【要チェック】今のうちに理解すべきコンテンツマーケティングとは

代理店や企業WEB担当者を問わず、マーケティングに関わる人は一度は耳にしたことがあるであろう『コンテンツマーケティング』という言葉。この『コンテンツマーケティング』は重要なマーケティングの一つとして今注目されており、業界問わず多くの企業様がコンテンツマーケティングにチャレンジしています。しかし、『どういったマーケティング手法なのか?』『そもそもやるべきなのか?』といった疑問を抱いている方も多く存在すると思います。

コンテンツマーケティング

本日は初級編として、『コンテンツマーケティング』の概要から昨今の背景、そして取り組みの進め方についてご紹介いたします。

コンテンツマーケティングとは


コンテンツマーケティングを端的に伝えると、『潜在的見込客を新規顧客に変えたり、顧客をリピートしてくれる優良顧客にするために、それぞれの"ステージ毎"に適切なメディアを使い、適切な内容のコンテンツを提供し、ユーザーとのエンゲージメントを築き、利益につながる行動を起こしてもらうこと』 だといえます。
やはり『マーケティング』というビジネス活動においては『利益を上げること』が1つの目的だと思いますので、コンテンツマーケティングにおいても当然、『利益を上げる』ために行うことを前提に実施すべきだと筆者は考えます。
尚、下記であげた『ステージ』とは、『カスタマーライフサイクル(購買サイクル)』という、顧客が企業から商品を購買するときの、顧客の購買意欲が高まっていく状態変化を段階的(ステージ)に表したものを指します。

■カスタマーライフサイクルの6つのステージ
・第1ステージ「認知」   :会社または商品/サービスのことを認知する
・第2ステージ「興味」   :商品やサービスに関してもっと知りたいという興味を持つ
・第3ステージ「評価・検討」:商品やサービスの購入を具体的に検討する
・第4ステージ「購買」   :商品やサービスを購入し新規顧客に変わる
・第5ステージ「継続」   :商品やサービスに満足した結果、リピート購入や継続利用をする
・第6ステージ「拡散」   :会社のファンになり積極的に友人や知人に広める

コンテンツマーケティングを勘違いし、「コンテンツを置いておけばいい」という考え方では失敗に繋がりますので、実施する上で顧客が『カスタマーライフサイクル(購買サイクル)』においてどの地点にいるかを整理することが大事となります。

コンテンツマーケティングに取り組む企業が増えている背景


マーケティング先進国のアメリカでは、実に9割の企業でコンテンツマーケティングの手法が取り入れられています。日本のマーケティングはアメリカと比べ2~3年遅れているといわれていますが、まさに今日本においてもコンテンツマーケティングがホットトピックとして取り上げられています。なぜコンテンツマーケティングが注目されているのか。その理由としては、以下の背景によるマーケティング環境を取り巻く環境変化が考えられます。

■コンテンツマーケティングが注目される背景
1.Googleによりサイトコンテンツの質が重視されるようになった
2.情報過多の中で、コンテンツをユーザに選ばれる、もしくは見つけてもらう必要が生じた
3.スマートフォンの普及により、コンテンツが身近になり、それをシェアし合う機会が増えた

これらについて、以下に掘り下げて解説いたします。

Googleのアルゴリズムの変化

これは『SEO』にもいえることですが、サイトの価値(掲載順位)を決めるアルゴリズムの変化によって、Googleは『サイトコンテンツ』の価値を重視してサイトを評価するようになりました。つまり、『質の高いコンテンツ』を持つサイトがユーザに見られるべきサイトとみなされ、検索した時にサイトが上位表示され、「質の高いコンテンツ」を持たないサイトは検索ユーザに見つけてもらえなくなりつつあります。
また、ユーザをサイトに呼ぶためにリスティング広告などを用いて集客を行ったとしても、「質の高いコンテンツ」がないため直帰率が高まり、結果ユーザー視点という観点からGoogleにおけるサイトの評価は低下する、という悪循環に繋がります。

情報の氾濫による、情報の取捨選択

現在ではネットの普及により個人でも情報発信が簡単に行えるようになり、企業も膨大な情報を発信し続けています。しかし、そのために様々な情報がWEB上に氾濫しており、それ故にビッグデータに熱い視線が注がれ、キュレーションサービスが盛り上がっています。
この情報過多の時代の中でも、ネットリテラシーの高い方は欲しい情報にアクセスする術を持っていますが、実際はそういった術を持たない方が大多数です。だからこそサイトには『質の高いコンテンツ』を用意することで数ある情報の中からネットリテラシーの高い層に選んでもらい、そうでない層には見つけてもらう必要があります。

ユーザの情報消費的観点

情報に対してユーザの取る反応も変化しており、その例としてユーザは良いと感じた情報をSNSでシェアするようになりました。その要因の一つとしては、世の中がスマートフォンなどのモバイル中心の世界に変化していったことがあげられます。スマートフォンやタブレットの普及により、ユーザは時間と場所を選ばずいつでも情報に触れることができるようになりました。スマホの接触時間は今やPCを越え、人々はゲームやニュースなどのコンテンツや情報を楽しみ、シェアし合う機会が増加しています。


コンテンツマーケティングを進める上での全体プロセス


さきほど『カスタマーライフサイクル(購買サイクル)』について説明しましたが、コンテンツマーケティングを進める上では、自社の商品やサービスと照らし合わせた上でこのサイクルを理解し、ステージ毎に存在する『ユーザー(顧客)のペルソナ』を理解し、『提供するコンテンツ』を変えていく必要があります。 具体的には以下のようなプロセスで進めていくことになります。

■コンテンツマーケティングを進める際のプロセス
・1.調査、分析によるターゲットの想定
・2.コンテンツ、および接触チャネルのプランニング
・3.コンテンツ制作
・4.効果検証によるコンテンツの継続的な改善
・5.見込み客の育成(リードナーチャリング)
・6.販売

コンテンツマーケティングで最も重要なのは、ターゲットとなるユーザーにできるだけたくさんの『気付き』を与え、その商品・ブランドの『価値』を十分知ってもらった上で、自身の『冷静な判断』で商品を購入するユーザーを増やすことです。 何故なら、それだけ価値を理解しているユーザーであれば、企業側のサポートコストも削減されますし、商品を購入した時点で、ユーザー(顧客)は既に商品のファンですので、クチコミもしてくれやすく、継続的な利用も期待でき、『企業の利益』に対して大きな貢献となります。
そういった意味で、コンテンツマーケティングでは未来のお客様となる『見込み客の育成(リードナーチャリング)』が大事となってきます。

※リードナーチャリングとは
見込み客に対して、アプローチを段階的に行い、徐々に購入意識を育てていくこと。BtoB分野では購買の意思決定において時間がかかり、集団で決断する傾向が強いため、見込み客との中長期的な関係作りが重要となっている。また、BtoC分野においてもマンション購入やウェディングなど、高額な取引や慎重に検討するサービスにおいてよく使われる。

出典:Markezine

最後に

いかがでしょうか。本日は初級編として、『コンテンツマーケティング』の概要から昨今の背景、そして取り組みの進め方についてご紹介いたしました。 コンテンツマーケティングは決して簡単にできるものではなく、『企業利益』のもと緻密な設計の上で推し進めていく必要があります。ぜひコンテンツマーケティングを『正しく理解』して頂き、今後のマーケティング活動に活かして頂ければ幸いです。

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