何となくだと損をする!格安SIMの乗り換えで得をする5つのコツ

[公開日]2017/07/27

格安SIM 乗り換え

格安SIMに乗り換えようとしても、

「どのタイミングで解約したらいいか」
「自分の端末をそのまま使えるのか」
「どの格安SIMを選べばよいか」


といったように分からないことがたくさん出てきますよね。

タイミングを間違えて乗り換えると無駄な料金を支払う可能性がありますし、今使っているスマホを使う場合はそれに合った格安SIMを選ばないといけません。

そこで今回は大手キャリアから乗り換えるための方法について、大手キャリアの解約タイミングから、キャリアごとの手続きの仕方や利用できる格安SIM、さらに格安SIMのデメリットまで詳しく解説します。



格安SIMへの乗り換えはdocomo・auなら月末に解約!ソフトバンクは要確認


格安SIM 乗り換え

格安SIMへの乗り換えは、いつでも良いわけではありません。

乗り換えのタイミングによっては違約金などで思わぬ出費が発生してしまいます

無駄な出費を抑えるためにも、格安SIMに乗り換えるのはタイミングが重要です。

ここではドコモやau、ソフトバンクなどの3大キャリアごとの状況を踏まえながら解説していきます。

2年契約・縛りの違約金と機種代の支払いに注意して解約しよう

3大キャリアの契約は、「2年ごとに契約が自動で更新される」という契約内容(2年縛り)です。

解約可能月(更新月)以外のタイミングで解約すると違約金が発生します。

機種・端末の支払いの残債がある場合は要注意
端末代を分割で購入している状況で、分割払いの終了前に解約してしまうと支払いの残金を一括で請求されるので注意が必要です。

自分の現在の契約内容を確認し、

「いつ更新月が来るのか」
「残金は払い終わっているのか」


を確認しておきましょう。

契約内容を確認する方法はキャリアごとに異なります。

ドコモ、au、ソフトバンクの順番に確認の方法をご紹介します。

docomoの支払い状況確認方法
ドコモの場合は

・パソコン
・スマホ
・ドコモケータイ
・電話窓口への問い合わせ


のいずれかの手段で確認が可能です。

パソコン・スマホは「My docomo」で確認
パソコンおよびスマホの場合はMy docomoか確認できます。

パソコンからログインする際は「dアカウント」が、スマホから確認する際は「ネットワーク暗証番号」が必要です。

My docomoにログインしたら、最下部にある「ご契約内容確認・変更」を選択します。

1ページ目の「端末利用期間」から分割払いがどれくらい残っているか確認できます。

また、2ページ目の「ご契約プラン」から契約満了月も確認可能です。

契約の更新月は契約満了月の翌月と翌々月です。

ドコモケータイ(ガラケー)
ドコモケータイの場合は「i Menu」→「お客様サポート」→「お申込み・お手続き」→「ドコモオンライン手続き」から確認できます。

この場合も、ネットワーク暗証番号が必要です。

電話窓口
電話窓口の場合は、ドコモの携帯電話から「151(無料)」にかけることで確認できます。

なお、電話受付時間は午前9時から午後8時までです。

auの支払い状況確認方法
auの場合は

・パソコン
・スマホ
・auケータイ(EZweb)


から確認が可能です。

パソコンとスマホからはMy au
パソコンとスマホからはMy auを利用します。

My auにログインし、「スマートフォン・携帯電話」→「ご契約内容 / 手続き」と進みます。

その中にある「ご契約情報」→「料金/割引サービス」から更新月、「ご利用機種情報」→「分割支払残額」から分割払いの残額が確認できます。

auケータイ(EZweb)
auケータイ(EZweb)の場合は、auケータイの「EZボタン」をクリックし、「auポータル」または「トップメニュー・検索」→「My au」→「契約情報照会(基本契約情報)」→「オプション・割引サービス契約情報」から確認できます。

ソフトバンク
ソフトバンクの場合は

・パソコン
・スマホ
・4Gケータイ
・AQUOSケータイ
・3Gケータイ


から確認できます。

3Gケータイ以外
3Gケータイ以外の場合はMy SoftBankを利用します。

My SoftBankにログインし「契約確認」をタップすると、更新月が確認できます。

また、トップページの「〇月ご請求」をタップして請求情報へ進むと、最下部の「割賦契約情報」の内容から分割代金の残額が確認できます。

3G ケータイ
3G ケータイの場合はY!ボタンを押して「Yahoo!ケータイ」にアクセスし、「設定・申込」→「設定・変更」→「契約者情報の変更」→「変更手続き」→「利用状況」の「契約内容照会」で確認できます。

月初?月末?締め日を狙えば乗り換えで損をしない

大手キャリアの2年縛りは更新月に解約すれば違約金がかからないので、必ず更新月に解約しましょう。

とはいっても、更新月であればいつでも解約して良いわけではありません。

大手キャリアによって月々の契約の締め日が異なるので、出来るだけ締め日ぎりぎりまで利用したほうがお得です。

それぞれのキャリアの締め日を確認しましょう。

docomoは更新月の月末
ドコモの料金の締め日は月末です。

料金は日割り計算が行われず、いつ解約しても1ヶ月分かかります。

そのため、解約するのは更新月の月末が良いです。


auも更新月の月末
auもドコモと同じく、料金の締め日は月末で、日割り計算も行われません。

そのため、auも月末まで使い切ってから解約するのが一番お得です。

ソフトバンクは契約内容で締め日を確認
ドコモとauの締め日が月末で固定なのに対して、ソフトバンクは少しやっかいです。

ソフトバンクの締め日は10日、20日、末日の3通りで、契約者によって異なります。

先ほど紹介した契約内容確認方法を参考にし、必ず自分の締め日はいつなのかを確認しましょう。

ソフトバンクは契約内容によって日割り清算あり
また、日割り計算の有無も契約により異なります。

基本的にはスマ放題およびスマ放題ライトは日割り計算がないため締め日に解約するのがお得ですし、それ以外のプランは日割り計算がされるので1日に解約するのがお得です。

ソフトバンクの場合は自分の締め日や日割り計算の有無を必ず確認するようにしましょう。

乗り換えのタイミングで格安SIMのキャンペーンを活用


格安SIM 乗り換え

格安SIMによっては新規契約キャンペーンもあります。

期間限定であることが多いですが、うまく活用すれば通常よりもお得に乗り換えられます。

格安SIMのキャンペーンタイミングも利用する

なるべくキャンペーンのタイミングに合わせて大手キャリアを解約し、格安SIMを契約しましょう。

参考までに2017年の夏の格安SIMの主なキャンペーン内容をまとめました。
格安SIM事業者キャンペーン内容
OCN モバイル ONE音声SIMの月額料金が12ヶ月間300円割引
NifMoSIMカードを申し込みで最大15,000円キャッシュバック
BIGLOBE SIMBIGLOBE SIMを新規申し込みかつ継続利用で最大20,000円のキャッシュバック
楽天モバイル対象端末が最安980円で購入可能
FREETEL対象プランを新規契約か乗り換えで、最大10,000円キャッシュバック
mineo対象機種を購入し、3ヶ月以上継続利用すると最大10,000円分のAmazonギフトをプレゼント


格安SIMの手続きに必要な準備と乗り換えの流れ:電話番号そのままでの契約方法


格安SIM 乗り換え

乗り換えと聞くと難しく感じるかもしれませんが、格安SIMに乗り換えるにあたっての必要な書類と手続きの流れは意外とシンプルです。

準備に必要なアイテム

格安SIMを契約する際に必要なアイテムは以下の通りです。

・本人確認書類
・クレジットカード
・MNP予約番号(MNPをする場合)

このうち、必ず用意しなければならないものは「本人確認書類」と「クレジットカード」です。

格安SIMはクレジットカードでの支払いに対応していても、口座振替やデビットカードでの支払いに対応していない場合もあります。

また、大手キャリアで使っていた電話番号をそのまま引き継ぐ「MNP(ナンバーポータビリティ)」を利用する場合は、あらかじめキャリアからMNP予約番号を取得しておく必要があります。

格安SIMに手続きするまでの流れ

続いて、実際に大手キャリアから格安SIMに乗り換える手続きの流れを見ていきましょう。

キャリアのポイントが残っているなら使い切る
大手キャリアを利用していると、そのキャリア専用のポイントが貯まります。

しかし、解約して格安SIMに乗り換えるとそのポイントはすべて消失します。

たくさんポイントが余っている場合はそのまま消失するともったいないので、格安SIMに乗り換える前に使い切りましょう。

MNP予約番号を取得する(MNPをする場合)
MNP(ナンバーポータビリティ)を利用して電話番号を引継ぐ場合は、あらかじめ大手キャリアからMNP予約番号を取得しておきます。

各キャリアとも、ショップに行けばMNP予約番号を取得できます。

ショップに足を運ぶ時間がないという人は電話で問い合わせましょう。

各キャリアの電話番号と受付時間は以下の通りです。
 電話番号受付時間
ドコモドコモの携帯:151
一般電話:0120-800-000
9:00-20:00
au0077-754709:00-20:00
ソフトバンクソフトバンクの携帯:5533
一般電話:0800-100-5533
9:00-20:00


また、ドコモの場合はパソコンからMy docomoにアクセスすることでMNP予約番号を取得できます。

auとソフトバンクでは電話と店頭以外の窓口では、ガラケーから取得可能です。

MNP予約番号には転出手数料が発生
MNP予約番号を取得するとMNP転出手数料が発生します。

転出手数料はドコモが2,000円、auとソフトバンクが3,000円で、翌月に利用料金と合わせて請求されます。

なお、MNP予約番号の有効期限は取得してから15日です。

有効期限を過ぎると失効し、再び取得しないといけませんので余裕を持って手続きを進めましょう。

格安SIMを申し込む
格安SIMを申し込みます。

格安SIMのほとんどはインターネットから申し込みます。

MNPをする場合は、格安SIMを契約する際にさきほど取得したMNP予約番号が必要なので忘れないよう気をつけてください。

格安SIMを契約する際に、事務手数料がかかります。

ほとんどの場合は3,000円ですが、格安SIMによって違いがあるので、事前に確認しておきましょう。

どうしても対面での申し込みが必要という方は
格安SIMによっては家電量販店や実店舗からも申し込みができます。

対面によるサポートが欲しい場合や、回線が使えない不通期間を無くしたい場合は店舗で申し込みをしましょう

格安SIMの初期設定&回線切り替え
格安SIMを受け取ったら、SIMカードを端末に差し込んで初期設定を行いましょう。

基本的には、格安SIMに付属している説明書に従うだけで数分で完了します。

格安SIMによっては初期設定のあとに回線の切り替えが必要です。

説明書のマニュアルに沿って設定すれば大丈夫です。

格安SIMの乗り換えでの「不通」は過去の話
以前まではインターネットでMNPを利用して格安SIMを申し込むと、格安SIM業者側で回線の切り替えをしてからSIMカードを発送していました。

そのため、SIMカードが発送されてから家に届くまではそれまで使っていたキャリアのSIMカードが使えず、新しいSIMも届いていないため携帯が一切使えない「不通期間」がありました。

しかし最近では格安SIMが届くまでキャリアのSIMカードを利用でき、格安SIMが届いてから自分で回線の切り替えをすることで、不通期間なしで利用できる格安SIMが多くなっています。

不通期間をなくすためにも、なるべく自分で回線の切り替えができる格安SIMを選ぶようにしましょう。

回線を切り替える作業は案内に従えば問題なし
自分で回線を切り替える、と聞くと難しく感じますが、基本的には専用の番号に電話したり、マイページから手続きをするだけなので簡単です。

また、待ち時間が生じる可能性は高いですが、即日開通に対応している店舗やカウンターで契約すれば自分での作業が不安な方でも不通期間なしですぐに利用できます。

格安SIMで同じスマホを使うためのSIMロック解除


格安SIM 乗り換え

大手キャリアから格安SIMに乗り換える人の中には、それまで使っていたキャリアのスマホをそのまま使いたいという人も多いでしょう。

しかし、キャリアのスマホは必ずそのまま使えるわけではありません。

キャリアや発売した年代によっては乗り換える際にSIMロック解除が必要だったり、そもそもSIMロック解除ができなかったりします。

逆に、SIMロック解除をしないでそのまま使えるスマホもあるのです。


ここではキャリア別に格安SIMで使える端末や条件、利用できる格安SIMを紹介します。

docomoのスマホはそのまま使いやすい

大手キャリアのうち、最も格安SIMで使いやすいのドコモのスマホです。

格安SIMのほとんどはドコモの回線を利用しているため、ドコモ系の格安SIMであればSIMロック解除をせずに利用できます。

また、一部の端末はSIMロック解除をすることでau系の格安SIMも利用できます。


ドコモの場合で格安SIMが利用できる主なモデルは以下の通りです。

・Android:Xperia XZ Premium / Xperia XZs / Galaxy S8 / AQUOS R / ARROWS NX
・iPhone:iPhone 5c/ 5s / 6s / 6s Plus / 7 / 7 plus

ドコモ端末のSIMロック解除
ドコモの端末のSIMロック解除を行うには以下の条件があります。

・2015年5月以降に発売された端末、もしくは2011年4月~2015年4月の間に発売された端末であること
・2015年5月以降に発売された機種の場合は、購入してから100日経過していること
・解約している場合は、購入から100日経過しており、なおかつ解約からは100日経過していないこと

ただし、対象回線で過去にSIMロック解除実績があり、かつ前回のSIMロック解除から100日経過した場合であれば、端末購入日から100日経過していなくてもSIMロック解除ができます。

2015年5月以降のものはパソコンからでもSIMロック解除可能
2015年5月以降発売かつ契約中の端末の場合はドコモショップ、電話窓口、パソコンからSIMロック解除ができます。

電話窓口やドコモショップの場合は3,000円のSIMロック解除料がかかりますが、パソコンから解除した場合は無料です。

パソコンからの解除はMy docomoの「ドコモオンライン手続き」から24時間受付で簡単にできます。

パソコンからのSIMロック解除手続きがオススメです。


ドコモショップ限定での対応のケース
2011年4月~2015年4月までに発売された端末およびすでに解約している端末の場合はドコモショップのみでSIMロック解除ができます。

その際には、窓口でSIMロック解除手数料3,000円を支払わないといけません。

ドコモの端末が利用できる主な格安SIM
ドコモの端末がそのままでも利用できる、主な格安SIMは以下の通りです。

・BIGLOBE SIM
・DMMモバイル
・FREETEL
・IIJmio(タイプD)
・LINEモバイル
・NifMo
・OCN モバイル ONE
・イオンモバイル
・マイネオ(ドコモプラン)
・楽天モバイル

auは「au VoLTE」対応かどうかが重要

ドコモと異なり、auの場合はやや複雑です。

auの端末をau系の格安SIMで使う場合は、まずその端末がauのLTE回線を利用して音声通話をする「au VoLTE」に対応しているか非対応かを確認します。

VoLTE対応と非対応で使うSIMが異なる
VoLTE対応の場合は「VoLTE SIM」を使わないと電話ができませんし、VoLTE非対応の場合は3G回線で電話を行う「LTE SIM」を選ばないといけません。

auの端末はSIMロックを解除してもドコモ系のSIMで使えないことも
また、auのAndroid端末をSIMロック解除しても、ドコモ系の格安SIMでは使えないことが多いです。

端末によってはau回線の周波数帯に特化している端末が多いからです。

auの場合で格安SIMが利用できる主なモデルは以下の通りです。

・Android:ARROWS Z / HTC 10 / GALAXY S7 edge / AQUOS U / Xperia XZ
・iPhone:iPhone 5c/ 5s / 6 / 6plus / 6s / 6s Plus / 7 / 7 plus

この中のAndroid端末のうち、ARROWS Zはau VoLTEに非対応なので、LTE SIMのみ利用できます。

それ以外はすべてVoLTE対応なので、SIMロック解除をしたうえでVoLTE SIMを利用しなければなりません。

iPhoneについては5c~6 plusまではLTEのみ、それ以外はLTEとVoLTEの両方に対応しています。

ただし、VoLTE SIMを使う場合はSIMロック解除が必要です。

どちらのSIMを利用するのか間違えないように気をつけましょう。

au端末のSIMロック解除
au端末のSIMロック解除を行うには以下の3つの条件があります。

・2015年以降に新たにauで発売されたSIMロック解除機能対応の端末であること
・機種購入日から181日以降であること
・ネットワーク利用制限中でないこと

これらの条件を満たしていれば、パソコン・スマホおよびショップでSIMロック解除ができます。

ショップには端末と本人確認書類を持っていくだけで解除ができますが、3,000円の手数料がかかるので基本的にはパソコンかスマホから自分で解除するのがオススメです。

パソコン・スマホからのSIMロック解除は「My au」にアクセスし、「サポート」→「ご契約内容に関する手続き」→「SIMカードに関するご案内」→「SIMロック解除のお手続きはこちら」→「SIMロック解除可否の確認」→「この内容で申し込み」の順に選択すれば完了です。

auの端末が利用できる主な格安SIM
auの端末が利用できる主な格安SIMは以下の通りです。

・IIJmio(タイプA)
・mineo(Aプラン)
・UQ mobile


この他にもSIMロック解除した一部のAndroid端末やiPhone 6s以降であればドコモ系の格安SIMでも利用できます。

格安SIM各社のサイトには動作確認済みの機種が公表されていますので、申し込み前に確認しましょう。

ソフトバンク

乗り換えの際に最も自由が利かないのがソフトバンクです。

まず、ソフトバンク系の格安SIMは数が少なく、しかもデータ通信しかありません。

格安SIMに乗り換える場合はSIMロックを解除してドコモ系かau系の格安SIMを使う必要があります。

ソフトバンクのiPhone以外のSIMロック解除には要注意
ソフトバンクのAndroid端末はソフトバンク専用に作られているため、SIMロック解除してドコモ系の格安SIMを利用すると、電波が繋がりにくいことがあります。

なお、iPhoneの場合はSIMロック解除さえすればドコモやauの回線でも問題なく使えるので安心です。

ソフトバンクの場合で格安SIMが利用できる主なモデルは以下の通りです。

・Android:Xperia XZ / AQUOS Xx3 mini / DIGNO F / Nexus 6P
・iPhone:6s / 6s Plus / 7 / 7 plus

ソフトバンク端末のSIMロック解除
ソフトバンク端末のSIMロック解除を行うには以下の条件があります。

・SIMロック解除機能を搭載していること
・2015年5月以降に発売された機種については、購入日より181日経過していること
・ネットワーク利用制限中でないこと
・解約済みの場合、解約後90日以内であること

SIMロック解除はショップかMy SoftBankから手続きをします。

ショップで手続きすると他社と同様に3,000円の手数料がかかるので、基本的にはMy SoftBankから解除しましょう。

なお、2015年4月までに発売された機種はショップのみで手続き可能です。

My SoftBankから手続きする場合は「契約情報の確認」→「SIMロック解除手続」→「IMEI(製造番号)」を入力する→「解除手続きをする」という流れて完了です。

なお、ソフトバンクの場合は解除手続をしただけではSIMロック解除が完了しません。

ショップもしくはMy SoftBankで解除手続きをしたあとに、他社のSIMカードを挿すと自動で完了します。

ソフトバンクの端末が利用できる主な格安SIM
ソフトバンクの端末が利用できる主な格安SIMは以下の2つです。

・b-mobile s
・U-mobile S


この2つはソフトバンク回線を利用する数少ない格安SIMですが、音声通話もなく料金も割高です。

SIMロック解除をすれば、ソフトバンク端末でもドコモやauの回線を利用する格安SIMが利用できます。


ただし、ソフトバンクのAndroidの場合は電波が入りづらかったりするので、別途SIMフリー端末を購入するのが無難でしょう。

主な格安SIMのサービスの特徴と乗り換え時の注意点
ここまでに、いくつかの格安SIMを紹介してきました。

主な格安SIMの特徴や注意点を簡単にまとめていますので、格安SIMを選ぶ際の参考にしてください。
格安SIM特徴注意点
BIGLOBEYouTubeなどが使い放題のエンタメフリー・オプションがある高速通信のオン/オフができない
DMMモバイル月額料金が業界最安値低速通信時に3日間の速度制限あり
FREETEL従量課金制のプランがある、音声SIMも最低利用期間なしプラン内容が複雑でわかりにくい
IIJmioドコモ回線とau回線を選べる、家族向けのお得なプランがあるau回線はSIMロック解除したVoLTE端末のみ利用可能
LINEモバイルLINEやSNSが使い放題、
LINEの年齢認証ができる
大容量プランがない
NifMoバリュープログラムで料金が安くなる、@niftyの他サービスとまとめるとお得になる高速通信のオン/オフができない
OCN モバイル ONE日単位で通信容量が割り当てられるプランがある、10分かけ放題が他社より安い通信速度が遅い
イオンモバイル全国のイオン店舗で取り扱っている、29種類の豊富なプランプラン変更などの手続きは電話か店舗でしか出来ない


格安SIMの初心者の方にはユーザーへのサポートが充実しているmineo(マイネオ)のような格安SIMがオススメです。

mineo公式サイト

格安SIMでもLINEもテザリングも可能!乗り換えの9つの注意点


格安SIM 乗り換え

格安SIMには料金が安くなる、契約期間の縛りが少ないといったメリットがたくさんありますが、注意すべきこともあります。

格安SIMを契約する際は、大手キャリアとの違いを必ず把握しておきましょう。

格安SIMと大手キャリアとの違いや変わらない点を以下にまとめました。


LINEの年齢認証
LINEモバイルのみ年齢認証が可能、それ以外の格安SIMではできない。

テザリング
SIMフリーのAndroid端末は可能。ドコモのAndroid端末一部端末を除き不可。

iPhoneはドコモ系の格安SIMとUQ mobileで利用できる。

通話料
電話をかける度に20円/30秒の通話料がかかる。ただし、最近ではかけ放題オプションを用意している格安SIMも多い。

SMS
SMSオプションもしくは音声通話SIMであればSMSが利用できる。受信は無料、送信は大手キャリアと同じ。

通信速度
一般的に大手キャリアよりも遅い。とくに昼や夕方など回線が混雑する時間帯は、格安SIMによっては極端に遅くなることも。

ワンセグ/フルセグ、おサイフケータイ
端末が対応していれば格安SIMでも利用可能。

家族割
UQ mobileやmineoなど、一部の格安SIMには用意されている。

端末補償
格安SIMによっては故障した端末を修理・交換してくれる端末補償が用意されているものがある。

解約手数料
格安SIMでも電話ができる音声プランの場合は最低利用期間(6〜12ヶ月)があることが多いです。

格安SIMによっては最低利用期間を設けてないので、契約時に確認しましょう。

まとめ:格安SIMは無駄のないタイミングでスタートしよう


格安SIM 乗り換え

今回は大手キャリアから格安SIMへの乗り換えについて解説しました。

乗り換えの手続き自体は決して難しいものではありませんが、キャリアによって内容が違ったり、解約するタイミングによって無駄な料金がかかったりします。

大手キャリアから格安SIMへ乗り換える際は、自分の契約内容をしっかり確認して適切なタイミングで解約するとともに、自分の用途や端末に合った格安SIMを選ぶようにしましょう。


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