と言ってみましょう。“Oh we are just hanging out”(別に。ただ遊んでいただけ)
You know?(〜じゃない?/〜でしょ)
若い人から年齢層の上の人まで、ネイティブは頻繁によく使う表現です。大抵、文の最初か最後につけます。文の最初につければ、相手の注意を引いてこれから話すよというような合図みたいな感覚です。
”You know, I got you a surprise”(ねえ、君にサプライズがあるんだよ)
文の最後につければ、相手の同意を求めるような形にもできます。
“I did not know that, you know!” (そんなこと知らなかったっていうの、ねえ!)
ネイティブの中では、これを使いすぎて、少し耳につくくらいの人もたくさんいます。癖になると使いすぎてしまう表現なので、注意しましょう。
Let's get on the same page.(同じページに居よう)
とても英語的な表現なので、日本語で言ってもあまり意味が分からないですが、比較的重要な課題について話しているときに使われます。話し合いや喧嘩などで、二人の意見がすれ違ったり、誤解を招くのを避けたいときなどに、物事をはっきりさせたい時に使えます。
“You invited him today and you know how much I don't like him”(私があいつのこと嫌いだって知ってるのに、今日なんであいつを呼ぶのよ)
“Wow, let's get on the same page. You know how much I don't like him either”(え?ちょっと分かってよ。俺だってあいつのこと嫌いだって、お前知ってるだろ)
“Wow, let's get on the same page. You know how much I don't like him either”(え?ちょっと分かってよ。俺だってあいつのこと嫌いだって、お前知ってるだろ)
I appreciate it.(ありがとう)
ありがとう=サンキュー。これが定番ですが、これにもバラエティーを持たせれば、ネイティブもびっくりです。“appreciate”は「感謝する」という意味の動詞です。初心者の方はあまり聞き慣れない表現かもしれませんね。しかし、実際はよく使われます。筆者の経験から言えば、”Thank you”は少し軽め。日本語でも「サンキュー」ってカジュアルに使いますよね。
反対に、何か本当に重要なことをしてもらったり、もう少しシリアスな意味で本当に「ありがとう」と言いたいときに、”I appreciate it”と言えば、本気な感じが伝わります。
All good.(全て大丈夫)
全てのことが上手く行っている時、こうやって返答できます。または、準備万端、出発できる準備ができている時にも使える表現です。
“How are you doing, man?”(どうしてるの?元気にしてる?)
“I'm all good!”(順調よ!)
“I'm all good!”(順調よ!)
I'm good. (=No thanks)
“No thank you”(結構です)は、日本でいてもよく聞く表現ですが、これももっと他に言い方がないでしょうか?“I'm good”という表現で、「もういりません」という意味合いになったりします。逆のことを言っているような気もしますが、日本語でも「あ、いいです」と言って断りますよね。それと同じです。
“Would you like another cup of tea?”(お茶のおかわりいる?)
“I'm good”(大丈夫です=結構です)
“I'm good”(大丈夫です=結構です)
I'm messing up!(駄目だ!)
“mess”という単語は「失敗する」「乱れる」というような意味合いです。日本語ではぱっと理解しがたいかもしれませんが、結構使える単語です。
“Don't mess it up!”(失敗するなよ!)
“Her hair is messed up”(彼女の髪はごちゃごちゃだ)
簡単な単語で、色々表現できるのが便利です。“Her hair is messed up”(彼女の髪はごちゃごちゃだ)
Man.
日本語は語尾に変化を持たせて、話してが誰なのか、相手が誰なのかを区別します。又は、方言を考えれば、語尾が全く違ってくるのが分かるでしょう。英語でもそれなりにバラエティがあって、語尾につけるもので味が出てきます。男同士なら、”man””buddy”が多いでしょうか。男性が女性に話すときは”sweetie””honey”といった具合です。教科書的な文に飽きたら、語尾に変化を持たせると即座にネイティブぽくなります。
“Let's hang out, man!”(あそぼうぜ!)
Grand(千)
数にもスラングがあります。千を”grand”と言ってみましょう。ネイティブぽいです。
2000ドル= two thousands= two grand
これなら、すぐに言えますよね。Buck(ドル)
千よりももっと日常的によく聞くのが、”buck”ではないでしょうか。お店などに行っても、店員さんに”5 bucks”(5ドルです)と言われたりします。“grand”と違うところは、”buck”は複数形になるので、2以上は”bucks”と言いましょう。細かいところに気をつけることで、ネイティブの英語に近づけます。
Best thing ever.(今までで一番)
ネイティブスピーカーは、強調や大げさに言うのが大好きです。日本人としては、少し気が引けたりもしますが、なるべく大きく言うことで、確かにネイティブが話すような英語に近づけるような気はします。
“This pizza is the best pizza I have ever had!”(このピザ、今まで食べた中で一番おいしい!)
Buddy(友達)
男同士の会話でよく使われるのが、”buddy”です。先ほどの”man”のように、語尾につければ同じような意味合いになります。相棒、友達、という意味でも使えます。
“I'm coming with my buddy”(友達と行くから)
“friend”と言うより、一段とネイティブぽい表現です。Crazy(クレイジー)
アメリカ人は特に、この単語を使うことが多いのではないでしょうか?ちょっとおかしい、滑稽、いっぷう違う、というもの全てにおいて、クレイジーと言います。結構気軽に使える表現なので、日本人でもすぐ慣れて使いこなせる単語です。
“He is so crazy”(彼って、おっかしいよね)
Have a nice day!(良い一日を!)
別れるときに使う表現も、”See you””Bye”などの他に、ネイティブは何と言うでしょうか?そうです!”Have a nice day!”。映画などでよく聞きますが、実際にアメリカに行ってもネイティブは頻繁に使っていました。
これは、別れるときにすがすがしくなるフレーズなので、ぜひ使って欲しい表現です。
ネイティブっぽい英語表現20選 まとめ
どうでしたか?もう知っていた単語も多かったのではないでしょうか。案外簡単な単語で、ネイティブぽい表現ができると思います。
構文や文法を日々勉強していると、英語表現をますます自然にするのが難しかったりしますよね。しかし、こんな小さなニュアンスを文の所々に入れてあげるだけで、ぐっと文章に性格がにじみ出ます。今日から使って、一気にレベルアップしちゃいましょう。
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