bit flyerの取り扱い通貨で初心者におすすめは?全7銘柄の特徴
[公開日]2018/03/30[更新日]2018/04/04
bit flyerは仮想通貨の取引所・販売所の両方を運営しているので、ユーザーにとっては幅広い投資を可能としてくれる取引先となっています。
では、実際bit flyerでの取引はどういったものなのでしょう。取扱い通貨やその特徴、取引システムや口座開設の手順など、その安全性も含めて詳しく説明していきます。
目次
- 1 bit flyerの取り扱い通貨の中でおすすめは「ビットコイン」
- 2 初心者向きの「ビットコイン」は現物取引では投資的旨味は薄い?
- 3 「イーサリアム」の今以上の高騰は期待できない
- 4 「イーサリアムクラシック」も運営が不安定で価格高騰は望み薄
- 5 「ライトコイン」はビットコインに不安定な状態が続くなら期待できる
- 6 「ビットコインキャッシュ」は価格上昇の期待が持てるが過信は禁物
- 7 国産通貨「モナコイン」は海外での認知度上昇がカギ
- 8 「リスク」は順調に値上げを続けるが大幅下落の可能性も
- 9 コンプライアンス意識の高さが安心!bit flyerの信頼性
- 10 bit flyerの使い方は?登録・入出金・売買の方法
- 11 7銘柄取り扱いのbit flyerは強固なセキュリティが魅力
bit flyerの取り扱い通貨の中でおすすめは「ビットコイン」
bit flyerで取引可能なのは下の表に記した7銘柄です。
仮想通貨はビットコインと、ビットコイン以外のアルトコインに分類されますが、bit flyerではビットコインのみ販売所と取引所の両方で取引でき、アルトコインは全て販売所のみの取り扱いとなります。
bit flyerの全取扱通貨一覧表
現物取引 | レバレッジ取引 | 取引の承認時間 |
|
---|---|---|---|
ビットコイン | 約10分 |
||
イーサリアム | 約15秒 |
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イーサリアムクラシック | 約15秒 |
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ライトコイン | 2.5分 |
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ビットコインキャッシュ | 約20分 |
||
モナコイン | 約90秒 |
||
リスク | 約11秒 |
初心者は流通実績が豊富なビットコインでの取引が無難でおすすめ
上記のうち取引に慣れていない仮想通貨投資の初心者は、流通実績が豊富なビットコインの取引が無難でおすすめだと言えます。取引高が多いということは比較的価格変動のペースが遅く、相場の急変に悩まされる度合いが他の通貨より低いのです。
ビットコインのレバレッジ取引では購入しての価格上昇に期待する投資だけでなく、相場下降時には売りから入っても利益を上げることが可能です。
レバレッジ取引でそうした手法を学んでいけば、リスクを分散させた幅広い投資スキルを身につけることも可能となります。
レバレッジ取引とは?
現物取引は現金での仮想通貨売買のことをいい、レバレッジ取引は、販売所や取引所に証拠金を預け入れ、その額の何倍かの信用取引ができる証拠金取引のことをいいます。bit flyerではビットコインのみでレバレッジ取引が可能で、レバレッジ倍率は最大で15倍となっています。
これに対して現物取引は現金と仮想通貨の交換取引となり、日本では日本円と仮想通貨の各銘柄が、取引時点でのレートで交換されます。
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初心者向きの「ビットコイン」は現物取引では投資的旨味は薄い?
ビットコインは2009年に公開された最初の仮想通貨で、最も有名、かつ取引量の多い銘柄です。
そのため、市場規模や流通性でも他の通貨を圧倒しており、仮想通貨と言えばビットコインといえるほど、メジャーな通貨で、初心者の投資におすすめの仮想通貨となっています。
システムの堅牢性に優れている
ビットコインはシステムの堅牢性においても優れており、複雑な承認システムのため非常に高い取引の安全性を誇っています。その一方、その堅牢なシステムが使い勝手では逆作用し、承認時間は比較的長めです。
管理主体がなく運営はやや不安定
また、特定の管理主体を置かれておらず、取引は参加者の承認によって成立するため、運営は参加者間の意見の食い違いからやや不安定な状態となっています。それでもビットコインは実社会での商取引の決済方法として普及しつつあり、今後もその利用価値を高めていくであろうと予想されます。
これまでは投機バブル?投資の主流は現物取引からレバレッジ取引へ
これまでの価格高騰のスピードがあまりにも急で、価格面では投機バブルの可能性も否定できません。したがって将来的には価格上昇以外に利益を得られない現物取引の投資的旨味は薄いといえ、投資の主流は下降相場となっても利益を得ることのできるレバレッジ取引に移行するものと思われます。
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「イーサリアム」の今以上の高騰は期待できない
独自のシステム「契約機能」などが評価され、時価総額第2位
イーサリアムは契約機能という、独自のシステムを持っています。基本的に仮想通貨はどの通貨も代金の支払い手段として使われるものですが、イーサリアムはユーザーが決めた契約を、実行するという機能も併せ持っているのです。
たとえば期限を決めて支払いをするとか、そういった手形のような役割も担ってくれます。
そうした他にない特徴が評価され、イーサリアムはビットコインに次ぐ、時価総額第2位の仮想通貨となっています。
管理主体がなく運営はやや不安定か
イーサリアムも管理主体を置かない参加者の合議制であるため、運営は不安定な一面を持っています。その結果、イーサリアムクラシックとの分離に至っており、その際には評価を落としました。
今以上の価格の高騰は期待できない
イーサリアムクラシックとの分離以降、評価の下落傾向は今後も続くと思われます。今以上の高騰に期待するのは無理があると考えたほうが良いと言えるでしょう。
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「イーサリアムクラシック」も運営が不安定で価格高騰は望み薄
イーサリアムと分裂して市場に登場したアルトコイン
イーサリアムクラシックは、イーサリアムから分裂して市場に出てきた仮想通貨です。分裂の契機となったのはイーサリアムの不正送金事件で、その対応をめぐって意見が分かれ、イーサリアムクラシックが誕生したのです。
基本的にイーサリアムと同じ機能を持っている
イーサリアムクラシックは、基本的にイーサリアムと同じ機能を備えています。また、分裂によって従来のイーサリアム通貨がそのままイーサリアムクラシック通貨に移行したものも多かったため、誕生時点からイーサリアムクラシックは、多くの流通を誇る通貨となりました。
合議制による運営の不安定さは否めず、将来の価格高騰は見込めない
イーサリアムと運営の方向性こそ異なるものの、イーサリアムクラシックも合議制による運営の不安定さは否めません。そのため、ビットコインやイーサリアムと同じように、将来的な価格高騰は望み薄であると考えられます。
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「ライトコイン」はビットコインに不安定な状態が続くなら期待できる
ビットコインの堅牢性+流通性の向上を目指した仮想通貨
ライトコインはビットコインの次に誕生した仮想通貨です。開発の理由はビットコインの欠点を補うことで、堅牢性を維持しつつ承認スピードなどをアップさせ、ビットコイン以上の流通性を持たせようとしたのです。
信頼性はビットコインより劣る
ライトコインの開発手法はシステムの簡素化であったため、信頼性はビットコインに劣るという結果を招きました。それでも、機能性はビットコインと同等であるため、メリットである早い承認時間が評価を高め、価格を上昇させてきました。
価格上昇の可能性はあるが、ビットコイン相場に左右される
こうした背景から相場価格はビットコインを対になるケースが多く、ビットコインに不安定な状態が続くと、今後も価格を上げていく可能性があるといえます。しかしビットコイン相場に左右される状況も続くと考えられるため、上昇は確約されたものとはいえません。
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「ビットコインキャッシュ」は価格上昇の期待が持てるが過信は禁物
市場ではビットコインの代替通貨という位置づけ
ビットコインキャッシュはビットコインから分裂した仮想通貨で、2017年に誕生しました。そのため機能やシステムの堅牢性はビットコインとほとんど変わらず、市場ではビットコインの代替通貨といった位置付けとなっています。
ビットコインの欠点を解消した優位性で価格上昇
ビットコインキャッシュは後発の優位性を開発面で発揮し、承認時間などのビットコインの欠点を解消しています。それが市場での評価につながり、価格を上昇させてきました。
価格上昇を予想する投資家が多いが過信は禁物
価格上昇の傾向はビットコインが下落しても値を上げてきたほどで、今後も同様の相場推移が続くと予測する投資家が多いのも特徴といえます。しかしビットコインの代替としての位置付けに変化があるとは考えづらく、市場規模や流通性でビットコインに大きく劣る現実を考えると、価格上昇がいつまでも続くと考えるのは危険であるともいえます。
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国産通貨「モナコイン」は海外での認知度上昇がカギ
日本初の国産仮想通貨
モナコインは、2013年末に誕生した、日本の仮想通貨です。2ちゃんねるの掲示板上で誕生し、最初はおふざけ要素もありましたが、これまで価格上昇を続けています。。
「Segwit」と呼ばれる技術を採用し、セキュリティ面も優秀
世界初の「SegWit」と呼ばれる技術を採用し、セキュリティ制度も高くなっています。ライトコインをベースとなって開発されており、送金時間の早さが特徴となっています。とても決済に便利な仮想通貨です。
海外での認知度が高まれば今後の価格上昇も期待できる
日本での認知度が高まってきたところで、海外の認知度はほとんどありません。決済通貨としての価値が評価され、海外での認知度が高まれば、さらなる価格上昇も期待できます。
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「リスク」は順調に値上げを続けるが大幅下落の可能性も
リスクとは分散型アプリケーションのプラットフォーム
リスクは2016年に公開され、bit flyerでは2018年1月から取り扱いが開始された比較的新しい仮想通貨です。英字表記のLiskは仮想通貨の名称ではなく、分散型アプリケーションと呼ばれるプラットフォームを指しています。
そしてこのプラットフォーム内で使える通貨の名称をLSKといい、取引単位となっています。
リスクのアプリケーションは基本的にイーサリアムと似たようなものなのですが、開発の下地(コンピュータ言語)が異なり、分散型と呼ばれる独自のアプリケーションとなっています。
公開後に値上げを続け、今後も期待されている
分散型の特徴はメイン機能とは別の機能を持たせることが可能となっている点で、これが様々なサービス拡張やシステムの堅牢性につながり、独自の価格相場を生んできました。公開以来順調に値を上げ、今後も期待されている銘柄とされています。
未知のトラブルによる大幅下落のリスクが怖い
しかし他にない独自のシステムは未知のトラブルをも予見させるため、それを不安視する投資家層が多いのも現実です。そのため、一部であってもトラブルがあれば一気に値を落とす可能性があり、長く保有するには向かない通貨であるといえるでしょう。
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コンプライアンス意識の高さが安心!bit flyerの信頼性
bit flyerがどんな取引所・販売所なのかを詳しく説明しましょう。
bit flyerは、その営業規模やユーザー数で国内最大の規模を誇る仮想通貨取引業者です。いち早くTVCMをスタートさせてことでも有名で、最も知名度のある取引業者であるともいえます。
取引所でもあり販売所でもある!bit flyerの強み
財務体質の健全性が高い
仮想通貨に限らず投資を扱う業者は、第一に財務的に健全であるかが問われます。金融市場は予想もしないパニック相場となるケースが少なくないため、業者の資本体制が、そうした不安に備えたものでなければユーザーは安心して取引できないためです。
仮想通貨市場はまだ成熟したものであるとは言えません。したがって業者が危機に陥るような金融危機が訪れる可能性は否定できず、財務体制が脆弱な業者が相手だと、預け入れた資金の保全が担保されるとは言い切れないのです。
その点、bit flyerには三井住友や三菱UFJといった大手金融グループ、リクルートなどの大企業が出資しており、財務体質の健全性は非常に高いレベルにあるといえます。
企業資本の充実したbit flyerは、ユーザーにとっては他社にないメリットを備えているといえるでしょう。
取引所としての営業だけでなく販売所としても運営
bit flyerは、個人や法人間の売買を取り持つ取引所としての営業だけではなく、bit flyerが直接顧客と売買を行う販売所としても運営しています。販売所と取引所では売買システムや手数料が異なるため、2つの取引方法を選べるのはユーザーにとってメリットがあります。
投資の幅が広がり、自分のスタイルに合った売買が可能となるのです。
取引所での売買では、ユーザー数が国内有数であるのも有利に働きます。取引所での取引は売買の相手方がいないと成立しないため、取引所の参加者が多くないと、安定した成約が望めないのです。
レバレッジ取引に対応している
金融相場に価格の上下動は付き物なので、売りからの投資も可能なレバレッジ取引に対応しているのも嬉しい特徴です。現在のような上昇の続く相場がいつまでも継続されるとは限らないため、将来的にはレバレッジ取引が仮想通貨売買の主流になるとも考えられます。
そうした局面に備えるといった意味でも現時点からレバレッジ取引を選択できるbit flyerは、ユーザーにとって魅力のある仮想通貨取引業者であるといえます。
bit flyerの安全面は?
コールドウォレット
仮想通貨はデータでの取引であるため、外部からの不正アクセスによる資金流失が一番の問題だとされています。コールドウォレットは外部からのその不正アクセスを防止するシステムで、国内ではbit flyerが最初に導入したハッキング対策です。
また、ハッキングなどで不正に仮想通貨が紛失した際でも、紛失金を補償するサービスを設定しています。
マルチシグネチャウォレット
マルチシグネチャウォレットとは、資金移動に社内の複数人の承認を必要とするシステムのことです。企業内部での内部操作対策となります。
2段階認証ログイン
顧客にもログイン時の2段階認証を義務付けています。幾重にもよるセキュリティ対策によって、bit flyerでの取引は安全性の高いものとなっています。
bit flyerはコンプライアンス意識の高い投資会社
ここまでで説明したようにbit flyerは、最新のセキュリティシステムを備え、大手企業からの出資によって財務体制を盤石なものとしています。さらには大手保険会社との提携によって不正アクセスによる資金流出の際にも補償制度を用意するなど、顧客資金の安全性を重視した、コンプライアンス意識の高い投資会社であるといえるでしょう。
また、bit flyerは2014年5月に仮想通貨の取り扱いを開始した、日本で最初の取引所です。そのため運営実績も豊富で、取引チャートは取引システムなども、使い勝手のよいものとなっています。
サービス面ではレバレッジ取引などの売買項目も豊富で、取引手数料や入出金費用も安くなっているのです。
こうした面からもbit flyerは、投資効率の高い取引所、販売所であるといえます。
そして投資の前提として必要不可欠な資金の安全性も複数のセキュリティ対策によって担保されており、ユーザーにとっては、安心して取引のできる仮想通貨取引業者であるといえます。
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bit flyerの使い方は?登録・入出金・売買の方法
bitFlyerでの取引口座開設は、すべてネット上で完結するので非常に手軽です。
bitFlyerのアカウントは取引項目によって、「ウォレットクラス」と「トレードクラス」の2つにクラスが分かれています。
ウォレットクラスの口座開設手順
レバレッジ取引などのbitFlyerの仮想通貨売買をすべて利用するには、トレードクラスの登録が必要となります。そのためにはウォレットクラスから始める必要があり、続いてトレードクラスへ移行することになります。
登録に必要な書類を準備する
《必要なもの》
・登録用のメールアドレス
・bit flyerで使うパスワード
・運転免許証などの顔写真付きの身分証明書
・登録用のメールアドレス
・bit flyerで使うパスワード
・運転免許証などの顔写真付きの身分証明書
これらが用意できたら公式サイトにアクセスしてください。
公式サイトでアカウントを作成する
トップページの「メールアドレス」に登録するアドレスを記入し、「アカウント作成」に進みます。アドレス登録が済むとすぐにメールが届くので、メール内の指示URLにアクセスして、アカウント登録を完了させます。
2段階認証を登録する
続いて2段階認証の登録です。アカウント完了の画面から「bitFlyerをはじめる」と進み、続いて「アカウント情報」、次に「二段階認証」の表示に進み登録します。完了すると「確認コード」が送付されるので、紛失しないようにしましょう。以上でウォレットクラスの登録は完了です。
「トレードクラス」にアップグレードするには
- 「アカウント情報」から本人情報の登録を行う
- 用意した本人確認資料をweb上で提出し、「取引目的の確認」と、郵送物の住所登録を行う
- 数日後に「転送不要書留郵便」が届いて口座開設完了
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bit flyerの入出金方法は?
入金は銀行振込とクイック入金で可能
銀行振込は公式サイトログイン後、「入出金メニュー」の「日本円ご入金」から「お客様用日本円振込先」に進み、登録した自分の銀行口座より振込みます。クイック入金はログイン後、「入出金メニュー」の「クイック入金」にて入金希望額を入力し、インターネットバンキングやコンビニエンスストアなどで送金します。
振込もクイック入金も振込手数料はユーザー負担ですが、他に入出金手数料は必要ありません。
出金の手続きも簡単
公式サイトにログインし、「入出金メニュー」にて出金額を記入して出金依頼を行えば、登録口座に送金されます。出金も振込手数料はユーザー負担ですが、別に出金手数料を取られることはありません。
bit flyerで売買する方法は?
入金の確認ができたら実際に売買してみましょう。ログインした後にビットコイン売買画面を開きます。続いて「数量(BTC)」 で購入数を設定し、「コインを買う」のボタンを押せば、購入が完了します。
このように入出金や売買は非常に簡単にできますが、取引や相場に慣れないうちは、慎重に売買を行ったほうがよいでしょう。
bitFlyerではデモ取引も用意しているので、操作等に慣れるまではデモで練習することをおすすめします。
無料でbit flyerの口座をつくる
7銘柄取り扱いのbit flyerは強固なセキュリティが魅力
いずれは仮想通貨の相場も成熟し、外国為替のように需給バランスによって上下動を繰り返す値動きとなるはずです。
そのときに必要となるのは、投資スキルと危機管理です。相場動向を見極める目を養い、複数の取引所に資産を分散させるなどしてリスク対策を徹底しておきましょう。
bit flyerでは相場分析のためツールも複数用意されており、取引をしながらのスキルアップも可能です。
そしてもちろん、bit flyerの強固なセキュリティもリスク管理対策の一環になります。
資産を分散させる中でのメイン取引先を選ぶなら、こうした顧客の立場に立ったサービスを展開する、安定した投資会社を選択するとよいでしょう。
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